教育委員会事務局 予算要求方針

　新たな時代を切り拓いていくためには、子どもたちが夢や希望を抱くことができるような教育を推進していかなければならない。次代を担う人材を育成することが、堺のまちを将来にわたって発展させていくことになる。

　予算要求にあたっては、国・府の動向、本市の上位計画、議会をはじめとした市民ニーズや教育現場の実情等を踏まえた上で、現在の教育委員会の課題と本来あるべき姿(目標)から、事業の「選択と集中」を戦略的に行うとともに、次に掲げる5つの政策について重点的に予算要求を行った。

　家庭や地域、関係諸機関と連携して心の教育を推進し、豊かな心と健やかな体の育成、秩序と活気のある学びの場づくりに一層取り組む。

　幼児教育から義務教育9年間の一貫した教育システムによって、それぞれの発達段階に応じて「総合的な学力」を育成し、子ども一人一人の個性や能力を伸ばす。

　学校のチーム力を高めるとともに、「情熱」「指導力」「人間力」を備えた教職員を確保・育成する。

　学校・家庭・地域が協働した取組を推進するとともに、家庭や地域社会での学びを支援する。

　子どもたちが安全・安心で、うるおいのある学校生活を送ることができるよう、教育環境を充実する。