阿弥陀三尊図
更新日:2021年10月15日
指定区分
堺市指定有形文化財
説明
高麗(こうらい)時代(918から1392年)には、朝鮮半島において仏教が隆盛し、仏教寺院の建立・修復などが盛んにおこなわれ、それにともなって多数の仏画が製作されました。
高麗時代の仏画には、赤・緑を基調とした濃厚な色彩と金泥を多用する点、朱の衣に配された細かい金泥円文、独特な桃色を施した体など、いくつかの特徴がみられます。
本作品は、日本に伝来している高麗仏画のなかでも最も古い時代に作られた例に属するものと思われます。平成8年度には、修復をおえて、色鮮やかに蘇りました。
一幅
構造
絹本著色
大きさ
166.7センチメートル×88.9センチメートル
時代
高麗時代
指定年月日
平成6年(1994)6月24日指定
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