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1.はじめに

更新日:2012年12月19日

 南海本線浜寺公園駅及び諏訪ノ森駅西駅舎は、それぞれ明治40年、大正8年に建築された歴史的建造物であり、平成10年に国の登録有形文化財となっている。
 しかし、今般、南海本線連続立体交差事業に伴い、両駅舎が支障となるとともに、新駅舎が建設されることから両駅舎の保存及び活用が課題となっている。

 本市では、こうした貴重な財産である文化財を保存し継承するために、平成3年に「堺市文化財保護条例」を制定し、市内における文化財の指定や調査、保存・活用などの活動を行うと同時に、国、所有者、市民等と一体となり、地域の個性あるまちづくりの一助となるような取組みを進めている。

 こうした中で、平成18年度に駅舎の保存活用のあり方を考える取組みとして、地元市民などによる市民ワークショップ・勉強会を開催し、「駅舎保存活用に向けて(市民ワークショップからの提案)」がまとめられ、平成19年度に学識経験者、鉄道事業者、市民で構成する「浜寺公園駅及び諏訪ノ森駅駅舎保存活用懇話会」を開催し、両駅舎を保存し、活用するための検討を行い、実現に向けた方策としてまとめられたものが、本市に提案された。
 本構想は、これまでの経緯を踏まえ、駅舎の保存活用の考え方や方向性を明らかにすることで、今後、市民、鉄道事業者、堺市等、様々な主体が連携しながら、それぞれの役割をもち、具体的な取組み進めていくための方針を明確化することを目的に策定するものである。

浜寺公園駅駅舎・諏訪ノ森駅西駅舎の位置図

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