平成26年度の業務実績に関する評価結果

(全体評価結果)
　地方独立行政法人堺市立病院機構における平成26年度の全体評価の結果は、『全体として中期計画の達成に向けて計画どおり順調に進捗している』である。

(判断理由)
　平成26年度の業務実績に関する評価については、4ページ以降に示すように、第1から第4までの4つの大項目について、全て「評価A（中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる）」と判断した。
　この大項目評価の結果に加え、平成26年度は理事長及び院長のリーダーシップのもと定着させたPDCAサイクルを活用し、効率的・効果的な病院経営を行っており、特に、　

• 地域の医療機関との連携・役割分担のもと、新病院で開設する救命救急センターの設置に向けた基盤づくりを含めた救急医療や小児・周産期医療、感染症医療など、市立堺病院として担うべき医療に取り組み、その役割を果たしたこと。
• がん診療をはじめ、チーム医療による高度専門医療の提供を推進するとともに、医療の質の更なる向上や患者にとってわかりやすい医療情報の提供に向け取り組んだこと。
• 入院収益等の収入を増加させ、昨年度に引き続き、平成26年度決算においても経常収支が黒字となり、3か年連続で目標を達成したこと。

　などから、平成26年度の業務実績の評価は、「全体として中期計画の達成に向けて計画どおり順調に進捗している」とした。