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JICA海外協力隊

更新日:2024年12月12日

独立行政法人国際協力機構(JICA)によるJICAボランティア派遣事業は、昭和40年度開始の青年海外協力隊派遣に始まり、現在ではJICA海外協力隊として、「青年海外協力隊(および海外協力隊・日系社会青年海外協力隊・日系社会海外協力隊)」を中心としながら、一定以上の経験・技術が必要な案件に対応する「シニア海外協力隊(および日系社会シニア海外協力隊)」を派遣しています。

表敬訪問(令和6年11月20日)

派遣予定隊員

石原 優人さん 【派遣期間 2024年11月~2026年11月】

石原さんは、JICA海外協力隊2024年度2次隊として、青少年活動の職種でウガンダに派遣されます。
受入れ先であるブスビ・エンパワード・コミュニティズは青少年の健全育成を目的に設立された非営利のNGOで、これまで地域の若者数百人を支援してきた機関です。 
石原さんは、配属先で現地スタッフと協働し、青少年の健全育成に寄与する研修プログラムの支援や新規企画発案、既存プログラムの改善、日本文化紹介、日本や外国とのオンライン交流等への取組が期待されています。
表敬では「意気込みを一言でいうと「義理と人情」です。人との繋がりを大事にすることで、その先に繋がると考えています。派遣先では、地域の方と心と心を通わして活動していきたいです。」と抱負を語ってくださいました。

大宅 早紀さん 【派遣期間 2024年11月~2026年11月】

大宅さんは、JICA海外協力隊2024年度2次隊として、コミュニティ開発の職種でザンビアに派遣されます。
受入れ先であるンジャセ地域ヘルスセンターは南部州チョマ郡にある33の医療施設の中の1つで、対象コミュニティに住む約9,000人の市民を対象にHIV/AIDSや呼吸器感染症の予防、青少年に対するリプロダクティブヘルスなどのサービスを提供しています。 
大宅さんは、慢性的な人手不足が原因で地域課題に対して十分な支援が行われていない現地の状況の中で、同僚やコミュニティボランティアとともに優先順位をつけて地域課題への対策に取り組まれる予定です。
表敬では「住民と一緒に活動し、課題の解決策を考え、実行していくスキルを身につけたいです。自分が持っているノウハウを活かしながら、地域のコミュニティに入り、住民のヘルスケア向上に資する業務を行いたいです。」と抱負を語ってくださいました。

土居 清美さん 【派遣期間 2025年1月~2027年1月】

土居さんは、JICA海外協力隊2024年度2次隊として、卓球の職種でコロンビアに派遣されます。
受入れ先であるコロンボ国際大学の福祉学科ではスポーツや文化の授業があり、以前ではバスケットボール・バレーボール・サッカーに学生たちが集中していましたが、最近では卓球に関する関心が学生の間で高まっています。 
任地では卓球の技術・知見を持った適切な指導者がいないため十分な授業が提供できておらず、大学間での卓球交流試合に参加できていない状況にあることから、土居さんは卓球の理論面と技術面についての授業等に取り組まれる予定です。
表敬では「自分が若いころに懸命に取り組んだ卓球の経験を活かしたいと思い、この職種で活動することにしました。卓球台やラケットも揃っていないような状況と聞いていますが、環境を整えて、2年間の活動を通じて世界で活躍できる選手を輩出するベースを作りたいです。」と抱負を語ってくださいました。

林 風笑さん 【派遣期間 2025年1月~2027年1月】

林さんは、JICA海外協力隊2024年度2次隊として、家畜飼育・飼料作物の職種でタンザニアに派遣されます。
受入れ先であるコログウェ市役所農業畜産水産課では区事務所の畜産コーディネーター等と連携しながら、住民に近い距離で巡回などを行い、コミュニティの課題に取り組んでいます。 
コログウェ市内では乳牛をはじめとして様々な種類の家畜が飼育されており、飼育方法を工夫することにより生産量が向上する余地があることから、林さんは、配属先管轄地域の畜産業の現状把握や地域住民への助言に取り組まれる予定です。
表敬では「大学で、土地ごとに適した家畜の生産や飼養技術等、畜産を学び研究しました。自分の知識と経験を活かして、現地の畜産農家の方の収入向上や現地の問題解決に取り組みたいです。」と抱負を語ってくださいました。

