御廟山古墳・ニサンザイ古墳探索
更新日:2019年11月14日
最寄駅
- JR阪和線 百舌鳥・三国ヶ丘
- 南海高野線 三国ヶ丘
みどころ
前方後円墳
方墳
円墳
前方後円墳(帆立貝形)
1.いたすけ古墳 世界文化遺産 構成資産
前方後円墳
西向きの古墳です。古墳の上に大きな木が少ないので形が良くわかります。
今から約50年前に古墳の土取り工事で壊されそうになりましたが、市民運動によって保存された古墳です。南側の橋が壊れているのはその時の名残です。
古墳の中心部から出土したカブト形埴輪は市の文化財保護のシンボルマークになっています。この埴輪(複製品)は現在、堺市博物館に展示されています。
2.御廟山古墳 世界文化遺産 構成資産
前方後円墳
西向きの古墳の中では2番目の大きさです。濠は一重ですが、元々は二重の濠であったと考えられています。陪塚のカトンボ山古墳(消滅)からは大量の石製模造品(カマ、斧、子持勾玉、剣形、円盤形など)が出土しています。
3.百舌鳥八幡宮
毎年仲秋の名月の日にくり出す「ふとん太鼓」は有名です。月見祭とも呼ばれています。
うっそうとした境内と重厚なたたずまいは歴史の古さを感じさせます。また、本殿右前にある楠木は幹囲り5.2メートル、樹高25メートルで樹齢は700年とも800年ともいわれている名木です。大阪府の天然記念物にも指定されています。
4.ニサンザイ古墳 世界文化遺産 構成資産
前方後円墳
西向きの古墳の中では最大の大きさで全国でも7番目に大きい古墳です。
現在は一重の濠ですが、二重の濠があったことが調査でわかっています。
前方部が広く、どっしりと安定感のある古墳で、反正天皇陵古墳(田出井山古墳)のほぼ4倍の大きさです。また、築造時期もほぼ同じため、こちらを反正天皇陵古墳と考えている説もあります。
前方部の濠の土堤が中央部で外側にふくらんでいる(写真下部)のは、かつて濠の水を灌漑水に使っていた時の樋口の名残です。
地図
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