2019年　第17週(平成31年4月22日から平成31年4月28日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数　　小児科定点（197）　　インフルエンザ定点（301）　　眼科定点（52）　　基幹定点（16）

今週のトピックス

「手足口病　5週連続増加」

　第17週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は3,382例であり、前週比6.8%増であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ8.62、2.91、1.85、1.02、0.75であった。
　感染性胃腸炎は前週比2%増の1,698例で、北河内13.11、南河内11.81、大阪市北部10.46、大阪市南部8.83、豊能8.27である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比2%増の574例で、南河内8.81、北河内3.44、大阪市南部3.17であった。
　手足口病は前週比49%増の365例で、北河内6.00、中河内3.10、大阪市北部2.92である。
　RSウイルス感染症は前週比22%減の201例で、南河内2.31、大阪市西部2.30、北河内1.15であった。
　咽頭結膜熱は前週比36%増の148例で、中河内1.25、泉州1.00、北河内0.89である。

　インフルエンザは18%増の760例で、定点あたり報告数は2.53であった。南河内3.29、北河内3.24、豊能3.21である。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2019年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2019年　第17週(平成31年4月22日から平成31年4月28日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	109	54	136	87	79	47	42	52	42	59	53	760
小児科	RSウイルス感染症	12	10	31	14	37	14	20	14	23	9	17	201
	咽頭結膜熱	10	12	24	25	14	16	20	6	1	11	9	148
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	36	21	93	60	141	50	45	28	20	23	57	574
	感染性胃腸炎	182	131	354	165	189	79	155	136	78	70	159	1698
	水痘	7	2	7	9	2	7	18	3	2	3	1	61
	手足口病	9	19	162	62	10	17	10	38	8	16	14	365
	伝染性紅斑	24	8	24	15	4	14	15	15	6	8	11	144
	突発性発しん	16	4	20	20	16	10	9	8	6	3	14	126
	ヘルパンギーナ	0	4	7	1	0	7	1	5	0	0	2	27
	流行性耳下腺炎	3	1	2	3	1	3	1	0	2	1	2	19
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	1	0	2	0	0	0	0	3
	流行性角結膜炎	1	1	1	0	5	2	3	0	1	2	0	16
合計		300	213	725	374	420	219	299	253	147	146	286	3382
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	1	0	0	0	0				1
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	1	10	0	6	2	7	3	1				30