鉄炮鍛冶屋敷に伝わる青龍鉾(せいりゅうぼこ)人形を修復後初めて一般公開します
更新日:2026年5月13日
修復前
修復後
鉄炮鍛冶屋敷の資料調査で発見された青龍鉾人形は、菅原神社の祭礼鉾「青龍鉾」に付属する人形です。損傷が激しかったことから、令和6年度に修復のためのクラウドファンディングを実施し、約2年の歳月をかけ修復を行いました。
このたび、200年の時を経て往年の姿によみがえった青龍鉾人形を、修復後初めて鉄炮鍛冶屋敷(町家歴史館井上関右衛門家住宅)で一般公開します。
同人形は、収納箱の蓋に記された墨書から、江戸時代の文政7年(1824)に鉄炮鍛冶屋敷が所在する地域の住民の寄附によって制作されたことが分かる大変貴重な文化財です。
ぜひご来館いただき、鮮やかな衣装をまとった青龍鉾人形をご覧ください。
修復完了記念展示 よみがえった青龍鉾人形
日時
6月10日(水曜)~7月20日(月曜・祝)
会場
鉄炮鍛冶屋敷 (堺市堺区北旅籠町西1丁3-22)
展示概要
堺市では現在、だんじりやふとん太鼓の祭礼が盛んですが、江戸時代の堺、特に現在の「環濠エリア」では、京都市の祇園祭の山鉾のような「祭礼鉾」が曳行されていました。これまで知られていたのは、堺南庄の氏神である開口神社の「大小路鉾」で、堺市博物館には古写真等の資料を参考に復元されたものが常設展示されています。
堺北庄の氏神である菅原神社の八朔祭(旧暦八月一日に開催される祭り)においては、これまで実物資料は確認されていませんでしたが、平成26年から実施した、鉄炮鍛冶屋敷に伝わる資料の調査過程において、「青龍鉾」の本体と思われる部材、幕類、 鉾頭(ほこがしら)、青龍鉾人形が発見されました。
今回の展示では修復後の青龍鉾人形や収納箱を展示し、保存修理過程の映像を上映します。
【参考】堺市博物館で復元展示されている大小路鉾
主な展示資料
・青龍鉾人形(修復後)
・青龍鉾人形収納箱の蓋(裏に墨書銘あり)
・保存修理過程の映像
収納箱の蓋
青龍鉾人形が収められていた箱の蓋裏には、中浜一丁目(現在の北旅籠町西1丁付近)の世話人たちの名前や、文政7年(1824)に堺の人形細工人である柳弥助によって作られたことが墨書されています。
関連イベント 文化財課学芸員によるミニ講座
日時・申込方法
日時:6月21日(日曜)午後2時から(1時間程度)
場所:鉄炮鍛冶屋敷
内容:青龍鉾人形の歴史や今回の修復に関して解説します。
参加費用:無料(別途入館料は必要)
定員:35人(先着順)
申込方法:電話またはFAXで町家歴史館にお申し込みください。【電話・FAX(共通)】 072-228-1501
※申込開始日時:6月3日(水曜)午前10時
鉄炮鍛冶屋敷の利用案内
| 開館時間 | 午前10時~午後5時(入館は4時30分まで) |
|---|---|
| 休館日 | 火曜日(祝日の場合は翌日) |
入館料 |
500円(20人以上の団体は400円) |
| アクセス | 阪堺電気軌道阪堺線「高須神社」停留場より西へ約300メートル |
堺市e-地図帳(外部リンク)はこちらからご確認ください。
主催
堺市
このページの作成担当
文化観光局 歴史遺産活用部 文化財課
電話番号:072-228-7198
ファクス:072-228-7228
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館5階
(文化財課分室)〒590-0156 堺市南区稲葉1丁3142
