2019年　第9週(平成31年2月25日から平成31年3月3日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数　　小児科定点（199）　　インフルエンザ定点（302）　　眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「インフルエンザ　減少続く」

　第9週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は2,434例であり、前週比0.9%増であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、伝染性紅斑の順で、定点あたり報告数はそれぞれ6.60、2.76、0.99、0.48、0.43であった。
　感染性胃腸炎は前週比6%減の1,314例で、南河内12.06、泉州10.48、中河内7.05、北河内6.52、大阪市北部6.50である。
　Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比8%増の550例で、南河内4.69、中河内3.35、大阪市南部3.22、堺市3.05、北河内3.04であった。
　RSウイルス感染症は前週比15%増の197例で、北河内1.67、南河内1.31、大阪市西部・中河内1.20である。
　咽頭結膜熱は前週比27%増の95例で、中河内1.10、三島0.88、北河内0.63であった。
　伝染性紅斑は前週比4%増の86例で、大阪市西部1.20、中河内0.65、豊能0.59である。
　インフルエンザは30%減の1,381例で、定点あたり報告数は4.57であった。大阪市西部8.47、南河内7.21、堺市5.00となり、全てのブロックで減少が続いている。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2019年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2019年　第9週(平成31年2月25日から平成31年3月3日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	153	96	209	124	173	145	111	68	127	67	108	1381
小児科	RSウイルス感染症	9	8	45	24	21	18	19	13	12	15	13	197
	咽頭結膜熱	5	15	17	22	4	8	10	2	2	3	7	95
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	59	24	82	67	75	58	57	38	22	10	58	550
	感染性胃腸炎	124	73	176	141	193	97	220	91	35	61	103	1314
	水痘	12	1	12	9	12	5	4	5	1	3	6	70
	手足口病	4	0	9	5	1	0	2	3	4	7	1	36
	伝染性紅斑	13	7	13	13	3	2	7	3	12	4	9	86
	突発性発しん	11	2	12	8	6	0	9	6	3	2	2	61
	ヘルパンギーナ	0	1	1	0	0	0	1	1	0	0	0	4
	流行性耳下腺炎	0	1	1	1	3	4	0	1	2	0	0	13
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	3	1	1	2	1	0	0	0	0	0	0	8
合計		240	133	369	292	319	192	329	163	93	105	199	2434
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	2	0				2
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	1	0	0	0	2	0				3
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	4	1	0	0	1	1	7	8				22