2021年　第15週(令和3年4月12日から令和3年4月18日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（195）　　インフルエンザ定点（297）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症大幅に増加」

　第15週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,666例であり、前週比32.5％増であった。
　報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ3.95、3.19、0.66、0.35、0.15であった。
　感染性胃腸炎は前週比24.4％増の770例で、南河内7.94、泉州5.45、三島4.65、大阪市南部4.50、大阪市北部4.29であった。
　RSウイルス感染症は53.8％増の623例で、大阪市北部8.00、南河内5.56、北河内4.68であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は25.2％増の129例で中河内2.05、泉州1.05、大阪市南部0.89であった。
　咽頭結膜熱は前週と同数の30例で、大阪市北部0.57、中河内0.40、泉州0.20であった。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第15週(令和3年4月12日から令和3年4月18日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
小児科	RSウイルス感染症	42	10	117	68	89	18	46	112	43	34	44	623
	咽頭結膜熱	1	1	1	8	2	0	4	8	1	2	2	30
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	1	5	18	41	8	6	21	5	4	4	16	129
	感染性胃腸炎	59	79	63	67	127	74	109	60	28	23	81	770
	水痘	0	3	3	2	1	0	2	0	0	1	3	15
	手足口病	0	0	1	0	0	0	1	2	0	0	0	4
	伝染性紅斑	0	0	2	0	0	1	0	0	0	0	0	3
	突発性発しん	9	4	9	8	13	1	10	6	1	2	5	68
	ヘルパンギーナ	0	4	3	1	0	1	0	1	0	0	0	10
	流行性耳下腺炎	0	0	3	1	1	0	1	3	0	0	1	10
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	1	1	1	0	0	0	0	0	0	1	0	4
合計		113	107	221	196	241	101	194	197	77	67	152	1666
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0