眞壁 朝香さん 【派遣期間 2025年1月~2027年1月】

眞壁さんは、JICA海外協力隊2024年度2次隊として、デザインの職種でインドネシアに派遣されます。
受入れ先であるマカッサル職業訓練センターは、特に若年層の失業率が高い国内事情に鑑み、未就労者への職業訓練を通した失業率減を目的として設けられた施設の一つであり、訓練生に対して様々な職業訓練や就職支援を実施しています。 
配属先のIT部門において行われているグラフィックデザインの訓練コースでは、グラフィックデザインそのものについて学ぶ機会を十分に提供できていないことが課題となっており、眞壁さんは、訓練コースの授業の改善に向けた助言等に取り組まれる予定です。
表敬では「グラフィックデザインは、パソコンとネットさえあれば「手に職」ということで、場所、性別、年齢も関係なく活躍できる職種だと思っているので、活動を通して女性の自立支援等に携わりたいです。」と抱負を語ってくださいました。

帰国後隊員

田中 健志さん 【派遣期間 2022年2月~2024年11月】

田中さんは、JICA海外協力隊2021年度7次隊として登録され、コロナ禍による派遣待機の後、2022年2月にマレーシアに障害児・者支援の職種で派遣され、活動に尽力されました。
任地では、公的機関の障がい者ワンストップセンターに配属され、就労を希望する障がい者に対して面談や訓練を実施したり、就労支援サービス実施の支援を行われました。
また、派遣中に日本とマレーシアの障がい者福祉関係者のオンライン交流会や、日本からマレーシアへのスタディツアー、マレーシアから日本へのスタディツアーも企画実施されました。
現地での活動を振り返り、「マレーシアは日本と比べて、障がい者雇用の制度がまだ整っていない状況でしたが、地域の助け合いの力を強く感じました。日本の障がい者支援をマレーシアに合わせた形で実施できるように取り組む等、今後もマレーシアの障がい者福祉に関わっていきたいと考えています。」と話してくださいました。

JICA海外協力隊の世界日記

こちらでは、海外協力隊として各国で活動されるみなさんの活動日記をご覧いただけます。

堺市協力隊

本市にゆかりのある現在派遣中(派遣予定を含む)の協力隊を紹介します。

菅原 洋一さん 【派遣期間 2023年8月~2025年8月】

派遣先:マーシャル諸島
職 種:経営管理

奥山 和子さん 【派遣期間 2023年10月~2025年10月】

派遣先:インド
職 種:日本語教育

伊達 優さん 【派遣期間 2023年10月~2025年10月】

派遣先:ジョージア
職 種:マーケティング

大仲 遥さん 【派遣期間 2023年11月~2025年11月】

派遣先:ホンジュラス
職 種:感染症・エイズ対策

安東 貴裕さん 【派遣期間 2024年4月~2026年4月】

派遣先:バングラデシュ
職 種:建築

林部 雅司さん 【派遣期間 2024年5月~2026年5月】

派遣先:モンゴル
職 種:サッカー

上野 泰世さん 【派遣期間 2024年8月~2026年8月】

派遣先:ウガンダ
職 種:看護師

仲村 敬さん 【派遣期間 2024年9月~2026年9月】

派遣先:ルワンダ
職 種:小学校教育

石原 優人さん 【派遣期間 2024年11月~2026年11月】

派遣先:ウガンダ
職 種:青少年活動

大宅 早紀さん 【派遣期間 2024年11月~2026年11月】

派遣先:ザンビア
職 種:コミュニティ開発

土居 清美さん 【派遣期間 2025年1月~2027年1月】

派遣先:コロンビア
職 種:卓球

林 風笑さん 【派遣期間 2025年1月~2027年1月】

派遣先:タンザニア
職 種:家畜飼育・飼料作物

眞壁 朝香さん 【派遣期間 2025年1月~2027年1月】

派遣先:インドネシア
職 種:デザイン

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文化観光局 文化国際部 国際課

電話番号:072-222-7343

ファクス:072-228-7900

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3丁1 堺市役所高層館6階

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