このページの先頭です

本文ここから

アセアン文化講座2022の様子

更新日:2023年3月27日

ホーチミン在住YENさんのベトナム料理講座

開催日時

2022年7月12日(火曜)午後2時から午後3時30分まで

講師

グエン・ハイ・イェンさん

解説・進行

スケッチトラベルホーチミン

ライブ実演の様子・出来上がった料理

ホーチミン市場での買い物の様子を動画視聴しました

【メニュー】
・鶏肉のフォー
・バナナのチェー

ベトナム・ホーチミンにお住まいのイェンさんのご自宅キッチンからライブでお届けするベトナム料理講座。
ベトナム国民食の「フォー」は、数種類ありますが、あっさりとした「鶏肉のフォー」は日本人に人気だそうです。スープに使う調味料は「ヌクマム」(魚醤)のみ。イェンさんこだわりの身体に優しいスープ作りは、身のしまった地鶏を使うのがおすすめだそうです。
また、「バナナのチェー」では、生ココナッツからココナッツミルクをとる方法を実演していただきました。バナナの甘味と酸味を生かして、こちらも使用する調味料は砂糖のみ。氷を入れて食べるチェーがありますが、南部では温かく食べるチェーも定番だそうです。
調理実演の合間に、イェンさんの食材の買い出しの様子が撮影された動画を見せていただきました。
ベトナム料理に多く使われる数々の香草が並ぶお店、種類豊富な生めん屋など、日本にいながらプチ旅行気分が味わえました。

マレーシアオンラインツアー~ボルネオ島パパガ村へ行こう~

開催日時

2022年7月29日(金曜)午後1時から午後2時30分

登壇者

ウェンディーツアー所属ツアーガイド マレーシア人三兄弟
「地球の歩き方・マレーシア編」などを担当しているライター 古川音さん
株式会社エムアールシージャパン 瀧井さん
BSBCC Japan(NGOボルネオマレーグマ保護センター 日本支部) 須崎さん、武田さん

オンラインツアーの様子

マレーシアのボルネオ島パパガ村とオンラインでつなぎ、マレーシアオンラインツアーを行いました。
マレーシアの民族構成や食文化などの概要説明にはじまり、本当に飛行機に乗って離着陸するような演出からボルネオ島パパガ村に到着しました。
まず始めに、マレーシア人ツアーガイドの三兄弟が、英語、マレー語、ご自身の村の言葉で自己紹介をしてくださいました。同じドゥスン族でも村が違えば使用言語が違うそうです。ローカル市場の様子の動画では、日本ではあまり見ることができない野菜や果物がたくさんありました。前日に市場で購入した現地ならではの果物の紹介や、ローカルフードとして、アンブヤット、サゴヤシとココナッツのパンケーキをその場で作り、食レポをしてくださいました。庭においてあるサゴヤシの木の丸太を割ると元気なゾウムシの幼虫がたくさん登場しました。ゾウムシの幼虫は、生、焼く、炒める、おかゆに入れるなど様々な食べ方があるそうです。今回は、生きている幼虫と炒めた幼虫を食レポしてくださいました。パパガ村との中継の最後に、ドゥスン族の民族衣装を着た村の人々が、お米の収穫を祈る踊りを披露してくださいました。
最後に、BSBCC Japanのお二人から、ボルネオマレーグマの特徴や、マレーグマが絶滅危惧種に指定されている理由、またボルネオ島でどのような保護活動が行われているのかについての説明がありました。マレーグマの生息地であるボルネオ島の森林破壊が進んでおり、その原因は、日本に住む私たちの生活にも大きく関係していることを教えてくださいました。
日本にいながらまるでマレーシアに行ったような気分になる講座となりました。

