2021年　第11週(令和3年3月15日から令和3年3月21日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症さらに増加」

　第11週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,197例であり、前週比0.5％増で、前年同週比6％増（2020年第11週1,129例)であった。
　報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ3.34、1.49、0.60、0.34、0.12である。
　感染性胃腸炎は前週比9％減の654例で、南河内5.44、中河内4.75、泉州4.30、北河内3.54、大阪市北部3.43であった。
　RSウイルス感染症は23％増の292例で、大阪市北部7.43、大阪市東部2.27、中河内2.00である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は14％増の117例で、中河内1.70、大阪市南部1.00、泉州0.90であった。
　咽頭結膜熱は 11％減の24例で、大阪市北部0.43、中河内0.30、大阪市東部0.27である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第11週(令和3年3月15日から令和3年3月21日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	1
小児科	RSウイルス感染症	7	1	50	40	30	3	5	104	10	34	8	292
	咽頭結膜熱	1	0	2	6	1	2	2	6	0	4	0	24
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	3	4	17	34	4	4	18	9	6	1	17	117
	感染性胃腸炎	59	56	92	95	87	37	86	48	23	19	52	654
	水痘	0	1	0	1	1	0	8	2	2	2	4	21
	手足口病	1	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	2
	伝染性紅斑	0	0	1	1	0	0	1	0	0	0	0	3
	突発性発しん	8	3	11	11	7	6	9	1	3	4	4	67
	ヘルパンギーナ	1	2	3	0	0	0	0	0	0	0	0	6
	流行性耳下腺炎	1	0	1	0	2	1	2	0	0	1	0	8
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	0	1	0	1	0	0	1	0	0	0	3
合計		81	67	178	189	133	53	131	171	44	65	85	1197
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	1	0	0	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0