2020年　第22週(令和2年5月25日から令和2年5月31日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数
小児科定点（195）　　インフルエンザ定点（298）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「小児科・眼科定点疾患の報告数　昨年の同時期に比べ、大幅な減少」

　第22週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は469例であり、前週比15.8%増であった（2019年第22週 3,584例、前年比 86.9％減)。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、突発性発しん、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、流行性角結膜炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ1.19、0.38、0.34、0.12、0.12であった。
　感染性胃腸炎は前週比0.4%減の233例で、南河内2.06、中河内2.05、泉州1.55、大阪市北部1.29、北河内1.23である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比26%増の67例で、泉州0.60、大阪市北部0.50、大阪市南部0.44である。
　手足口病は前週比380%増の24例で、南河内0.38、北河内0.27、大阪市南部0.17であった。
　流行性角結膜炎は前週比500%増の6例で、泉州0.33、南河内0.25、三島0.25である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2020年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2020年　第22週(令和2年5月25日から令和2年5月31日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
小児科	RSウイルス感染症	0	1	0	0	0	0	0	1	0	0	0	2
	咽頭結膜熱	0	1	1	1	0	0	3	0	0	0	0	6
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	5	5	8	8	6	4	12	7	2	2	8	67
	感染性胃腸炎	14	18	32	41	33	14	31	18	3	8	21	233
	水痘	1	3	4	1	0	0	3	1	1	1	3	18
	手足口病	0	2	7	1	6	2	2	0	0	1	3	24
	伝染性紅斑	3	0	1	0	1	1	0	0	1	0	0	7
	突発性発しん	11	3	10	13	7	1	10	4	4	2	9	74
	ヘルパンギーナ	0	2	1	0	0	1	12	0	2	0	0	18
	流行性耳下腺炎	0	0	3	0	2	5	0	1	1	1	0	13
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1
	流行性角結膜炎	1	1	1	0	1	0	2	0	0	0	0	6
合計		35	36	68	65	56	29	75	32	14	15	44	469
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0