日部神社神門
更新日:2021年10月15日
指定区分
堺市指定有形文化財
説明
日部(くさべ)神社神門は、安土桃山時代の様式を受け継ぐ17世紀前期の四脚門(しきゃくもん)です。
旧八坂神社の門で、棟の鬼瓦に「貞享元年」(1684)の箆書(へらがき)が見られるものの、建立年代は定かではありません。
柱上の実肘木(さねひじき)や木鼻、控え柱間の中備蟇股(なかぞなえかえるまた)などの細部意匠には、輪郭の力強さが認められ、また面取りの大きい控え柱等の軸部が太く安定感に優れています。
四脚門の遺構が数少ない大阪府下において、安定した形式を持ち、建立年代が江戸時代初期にまで遡る可能性の有る門として、大変貴重な遺構です。
宗教法人 日部神社
特徴
四脚門、切妻造、本瓦葺
時代
江戸時代
指定年月日
平成20年7月17日
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