小中支援学校 宿泊学習時学校体制支援実施要項
更新日:2024年4月15日
1.事業内容
小中学校の支援学級、支援学校に在籍する車いすや補装具を使用している、または心臓疾患がある児童生徒が参加する宿泊学習(以下、「宿泊学習」という。)に他学年等の教員が引率する場合、校内の指導体制を支援するサポーターの活用回数を配当する。
2.対象
宿泊学習参加に伴い、他学年等の教員が引率するため、校内の指導体制確保のためのサポーター活用を必要とする学校
3.実施期間
各年度の1学期の始業式 ~ 3学期の終業式
4.活用内容
宿泊学習が行われている際の校内支援学級や通常の学級における教育活動の支援を行う。
5.活用条件
サポーターの活用時間は、学校の課業時間内を基本とし、1回3時間程度とする。なお、1日の活用は、午前・午後の2回を限度とする。また、サポーターの活用範囲は校区内とする。
6.実施手続き
(1)サポーター活用が必要な学校は、教育委員会(以下「委員会」という。)に申請書(様式1)を提出する。
(2)委員会は、校長の申請をもとに配当の可否を検討し、予算の範囲内で回数の配当を行う。
(3)校長は、サポーターについて堺市学校園外部人材管理システム(以下「システム」という。)登録要領に定める登録申請書を委員会に提出し、システムに掲載する。すでに登録済みの場合は、改めて登録申請をする必要はない。当該サポーターの活動メニュー追加が必要な場合は、委員会に連絡すること。
7.活用について
サポーターを活用するにあたり、校長は事前に活用内容、活用条件及び次の遵守事項を説明し、サポーターの同意を得たうえで活用する。
ア 校長の要請に従うこと。
イ 学校の教育活動にふさわしくない行為をしないこと。
ウ 活動中に知り得た秘密を漏らさないこと。また、活動が終了した後も同様とすること。
エ 政治教育その他政治的活動や宗教教育その他宗教的活動をしないこと。
8.従事及び実績報告
(1)従事報告
校長は、次の手順に従い、委員会が設定する期間内に従事実績の報告をシステムにて行う。
ア 謝礼金支払対象のサポーターについて、活用した外部人材をシステムで検索して特定し、外部人材個人の従事実績を登録する。
イ アで登録したすべての活動メニューの外部人材従事実績の登録内容を確認し、承認を行う。
(2)活用報告
校長は、委員会に活用報告書(様式2)を提出する。
9.謝礼金
(1)サポーターの活用に対し、1回あたり2,400円の謝礼金を支払うものとする。なお、活用にかかる交通費は謝礼金に含むものとし、別途支払わない。
(2)委員会は、校長からの報告に基づき、活用したサポーター本人名義の口座へ振込により、謝礼金を支払う。ただし、登録された口座に振込できない場合や、学校が予算を超過している等、不測の事態が起こった場合は、この限りでない。
10.マイナンバー
謝礼金支払時に源泉徴収を行うため、社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)の実施により、平成28年2月2日付学教第5221-2号記載の手続きに従い、謝礼金支払対象者のマイナンバーを委員会が把握する。
11.保険
サポーターの活動場所までの往復途上(通常の経路による)及び活動中の事故に対し、委員会は一括して保険に加入する。校長は活動中に事故が生じた場合、直ちに委員会に報告し、所定の手続きを行う。
12.その他
この要項に定めるもののほか、必要な事項は学校教育部長が定める。
13.施行期日
令和4年4月1日から実施する。
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