2019年　第51週(令和元年12月16日から令和元年12月22日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数　　小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（301）　　眼科定点（51）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「インフルエンザ　注意報レベル超える」

　第51週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は3,020例であり、前週比6.5%増であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、伝染性紅斑、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ8.51、3.47、0.75、0.61、0.57であった。
　感染性胃腸炎は前週比11%増の1,677例で、大阪市西部13.89、南河内12.75、大阪市北部11.00、中河内9.65、北河内9.37である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は1%減の684例で、北河内5.96、大阪市西部4.78、南河内4.56であった。
　RSウイルス感染症は20%増の147例で、南河内1.75、大阪市北部1.36、中河内1.25である。
　伝染性紅斑は10％増の121例で、南河内3.00、大阪市北部0.79、大阪市南部0.61であった。
　咽頭結膜熱は7%減の113例で、中河内1.25、三島0.82、大阪市南部0.72である。

　インフルエンザは65%増の4,120例で、定点あたり報告数は13.69であった。大阪市西部23.50、堺市21.34、南河内17.75、大阪市北部17.20、中河内13.45である。9ブロックで注意報レベルである10を超えた。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2019年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2019年　第51週(令和元年12月16日から令和元年12月22日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	421	194	500	417	426	619	416	344	329	190	264	4120
小児科	RSウイルス感染症	9	7	16	25	28	4	20	19	5	11	3	147
	咽頭結膜熱	4	14	14	25	8	6	11	8	4	6	13	113
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	39	40	161	54	73	70	72	42	43	19	71	684
	感染性胃腸炎	193	90	253	193	204	86	156	154	125	56	167	1677
	水痘	17	6	12	24	1	2	10	5	6	11	6	100
	手足口病	13	2	9	8	24	0	10	5	0	6	7	84
	伝染性紅斑	7	4	15	10	48	6	5	11	1	3	11	121
	突発性発しん	12	1	13	12	4	3	4	2	1	3	2	57
	ヘルパンギーナ	3	1	0	0	0	1	3	3	1	0	0	12
	流行性耳下腺炎	0	1	1	6	0	1	0	1	1	1	0	12
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	1	3	0	2	2	1	2	2	0	0	0	13
合計		298	169	494	359	392	180	293	252	187	116	280	3020
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	2	0	0				2
	マイコプラズマ肺炎	0	0	3	0	0	3	0	0				6
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0