旧丹治商会社屋、門及び煉瓦塀
更新日:2018年12月4日
登録区分
登録有形文化財
説明
旧丹治商会は、屋根瓦製造を生業としていた、旧「舳松(へのまつ)村」の瓦師・丹治利右衛門が創業した煉瓦(れんが)製造会社で、旧丹治商会社屋はその社屋であったと伝えられていますが、平成29年に改装されて、現在はイタリアンレストランとして活用されています。
社屋は南面して建ち、煉瓦造、2階建、外壁化粧煉瓦張で、正面玄関や西玄関上部等、要所にステンドグラスを設けるなど瀟洒(しょうしゃ)な意匠でまとめられています。
敷地内には、前庭を囲うように門及び煉瓦塀(れんがべい)が配され、いずれも明治時代後期の建築と考えられます。
周辺には、関連建物と考えられる煉瓦造の蔵や煉瓦塀が残されており、それらと共に歴史的景観を今に伝えています。
外観全景(越智嗣夫建築研究室 提供)
内観(越智嗣夫建築研究室 提供)
所在地
堺市堺区永代町1丁7-1
登録年月日
平成30年11月2日
構造及び大きさ、建築年代
- 社屋‐煉瓦造二階建、銅板葺、58平方メートル、明治後期
- 門‐石造、間口2.1メートル、明治後期
- 煉瓦塀‐煉瓦造、総延長18メートル、明治後期
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