令和5年度豊かな心の育成事業実施要項
更新日:2023年6月6日
1.目的
道徳教育の充実をねらいとした学習指導要領(平成29年告示)を踏まえ、子どもの豊かな心の育成をめざし、小中9年間を見通して、家庭・地域と連携した豊かな体験と「特別の教科 道徳」(以下「道徳科」という。)を関連づけた道徳教育を推進する。また、小中学校における「道徳科」の指導の充実を図り、小中9年間における、教科書・副読本等を使用した「道徳科」の授業づくり、評価に関する研究を行い、その取組を全市に発信する。
2.事業期間
令和5年4月28日から令和6年3月8日
3.指定校
堺市立錦綾小学校
堺市立野田中学校
4.事業内容
指定校においては、以下の内容に取り組む。
(1)道徳教育及び「道徳科」の授業づくりや評価の充実に向けた研究及び実践
(2)全市に向けた公開授業の実施を含む公開授業研究会の開催
(3)地域人材を講師に招いたり、保護者とともに道徳教育に関する活動をしたりするなど、家庭・地域と連携した道徳教育の推進
〈家庭・地域と連携した取組の例〉
1 道徳教育公開講座(教員対象)、子育て講座(保護者対象)等の開催
2 子どもの主体的な活動を充実し、自尊感情を高める取組の充実(児童会・生徒会活動等)
3 豊かな心、思いやりや規範意識をはぐくむ活動及び基本的な生活習慣の確立に向けた取組の充実(花苗運動、地域清掃活動等)
4 子どもが自分のがんばりを実感でき、他者からも認められる経験の充実(校区縄跳び検定、漢字検定等)
(4)可能な限り校区内の小中学校で道徳教育に関する連絡会をもち、小中9年間を見通した道徳教育及び「道徳科」の授業づくりや評価の充実に向けた研究及び実践を行う。
(5)校長は、市教委の各小中道徳担当指導主事と密に情報交換を行い、事業の進捗状況を報告する。
5.経費
各指定校には、予算の範囲内で諸謝金、旅費、消耗品費を配当し、別途令達する。
6.提出書類
(1)事業実施計画書(様式1)は予算配当通知後に提出するものとする。
(2)支払関係に必要な書類
(3)事業実施報告書(様式2)は事業終了時に提出するものとする。
7.成果検証
指定校においては、次の項目により取組の成果を検証する。
(1)管理職に対して進捗状況、取組の成果と課題についてヒアリング
(2)担当指導主事等による学校訪問、授業参観
(3)上記6における進捗状況報告、事業実施報告書(様式2)
8.その他
この要項に定めるもののほか、豊かな心の育成事業の実施に関して必要な事項は、学校教育部長が定める。
令和5年度豊かな心の育成事業 実施計画書(様式1)(PDF:101KB)
令和5年度豊かな心の育成事業 実施報告書(様式2)(PDF:67KB)
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