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2019年 第32週(令和元年8月5日から令和元年8月11日):大阪府

更新日:2022年7月15日

今週の報告定点数   小児科定点(197)  インフルエンザ定点(301)  眼科定点(52)  基幹定点(16)

今週のトピックス

「RSウイルス感染症 今後も注意」

 第32週、第33週のデータを合わせて報告するが、第33週は医療機関の実務日数が少なく、全体の報告症例数が通常の約1/3程度であった。
 第32週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は2,306例であり、前週比15.7%減である。報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナの順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.39、2.07、1.48、1.40、1.25であった。
 前週比で感染性胃腸炎は4%減、手足口病は40%減、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は5%増、RSウイルス感染症は23%増、ヘルパンギーナは26%減である。
 第33週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,185 例で、前週比48.6%減であった。
 報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナの順で、それぞれの定点あたり報告数は1.67、1.05、0.98、0.64、0.58である。
 前週比で感染性胃腸炎は前週比51%減、RSウイルス感染症は25%減、手足口病は53%減、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は57%減、ヘルパンギーナは53%減であった。今後もRSウイルス感染症の動向に注意が必要である。

感染症発生動向調査情報 (ブロック別・疾患別患者発生数)

2019年 第32週(令和元年8月5日から令和元年8月11日)
定点
科別
疾患別 豊能 三島 北河内 中河内 南河内 堺市 泉州 大阪市北部 大阪市西部 大阪市東部 大阪市南部 合計
小児科
内科
インフルエンザ 0 0 5 1 14 2 0 0 1 0 0 23
小児科 RSウイルス感染症 11 1 34 29 52 37 15 27 20 19 31 276
  咽頭結膜熱 7 4 15 8 30 5 10 4 5 1 20 109
  A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎
11 13 56 31 51 43 30 7 13 10 26 291
  感染性胃腸炎 48 36 132 109 132 40 56 29 26 14 46 668
  水痘 6 1 9 2 4 4 3 3 1 4 2 39
  手足口病 36 11 53 77 54 32 22 44 23 22 33 407
  伝染性紅斑 8 4 53 16 10 24 31 5 2 3 9 165
  突発性発しん 2 2 11 14 13 8 7 4 3 1 9 74
  ヘルパンギーナ 8 10 60 35 25 17 14 29 22 11 16 247
  流行性耳下腺炎 1 0 1 1 1 1 2 0 2 0 0 9
眼科 急性出血性結膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  流行性角結膜炎 1 0 2 6 1 5 2 0 2 2 0 21
合計 139 82 426 328 373 216 192 152 119 87 192 2306
基幹
定点
細菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  無菌性髄膜炎 0 0 0 0 0 0 0 0 0
  マイコプラズマ肺炎 0 0 2 0 0 0 0 0 2
  クラミジア肺炎
(オウム病を除く)
0 0 0 0 0 0 0 0 0
  感染性胃腸炎
(ロタウイルス)
0 0 1 0 0 0 0 0 1

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