第17回堺市景観賞(平成29年度)
更新日:2019年6月27日
堺市内の優れた景観に資する建築物や工作物、屋外広告物、まちなみ及び良好な景観形成に貢献する活動について、その事業関係者を堺市長が表彰、あるいは優良なものとして認定する「堺市景観賞」の受賞建築物などが決まりました。この賞は、市民や事業者の皆様の景観形成に対する意欲を高め、今後も魅力ある都市空間の形成を進めていくためのものです。
今回は7月3日から8月31日まで募集を行い、皆様からの多数の推薦・応募がありました。ありがとうございました。
その中から、建築物等部門1件、小規模建築物部門3件、まちなみ部門1件、景観活動部門1件、特別賞1件(歴史的建造物部門)及び堺すてきサイン9件が選ばれました。
総評
堺市景観賞選考委員会会長 藤本英子
第17回は、従来の建築物等,歴史的建造物,景観活動部門に加え、新たに小規模建築物部門、堺すてきサインの選定を行った。応募数51件の中から、審査員による選考と市民による投票から二次選考に進んだものについて、現地確認後に最終審査を実施した。建築物等部門では、『ファイブヒルズ欅』が低層の集合住宅で街には閉じながらも、道路に提供している外苑が、地域貢献として評価された。初の小規模建築物部門では、匠を尽くした豪邸から、小規模の敷地を活かした家まで、それぞれの価値が評価され、いずれも譲り難く3件を選ぶに至った。歴史的建造物にあたる『佐助』は、さらなる補修に期待しつつ、惜しくも特別賞となった。府立農芸高校については、道路に面して整備された「門・百年の丘」について評価しながらも、学生たちによるツツジ並木維持への情熱に心打たれ、景観活動部門として評価した。まちなみ部門は、公共が維持してきた街路樹であるが、今後の行政内での景観意識の向上に一役買えれば幸いである。
景観賞受賞・認定一覧
建築物等部門
小規模建築物部門
まちなみ部門
景観活動部門
特別賞(歴史的建築物等部門)
堺すてきサイン
今回、堺市内の優れたサイン(看板等の屋外広告物)を『堺すてきサイン』として認定する新たな部門を設けました。
多数のご応募・ご推薦を頂き、「周辺のまちなみや建物との調和、地域の魅力向上、個性ある良質なデザインや工夫、人々を楽しませ、潤いを与える、必要最小限の表示で必要な情報をわかりやすく発信」といった観点から、9つの素敵なサインが選ばれました。
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