2021年　第19週(令和3年5月10日から令和3年5月16日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（194）　　インフルエンザ定点（296）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症今後の動向に注意」

　第19週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 1,534例であり、前週比 52.8％増(第17週比では2.9%減、以下同じ)であった。
　報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 3.55、2.77、0.73、0.31、0.24である。
　感染性胃腸炎は前週比 70.1％増(4.4%減)の689例で、南河内5.94、泉州5.26、三島3.82、中河内3.80、大阪市西部3.60であった。
　RSウイルス感染症は 24.2％増(7.4%減)の538例で、南河内4.88、北河内4.76、大阪市北部4.14である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 110.4％増(4.4%増)の141例で、中河内2.35、北河内1.08、大阪市南部1.00であった。
　咽頭結膜熱は 67.9％増(増減なし)の47例で、泉州0.53、大阪市東部0.43、中河内0.40である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第19週(令和3年5月10日から令和3年5月16日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1
小児科	RSウイルス感染症	37	15	119	21	78	42	75	58	36	19	38	538
	咽頭結膜熱	3	0	7	8	3	2	10	1	0	6	7	47
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	2	8	27	47	7	8	15	3	3	3	18	141
	感染性胃腸炎	51	65	80	76	95	58	100	39	36	25	64	689
	水痘	2	1	3	4	2	1	2	0	2	1	1	19
	手足口病	0	2	3	1	2	1	3	1	0	0	2	15
	伝染性紅斑	0	0	1	0	2	0	0	0	0	0	0	3
	突発性発しん	9	6	7	8	6	1	7	4	1	5	7	61
	ヘルパンギーナ	0	2	0	0	0	0	1	0	0	0	0	3
	流行性耳下腺炎	1	0	3	0	0	0	5	1	0	0	2	12
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	1	0	1	1	1	0	0	1	0	1	0	6
合計		106	99	251	166	196	113	218	108	78	60	139	1534
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0