2021年　第22週(令和3年5月31日から令和3年6月6日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（194）　　インフルエンザ定点（296）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症前週よりも減少」

　第22週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,914例であり、前週比3.0%減であった。定点あたり報告数の第1位はRSウイルス感染症で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、突発性発しんの順で、定点あたり報告数はそれぞれ4.84、3.12、0.73、0.53、0.35である。
　RSウイルス感染症は前週比4%減の938例で、南河内8.81、大阪市南部8.28、大阪市西部8.20、泉州6.79、三島5.00であった。
　感染性胃腸炎は前週比7%減の605例で、泉州5.47、南河内4.63、大阪市南部4.33である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比4%減の141例で、中河内2.35、大阪市南部1.56、南河内0.69であった。
　咽頭結膜熱は前週比30%増の103例で、大阪市北部1.29、大阪市南部0.78、北河内0.68である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第22週(令和3年5月31日から令和3年6月6日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	1	0	0	0	0	0	1	0	0	2
小児科	RSウイルス感染症	70	85	91	53	141	75	129	48	82	15	149	938
	咽頭結膜熱	1	9	17	7	9	8	10	18	2	8	14	103
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	5	6	13	47	11	5	11	7	5	3	28	141
	感染性胃腸炎	48	56	69	63	74	40	104	41	14	18	78	605
	水痘	1	0	1	2	0	1	1	1	0	0	2	9
	手足口病	1	0	0	3	5	1	0	1	0	0	1	12
	伝染性紅斑	0	0	0	0	1	1	1	0	0	0	0	3
	突発性発しん	14	3	14	11	3	3	7	5	2	3	2	67
	ヘルパンギーナ	0	3	2	0	1	1	0	1	1	1	4	14
	流行性耳下腺炎	1	0	2	3	1	0	1	1	1	1	2	13
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	0	1	1	0	3	1	0	1	2	0	9
合計		141	162	210	190	246	138	265	123	108	51	280	1914
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0