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小倉家住宅洋館、門

更新日:2022年3月11日

登録区分

 登録有形文化財

説明

 南海本線浜寺公園駅東側一帯は、大正7年(1918)、地元地主を中心とした浜寺土地株式会社により、住宅地へと開発されていった地域です。小倉家住宅は、その一画に建つ住宅で、大正8年(1919)頃、小倉大四郎氏が和風木造2階建て住宅付きの土地を購入したと伝わり、昭和7年(1932)に、その敷地内に洋館と門を増築しました。建築にあたっては、大阪市内に事務所を構える池田谷建築事務所が設計しており、府知事に提出した「建築認可申請書」や日記帳、建設中の様子などが撮影された16ミリフィルムが現在も多数残っています。

 洋館は、当時流行していたスパニッシュ瓦やスクラッチタイルを用い、洋風好みであった施主の意向を十二分に取り入れた個性的な意匠を持ちます。大正時代に新たに開発された浜寺の住宅地では、当時、個性的な住宅が次々と建築されており、この洋館もそれらを物語るひとつです。昭和初期に建築されたスパニッシュスタイルの上質な洋館建築として、また浜寺の景観を構成する上で欠くことができない建造物です。

 門は、随所に日本建築の要素を用いており、大変特徴的です。建築時には既に敷地内には和風木造住宅が建築されており、洋館部とあわせて違和感のない和洋折衷の設計が行われたものと考えられます。

 いずれについても、登録有形文化財登録基準(2)の「造形の規範となっているもの」に該当し、大変貴重です。

所在地

 堺市西区浜寺昭和町5丁579番地2

登録年月日

 令和3年10月14日

構造および大きさ、建築年代

  • 洋館 ‐ 鉄筋コンクリート造2階建、建築面積65平方メートル、昭和7年(1932)建築
  • 門 ‐ 鉄筋コンクリート造、銅板葺、間口4.91m、左右袖塀付、昭和7年(1932)建築

このページの作成担当

文化観光局 文化部 文化財課

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ファクス:072-228-7228

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