2020年　第46週(令和2年11月9日から令和2年11月15日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（299）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「水痘増加」

　第46週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は752例であり、前週比8.0%増であった。昨年同週比65.7％減（2019年第46週2,190例）と少ない状況である。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、ヘルパンギーナ、水痘・咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.98、0.54、0.39、0.30、0.23であった。
　感染性胃腸炎は前週比7%増の388例で、中河内3.70、南河内2.69、大阪市南部2.53、泉州2.15、三島2.06である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比10%減の106例で、中河内1.15、北河内0.92、大阪市南部0.71であった。
　ヘルパンギーナは前週比17%減の59例で、南河内1.56、三島0.35、中河内0.30である。
　水痘は前週比44%増の46例で、三島0.53、大阪市北部0.43、北河内0.38であった。
　咽頭結膜熱は前週比29%増の45例で、北河内0.42、泉州0.35、大阪市東部0.33であった。
　インフルエンザは6例減の2例であり、昨年同週比99.2％減（2019年第46週 254例）と少ない状況である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第46週(令和2年11月9日から令和2年11月15日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1	0	2
小児科	RSウイルス感染症	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	2	3
	咽頭結膜熱	4	1	11	4	3	3	7	4	0	5	3	45
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	7	5	24	23	3	5	14	5	1	7	12	106
	感染性胃腸炎	24	35	47	74	43	28	43	27	6	18	43	388
	水痘	3	9	10	5	1	4	4	6	0	1	3	46
	手足口病	1	0	0	0	0	0	2	0	0	1	0	4
	伝染性紅斑	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	突発性発しん	8	4	8	12	15	4	7	5	2	5	7	77
	ヘルパンギーナ	2	6	7	6	25	3	3	1	1	1	4	59
	流行性耳下腺炎	2	2	2	0	2	1	2	2	0	1	0	14
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	2	3	1	1	2	1	0	0	0	0	10
合計		51	64	112	125	93	50	84	50	10	39	74	752
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0