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令和3年度業務実績に関する評価結果

更新日:2022年8月31日

評価結果の概要

全体評価結果とその判断理由

(全体評価結果)
 地方独立行政法人堺市立病院機構における令和3年度の全体評価の結果は、『 全体として中期計画の達成に向けて計画どおり順調に進捗している』 である。
(判断理由)
 令和2年1月の新型コロナウイルス感染症の国内感染の確認以降ウイルスは新たな株へと変異しながら、これまでに第1波から第6波まで感染の波を繰り返し、現在も予断を許さない状況が続いている。
 そのような状況の中、堺市立総合医療センターにおいては、通常診療への影響を最小限に抑えながら、また、職員への負担にも配慮を行いながら、行政と連携し長期間にわたり新型コロナウイルス感染症に対し、予防、検査、治療、相談等多岐にわたり対応を行ってきた。
 令和3年度の業務実績に関する評価に当たっては、これらの実績を、長引く新型コロナウイルス感染症による影響を考慮して令和3年9月に改訂した年度計画に基づき行った。

 令和3年度の業務実績に関する評価については、下表に示すように第1から第4までの4つの大項目について、全て「評価A(中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる)」と判断した。この結果に加え、次に記載の重点ウエイト小項目3つのうち2つの項目が評価5、残り1項目が評価4を取得していることを考慮し全体評価を行った。重点ウエイト小項目の評価の概要は次のとおり。

1.救急医療について
 新型コロナウイルス感染症の重症患者受け入れのため、一時的に救急患者の受入れ停止を公表する こととなったが、その期間中も患者の状態に合わせ自院での受入れや他院への受入れ調整を行うなど、患者への影響を最小限に抑えた。
 救急搬送応需率は目標指標を達成し、新型コロナウイルス感染症拡大前と変わらない数値を維持している。また、地域医療機関との救急患者受入の輪番体制構築や、新型コロナウイルス感染症の流行下における救急告示病院連絡会で中心的な役割を果たすなど、地域の救急医療体制の充実に貢献した。(評価5)

2.がんへの対応について
  術前、術後の補助療法を組み合わせた集学的治療の実施や、強度変調放射線治療(IMRT)や定位放射線治療による高精度放射線治療、画像下治療(IVR)の多様な活用等質の高いがん医療の提供を行った。また、がん相談、転院相談、在宅・ホスピスに関する相談件数は前年を大きく上回っており、相談しやすい体制が推進した。(評価4)

3.安定的な経営の維持について
 後方支援病院の確保などによる効率的な病床運用や、診療報酬請求体制の強化による増収と、診療材料費の価格交渉、在庫医薬品の適正管理による経費削減が効果を上げていることに加え、新型コロナウイルス感染症患者の受入れ病床確保補助金等の収入確保により非常に高い経常収支比率を達成した。(評価5)

大項目 評価結果
第1 市民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する事項 A 年度計画を達成し、中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる。
第2 業務運営の改善及び効率化に関する事項 A 年度計画を達成し、中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる。
第3 財務内容の改善に関する事項 A 年度計画を達成し、中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる。
第4 その他の業務運営に関する重要事項 A 年度計画を達成し、中期計画の実現に向けて計画どおり進んでいる。

2.令和3年度の業務実績に関する評価結果報告書

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