人を対象とする医学系研究に関する情報公開について
更新日:2025年4月8日
感染症発生動向調査事業に基づく病原体検査に検体を提供された方へ
食中毒・集団胃腸炎の行政検査を受けられた方へ
市内の医療機関で、感染症法に基づく感染症発生動向調査事業の対象の感染症と診断された場合、その一部について、当所で病原体の検査を実施しています。また、食中毒および集団胃腸炎の発生時に、保健所からの依頼に基づき、病原微生物および原因物質の検査を行っています。
ご提供いただきました検体や情報及び分離した病原体につきましては、検査終了後、ウイルス検査法の検証、評価、ウイルスの性状解析や流行解析の研究に利用させていただくことがあります。これらの研究は当所倫理審査部会の承認を受けており、ご提供いただきました検体や分離菌株、ウイルス株の情報は匿名化処理を行い、ご提供者の氏名や住所などが特定できないよう安全管理措置を講じたうえで取り扱っています。
ご提供いただきました検体や情報が検査以外の研究に利用される事を好まれない方は、遠慮なく当所ご連絡ください。研究対象から除外します。ただし、中止を希望されたとき、すでに研究結果が公表されていた場合は、結果を破棄することができない場合がありますのでご了承ください。
また下記の研究課題に関するご質問等につきましても、当所までご相談ください。
問い合わせ先
堺市衛生研究所
電話:072-238-1848
ファックス:072-227-9991
〒590-0953 堺市堺区甲斐町東3丁2-8
E-mail: eiken@city.sakai.lg.jp
現在実施中の研究課題
下水サンプル及び臨床サンプルを用いたウイルスの流行解析
- 研究期間
令和7(2025)年4月1日~令和10(2028)年3月31日
- 検体採取期間
平成26(2014)年4月1日~令和10(2028)年3月31日
- 研究責任者
堺市衛生研究所 総括研究員 三好 龍也
- 試料・情報の管理責任者
堺市衛生研究所 所長 野田 雅一
- 研究概要
ノロウイルスやエンテロウイルスなどのウイルスについて、下水から検出されるウイルスと患者から検出されるウイルスを合わせて解析することにより、ウイルスの流行解析を行います。
- 研究に用いる試料、情報の種類
試料:糞便等
情報:臨床症状、年齢、性別等
感染症の原因ウイルスの検出及び詳細な性状解析に関する研究
- 研究期間
令和7(2025)年4月1日~令和10(2028)年3月31日
- 検体採取期間
平成17(2005)年4月1日~令和10(2028)年3月31日
- 研究責任者
堺市衛生研究所 総括研究員 三好 龍也
- 試料・情報の管理責任者
堺市衛生研究所 所長 野田 雅一
- 研究概要
ウイルス検査法の検証、評価を行います。また、検出されたウイルスの詳細な性状解析を行うことにより、ウイルスの流行解析を行います。
- 研究に用いる試料、情報の種類
試料:糞便、咽頭ぬぐい液等
情報:臨床症状、年齢、性別等
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