2019年　第29週(令和元年7月15日から令和元年7月21日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数　　小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（301）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「夏型感染症（手足口病、ヘルパンギーナ）減少」

　第29週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は3,326例であり、前週比19.0%減であった。定点あたり報告数の第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、伝染性紅斑の順で、定点あたり報告数はそれぞれ6.01、3.78、1.89、1.80、1.29であった。
　手足口病は前週比30%減の1,184例で、大阪市北部9.23、大阪市西部8.10、北河内7.82、南河内7.25、大阪市南部7.00であった。
　感染性胃腸炎は14%減の745例で、南河内5.94、中河内5.65、北河内4.67である。
　ヘルパンギーナは14%減の373例で、大阪市北部4.31、大阪市西部2.90、北河内2.85であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は23%減の354例で、南河内3.31、中河内3.05、北河内2.63である。
　伝染性紅斑は19%増の255例で、北河内3.44、堺市1.79、泉州1.70であった。
　第6位のRSウイルス感染症は21%増の140例で、3週連続で増加している。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2019年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2019年　第29週(令和元年7月15日から令和元年7月21日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	0	1	7	1	5	1	1	6	3	1	0	26
小児科	RSウイルス感染症	0	1	28	17	37	14	8	15	3	15	2	140
	咽頭結膜熱	7	5	21	18	19	8	4	6	9	2	10	109
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	25	13	71	61	53	45	21	11	15	9	30	354
	感染性胃腸炎	69	51	126	113	95	47	70	39	34	40	61	745
	水痘	12	1	10	6	5	5	2	5	3	6	2	57
	手足口病	127	87	211	124	116	53	63	120	81	76	126	1184
	伝染性紅斑	12	13	93	12	9	34	34	20	2	10	16	255
	突発性発しん	7	2	15	10	14	8	8	10	2	3	0	79
	ヘルパンギーナ	30	29	77	26	29	26	20	56	29	20	31	373
	流行性耳下腺炎	0	2	2	1	2	0	3	0	0	0	1	11
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	0	2	1	2	3	1	3	2	3	0	2	19
合計		289	206	655	390	382	241	236	284	181	181	281	3326
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	2	0	0				2
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	0	0	0	0				0