2021年　第3週(令和3年1月18日から令和3年1月24日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症　さらに増加」

　第3週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は940例であり、前週比33.7%増であった。前年同週比では43.8％減（2020年第3週1,672例）であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん・RSウイルス感染症、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ2.95、0.55、0.39、0.22であった。
　感染性胃腸炎は前週比26%増の579例で、中河内5.60、大阪市南部4.47、北河内4.46、南河内4.06、大阪市西部2.40である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比20%増の107例で、泉州1.40、中河内0.85、北河内0.77であった。
　RSウイルス感染症は前週比130%増の76例で、大阪市北部1.64、大阪市南部1.41、大阪市東部0.73であった。
　咽頭結膜熱は前週比105%増の43例で、泉州0.65、北河内0.42、中河内0.25である。
　インフルエンザは2例で、定点あたり報告数は0.01であり、昨年同週に比し著減した（2020年第3週 5,569例）。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第2週(令和3年1月18日から令和3年1月24日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	1	0	0	1	0	0	0	0	2
小児科	RSウイルス感染症	0	0	2	10	0	0	6	23	0	11	24	76
	咽頭結膜熱	0	3	11	5	2	1	13	1	1	3	3	43
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	2	5	20	17	12	1	28	5	1	9	7	107
	感染性胃腸炎	41	40	116	112	65	18	46	27	24	14	76	579
	水痘	1	3	5	3	2	2	4	0	0	1	3	24
	手足口病	0	0	1	3	0	0	1	3	0	0	0	8
	伝染性紅斑	0	0	1	0	0	0	0	2	0	0	0	3
	突発性発しん	8	2	16	8	9	3	11	6	3	4	7	77
	ヘルパンギーナ	1	2	0	1	0	0	1	0	1	0	2	8
	流行性耳下腺炎	2	0	1	0	3	3	0	0	0	0	0	9
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1
	流行性角結膜炎	1	0	1	0	1	0	0	1	1	0	0	5
合計		56	55	174	160	94	28	110	68	31	42	122	940
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	1	0	0	0	0	0	0				1
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0