2021年　第8週(令和3年2月22日から令和3年2月28日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症増加続く」

　第8週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 978例であり、前週比 1.3%減であった。前年同週比では 47.7％減（2020年第8週 1,869例）であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.07、0.76、0.54、0.28、0.13であった。
　感染性胃腸炎は前週比 4%減の 602例で、中河内4.80、泉州4.05、大阪市南部4.00、南河内3.88、北河内3.38である。
　RSウイルス感染症は前週比 14%増の 148例で、大阪市北部4.71、大阪市東部2.73、泉州0.40である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比 3%減の 105例で、中河内0.95、大阪市南部0.94、泉州0.85であった。
　咽頭結膜熱は前週比 4%減の 25例で、大阪市北部0.36、南河内0.25、堺市0.16であった。
　インフルエンザは6例で、定点あたり報告数は0.02であり、昨年同週（2020年第8週 3,249例）に比して著減した状態が続いている。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第8週(令和3年2月22日から令和3年2月28日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	1	0	0	0	0	2	3	0	0	6
小児科	RSウイルス感染症	3	0	10	7	4	1	8	66	3	41	5	148
	咽頭結膜熱	0	2	3	2	4	3	3	5	1	1	1	25
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	3	5	18	19	6	4	17	6	6	5	16	105
	感染性胃腸炎	65	33	88	96	62	31	81	33	22	23	68	602
	水痘	2	0	9	0	2	0	4	2	2	2	1	24
	手足口病	0	0	0	2	0	0	0	1	0	0	0	3
	伝染性紅斑	0	0	0	1	1	1	0	0	0	1	0	4
	突発性発しん	9	2	17	4	8	3	5	4	1	1	0	54
	ヘルパンギーナ	0	2	0	1	0	0	0	0	0	0	1	4
	流行性耳下腺炎	0	0	1	1	0	0	0	1	1	0	1	5
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	1	1	0	0	0	0	0	0	2	0	4
合計		82	45	147	133	87	43	118	118	36	76	93	978
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0