2019年　第40週(令和元年9月30日から令和元年10月6日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数　　小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（300）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症　減少続くも昨年同時期より高いレベル」

　第40週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は2,274例であり、前週比3.0%増であった。定点あたり報告数の第1位はRSウイルス感染症で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、伝染性紅斑の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.55、3.27、1.47、0.82、0.77であった。
　RSウイルス感染症は前週比8%減の695例で、大阪市北部7.15、大阪市西部5.00、南河内4.94、堺市4.26、北河内4.19である。
　感染性胃腸炎は14%増の640例で、南河内5.63、大阪市北部4.92、大阪市西部4.67であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2％増の288例で、中河内2.50、南河内2.25、大阪市西部2.22である。
　手足口病は3%減の161例で、南河内2.13、北河内1.26、大阪市北部・大阪市西部1.00であった。
　伝染性紅斑は26%増の151例で、泉州1.55、南河内1.19、大阪市北部1.08である。
　インフルエンザは3%増の93例で、定点あたり報告数は0.31であった。大阪市西部0.71、北河内0.62、大阪市北部0.47で、昨年同時期より、やや高いレベルが続いている。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2019年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2019年　第40週(令和元年9月30日から令和元年10月6日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	7	3	26	14	6	4	1	9	10	3	10	93
小児科	RSウイルス感染症	52	33	113	66	79	81	39	93	45	41	53	695
	咽頭結膜熱	5	7	14	8	11	6	5	0	2	3	7	68
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	16	14	42	50	36	26	28	8	20	24	24	288
	感染性胃腸炎	61	45	95	77	90	34	60	64	42	22	50	640
	水痘	7	2	5	10	12	2	5	8	4	1	2	58
	手足口病	9	15	34	8	34	11	9	13	9	8	11	161
	伝染性紅斑	9	4	16	20	19	14	31	14	3	7	14	151
	突発性発しん	9	2	19	10	10	4	8	6	4	2	6	80
	ヘルパンギーナ	9	18	21	4	5	2	5	8	6	2	9	89
	流行性耳下腺炎	0	0	2	3	7	0	4	2	2	1	0	21
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1
	流行性角結膜炎	1	2	0	4	5	0	4	0	2	2	2	22
合計		178	142	361	260	308	181	198	216	139	113	178	2274
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	1	1	0	1	0	1	0	1				5
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0