2019年　第12週(平成31年3月18日から平成31年3月24日)：大阪府

更新日：2022年7月15日

今週の報告定点数　　小児科定点（199）　　インフルエンザ定点（304）　　眼科定点（52）　　基幹定点（17）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症　増加さらに続く」

　第12週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は2,320例であり、前週比10.3％減であった。定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、伝染性紅斑、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ6.15、2.30、1.24、0.51、0.47である。
　感染性胃腸炎は前週比13%減の1,223例で、南河内9.25、泉州8.76、中河内7.75、北河内6.82、豊能6.77であった。
　Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎は15％減の458例で、南河内4.94、中河内3.35、大阪市南部3.11、堺市2.42、泉州2.33である。
　RSウイルス感染症は8％増の247例で、大阪市北部2.86、北河内1.93、大阪市南部1.44、大阪市西部1.40、南河内1.31であった。
　伝染性紅斑は26％増の101例で、大阪市北部1.14、中河内0.95、豊能0.68である。
　咽頭結膜熱は2％減の93例で、中河内1.85、北河内0.67、三島0.47であった。
　インフルエンザは10％減の504例で、定点あたり報告数は1.66である。南河内5.13、大阪市東部1.82、泉州1.68、大阪市西部1.60であった

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2019年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2019年　第12週(平成31年3月18日から平成31年3月24日)
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	50	32	36	39	123	40	57	28	24	40	35	504
小児科	RSウイルス感染症	12	6	52	21	21	13	26	40	14	16	26	247
	咽頭結膜熱	3	8	18	37	4	5	7	2	2	3	4	93
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	35	26	55	67	79	46	49	25	9	11	56	458
	感染性胃腸炎	149	75	184	155	148	58	184	77	52	47	94	1223
	水痘	6	5	9	5	3	1	10	4	7	1	1	52
	手足口病	1	2	20	9	0	1	1	4	0	3	8	49
	伝染性紅斑	15	4	10	19	5	6	11	16	1	2	12	101
	突発性発しん	7	5	9	10	5	1	2	10	4	1	3	57
	ヘルパンギーナ	0	1	7	0	0	0	0	0	0	0	0	8
	流行性耳下腺炎	0	0	0	3	3	2	3	3	2	1	1	18
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
	流行性角結膜炎	1	2	1	0	2	1	1	4	0	1	1	14
合計		229	134	365	326	270	134	294	185	91	86	206	2320
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	マイコプラズマ肺炎	0	0	0	0	0	0	1	2				3
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	9	1	0	2	1	2	13	6				34