2019年　第52週(令和元年12月23日から令和元年12月29日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数　　小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（300）　　眼科定点（51）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「インフルエンザ　注意報レベル超え続く」

　第52週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は2,857例であり、前週比5.4%減であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、伝染性紅斑の順で、定点あたり報告数はそれぞれ8.09、3.02、0.72、0.69、0.50であった。
　感染性胃腸炎は前週比5%減の1,594例で、南河内12.19、大阪市西部10.78、中河内9.70、北河内9.04、大阪市北部8.57である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比13%減の594例で、南河内5.00、北河内4.70、泉州4.05であった。
　RSウイルス感染症は前週比4%減の141例で、大阪市西部1.33、大阪市北部1.29、南河内1.13である。
　咽頭結膜熱は前週比20%増の136例で、大阪市南部1.33、中河内1.20、三島・南河内0.88であった。
　伝染性紅斑は前週比18%減の99例で、南河内1.50、泉州0.60、大阪市北部0.50である。

　インフルエンザは29%増の5,317例で、定点あたり報告数は17.72であった。大阪市
西部44.79、大阪市北部23.15、堺市19.93、南河内19.75、中河内17.73である。全ブロックで注意報レベルである10を超えた。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2019年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2019年　第52週(令和元年12月23日から令和元年12月29日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	542	277	600	532	474	578	583	463	627	294	347	5317
小児科	RSウイルス感染症	8	14	14	15	18	6	14	18	12	14	8	141
	咽頭結膜熱	6	15	18	24	14	7	13	4	4	7	24	136
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	36	25	127	47	80	66	81	32	23	17	60	594
	感染性胃腸炎	175	91	244	194	195	126	168	120	97	63	121	1594
	水痘	17	10	22	13	8	3	9	7	0	2	6	97
	手足口病	10	2	12	4	22	2	4	4	3	8	6	77
	伝染性紅斑	9	8	9	9	24	8	12	7	2	4	7	99
	突発性発しん	11	2	14	8	10	3	11	5	6	0	9	79
	ヘルパンギーナ	2	3	5	0	0	0	1	1	0	1	2	15
	流行性耳下腺炎	1	0	5	2	1	0	1	2	0	0	0	12
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	1
	流行性角結膜炎	1	1	0	1	1	3	1	1	0	1	2	12
合計		276	171	470	317	373	224	316	201	147	117	245	2857
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	1	0	0	0	0	0	0				1
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	1	2	0	0	0	3	0	2				8
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0