2021年　第14週(令和3年4月5日から令和3年4月11日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（194）　　インフルエンザ定点（296）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症　増加傾向継続」

　第14週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,257例であり、前週比9.0％増であった。
　報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ3.19、2.09、0.53、0.32、0.15である。
　感染性胃腸炎は前週比17％増の619例で、南河内5.75、大阪市北部4.93、三島4.18、中河内4.10、泉州3.35であった。
　RSウイルス感染症は9％増の405例で、大阪市北部5.07、南河内4.50、北河内3.64である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は7％増の103例で、中河内1.00、大阪市南部0.94、北河内0.80であった。
　咽頭結膜熱は38％減の30例で、大阪市北部0.36、中河内・泉州共に0.30である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2021年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2021年　第14週(令和3年4月5日から令和3年4月11日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
小児科	RSウイルス感染症	17	8	91	43	72	11	26	71	11	40	15	405
	咽頭結膜熱	0	3	1	6	3	1	6	5	0	4	1	30
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	0	7	20	20	4	7	12	4	3	10	16	103
	感染性胃腸炎	60	71	53	82	92	37	67	69	21	15	52	619
	水痘	2	0	4	3	1	1	1	2	1	1	1	17
	手足口病	0	0	0	1	1	0	0	0	0	0	1	3
	伝染性紅斑	1	0	0	0	3	1	1	0	0	0	0	6
	突発性発しん	9	0	10	12	5	5	7	1	6	4	4	63
	ヘルパンギーナ	0	1	0	1	0	0	0	0	0	0	0	2
	流行性耳下腺炎	0	0	1	0	2	0	1	0	0	0	0	4
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	2	0	1	1	1	0	0	0	0	0	0	5
合計		91	90	181	169	184	63	121	152	42	74	90	1257
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0