衝角付冑型埴輪
更新日:2020年12月24日
指定区分
堺市指定有形文化財
説明
本資料は、国史跡「いたすけ古墳」の後円部で発見されたもので、5世紀中ごろの武人が使用していた鉄製の三角板革綴衝角付冑(さんかくいたかわとじしょうかくつきかぶと)を写実的に模した形象埴輪(けいしょうはにわ)です。本来は甲冑形(かっちゅうがた)埴輪の冑部分にあたるものであり、類例の中では大形品に属しています。また、衝角付冑型埴輪としてほぼ完存する例は、全国的にも稀なものです。
本埴輪は、市民運動により破壊の危機からまぬがれて保存されたいたすけ古墳より出土したことから、堺市の文化財シンボルマークとしても使用されており、文化財保護の重要さを語る象徴としても、その歴史的価値は非常に高いものがあります。
衝角付冑型埴輪(いたすけ古墳出土)
出土地
堺市北区百舌鳥本町3丁338他 いたすけ古墳
地図情報は「堺市e-地図帳」(外部リンク)をご覧ください。)
所在地
堺市南区稲葉1丁3142 文化財課分室 (堺市博物館貸出中)
所有者
堺市
法量
高さ 27.3センチメートル
指定年月日
平成13年12月20日
時代
古墳時代
このページの作成担当
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