板状五輪塔婆
更新日:2024年10月29日
指定区分
大阪府指定有形文化財
説明
立体的な普通の五輪塔とは異なり花崗岩(かこうがん)の側面を五輪塔形に加工してあることから、形式的には板状五輪塔に区分されています。上から空輪、風輪、火輪、水輪、地輪と続く各輪の正面には、キャ・カ・ラ・バ・アの梵字(ぼんじ)が刻まれ、地輪の下部には正和2年の年号が見られることから、その年に建てられたものと考えられます。
堺市内にある五輪塔では最も古いと思われ、しかも板状という珍しい形をしているところが、この塔の特徴といえます。
*文化財保護・管理の観点から、一般公開はしておりませんので、あしからずご了承ください。
板状五輪塔婆
堺市
特徴・大きさ
一基 花崗岩 高さ112.0センチメートル、幅18.0センチメートル、厚さ14.5センチメートル
時代
正和2年(1313年)
指定年月日
府規則・昭和37年10月22日
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