2020年　第23週(令和2年6月1日から令和2年6月7日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（195）　　インフルエンザ定点（299）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「小児科・眼科定点疾患の報告数　昨年の同時期に比べ、大幅な減少」

　第23週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は522例であり、前週比11.3%増であった（2019年第23週 4,098例、前年比 87.3％減)。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、突発性発しん、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、水痘、手足口病の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.49、0.47、0.37、0.10、0.08であった。
　感染性胃腸炎は前週比25%増の291例で、南河内2.94、中河内2.15、泉州1.85、三島1.59、堺市1.39である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比9%増の73例で、南河内0.56、泉州0.55、三島0.53、大阪市北部、北河内共に0.50であった。
　水痘は前週比11%増の20例で、中河内0.20、北河内0.19、豊能0.18である。
　手足口病は前週比38%減の15例で、大阪市南部0.22、北河内0.19、南河内0.13であった。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第23週(令和2年6月1日から令和2年6月7日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	0	0	3	0	0	3
小児科	RSウイルス感染症	0	0	0	0	0	0	0	2	1	0	0	3
	咽頭結膜熱	0	0	0	2	1	0	0	2	0	0	0	5
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	2	9	13	8	9	2	11	7	3	1	8	73
	感染性胃腸炎	21	27	32	43	47	25	37	17	9	11	22	291
	水痘	4	1	5	4	2	1	0	1	1	1	0	20
	手足口病	0	1	5	0	2	1	2	0	0	0	4	15
	伝染性紅斑	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1	2
	突発性発しん	17	2	8	12	8	5	13	7	6	5	9	92
	ヘルパンギーナ	0	2	0	0	1	0	4	0	0	0	1	8
	流行性耳下腺炎	0	1	2	1	3	0	0	0	2	0	1	10
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1	1	3
合計		44	43	67	70	73	34	67	36	22	19	47	522
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	1	0	0	0	0	0	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0