2019年　第43週(令和元年10月21日から令和元年10月27日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数　　小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（301）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症　さらに減少」

　第43週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,744例であり、前週比3.9%減であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、伝染性紅斑の順で、定点あたり報告数はそれぞれ2.95、1.95、1.43、0.64、0.60であった。
　感染性胃腸炎は前週比3%減の581例で、南河内4.81、中河内4.55、泉州4.00、大阪市南部3.06、大阪市西部2.67である。
　RSウイルス感染症は前週比17%減の385例で、大阪市北部4.64、北河内3.37、大阪市西部2.89、南河内2.88であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比6%減の281例で、大阪市西部2.44、泉州1.90、堺市1.79である。
　手足口病は前週比15%減の125例で、南河内2.00、三島0.94、大阪市西部0.89であった。
　伝染性紅斑は前週比40%増の118例で、南河内1.56、泉州1.25、中河内0.90である。

　インフルエンザは10%増の77例で、定点あたり報告数は0.26であった。大阪市西部1.07、堺市0.41、北河内0.31、中河内0.26、豊能0.24である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2019年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2019年　第43週(令和元年10月21日から令和元年10月27日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	8	5	13	8	4	12	4	4	15	0	4	77
小児科	RSウイルス感染症	19	15	91	32	46	20	34	65	26	14	23	385
	咽頭結膜熱	11	6	10	8	7	5	10	3	5	3	4	72
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	20	17	41	29	26	34	38	20	22	13	21	281
	感染性胃腸炎	53	40	66	91	77	31	80	36	24	28	55	581
	水痘	6	4	11	9	7	1	4	7	4	4	6	63
	手足口病	15	16	15	7	32	10	4	4	8	1	13	125
	伝染性紅斑	3	5	10	18	25	9	25	8	5	2	8	118
	突発性発しん	6	3	11	11	6	5	4	6	2	1	7	62
	ヘルパンギーナ	4	2	1	8	5	2	4	5	0	0	7	38
	流行性耳下腺炎	1	0	1	2	3	0	0	0	1	2	0	10
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	0	1	2	2	1	1	0	0	2	0	9
合計		138	108	258	217	236	118	204	154	97	70	144	1744
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	1	0	0	0	0	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	1	2	1	2	0	1	0	0				7
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0