2019年　第24週(令和元年6月10日から令和元年6月16日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数　　小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（300）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「手足口病　府内全域で増加続く」

　第24週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は4,648例であり、前週比13.4%増であった。定点あたり報告数の第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、伝染性紅斑の順で、定点あたり報告数はそれぞれ10.05、5.61、2.86、2.02、0.95であった。
　手足口病は前週比42%増の1,979例で、南河内20.38、大阪市北部13.08、泉州12.90、中河内11.25、堺市10.90で、大阪市東部を除く全ブロックで警報レベル開始基準値の5を超えている。
　感染性胃腸炎は前週比11%減の1,106例で、南河内10.19、北河内7.11、中河内7.00であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比14%減の564例で、南河内5.38、堺市3.79、中河内3.75である。
　ヘルパンギーナは前週比52%増の397例で、大阪市北部4.15、南河内3.25、堺市3.05であった。
　伝染性紅斑は前週比11%増の188例で、北河内2.15、泉州1.50、堺市1.37である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2019年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2019年　第24週(令和元年6月10日から令和元年6月16日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	14	2	11	11	5	10	8	4	19	5	7	96
小児科	RSウイルス感染症	3	4	9	6	10	3	0	3	2	4	10	54
	咽頭結膜熱	10	13	26	16	14	22	10	7	3	13	17	151
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	54	26	99	75	86	72	36	16	16	24	60	564
	感染性胃腸炎	151	78	192	140	163	59	80	81	43	33	86	1106
	水痘	10	6	8	6	4	1	4	4	2	9	5	59
	手足口病	114	125	233	225	326	207	258	170	80	61	180	1979
	伝染性紅斑	9	4	58	21	11	26	30	8	4	4	13	188
	突発性発しん	11	6	16	17	8	5	13	4	0	5	12	97
	ヘルパンギーナ	43	18	50	24	52	58	44	54	15	9	30	397
	流行性耳下腺炎	2	3	6	9	2	2	3	3	2	2	2	36
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	1	0	1	0	0	0	0	2
	流行性角結膜炎	3	4	0	2	0	2	4	0	0	0	0	15
合計		410	287	697	541	677	457	483	350	167	164	415	4648
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	1	0	0	1	2	0	0				4