夏休み企画スタディツアー~フィリピン現地と英語で異文化交流~

開催日時

グループA: 2022年8月8日(月曜)午前10時から午前11時50分
グループB: 2022年8月8日(月曜)午後2時20分から午後4時45分

ライブツアー提供・英語教師派遣

Classmate株式会社

2Dメタバース空間を利用したスタディツアーの様子

Classmate株式会社所属英語講師のMela(メラ)さんを中心に、スタディツアーが実施されました。ツアー開始前に3択クイズでウォーミングアップ。
英語が得意不得意にかかわらず参加者の皆さんにツアーを楽しんでもらえるように、と考えて作られた教材を使いながら、たくさん英語を聞いて、話して、そしてフィリピンの文化や街の様子が見られるツアーとなりました。
ライブツアーはもちろんすべて英語で、少し緊張した参加者もいたようですが、Melaさんが聞き取りやすいように少しゆっくりと話をしてくれるので理解しやすかったのではないでしょうか。ガイド役のMark(マーク)さんは、街中を歩きながらフィリピンのコンビニ的存在「サリサリストア」を紹介。そして実際にお買い物をみんなに実感してもらうために、「何がほしい?」と参加者へ問いかけ、それぞれの好みのお菓子や飲み物を並べて見せてくれました。「さてこれは全部でいくらでしょう?」
物価の違いに大きな驚きがありました。道路沿いにある屋台では、フィリピンローカルおやつ「ビビンカ」を売っている女性に話をきいたり、ビビンカの材料や作り方を見せてもらいました。
「英語」に「異文化」といった2方面で学んで楽しんでいただけるツアーとなりました。

コーヒー好き必見!アカ族のコーヒーをしっていますか?

開催日時

2022年10月6日(木曜)午後1時30分から午後3時

講師

AKHA AMA COFFEE JAPANオーナー 山下夏沙さん

講座の様子

アカ族の村で育ったリーさんは、村でお母さんが丁寧に栽培しているコーヒー豆を使用した「AKHA AMA COFFEE」というカフェを2010年にオープンしました。アカ族の言葉で、AKHA AMA(アカアマ)は「アカ族のお母さん」という意味だそうです。現在タイに3店舗、日本の神楽坂に1店舗あり、コーヒーが売れるようになると次第にアカ族の村もコーヒー栽培を通して豊かになっていきました。10年前に比べるとトイレが水栓になったり、道路が舗装されたり、若者が積極的にコーヒー栽培に携わったり、と村全体が変わったそうです。
AKHA AMA COFFEEで使用されているコーヒー豆は、整備された畑で栽培されているのではなく、急斜面にさまざなフルーツ、野菜とともに植えられたコーヒーの木から手摘みで収穫されており、山の生態系を守り、農薬を使わず、持続可能な農法で栽培されています。また、コーヒーの木が生えている場所や豆にするまでの過程が各生産者で異なり、味が違うため、生産者の似顔絵が描かれたパッケージに生産者の名前のついた商品として売られています。
AKHA AMA COFFEE JAPANのオーナーである山下さんに上記のようなコーヒー豆でアカ族の村を豊かにしたリーさんのお話、アカ族の村で行われている持続可能な森林農法で栽培されているコーヒー豆のお話に加えて、アカアマコーヒーのおすすめの飲み方、山下さんがアカアマコーヒーに魅了された理由などをお話いただきました。講座後は、プレゼントのコーヒーを栽培している人や土地に思いを馳せながら飲んでいただけたのではないでしょうか?

ちょっと知りたい・覗きたいシンガポール

開催日時

2022年12月26日(月曜)午後3時から午後4時

講師

SIN Yukoさん

講座の様子

シンガポール在住SIN Yukoさんに「シンガポールに住んでみて驚いたこと」「地元公立の小中学校事情」などについて教えていただきました。参加者から事前に寄せられていた質問も、お話の中でお答えいただき、あっという間の60分でした。寒い冬の日本とは対照的で、常夏のシンガポールから参加されたSINさんのノースリーブ姿が印象的でした。旅行ガイドブックでは知りえないシンガポールの日常を聞かせていただき、シンガポールへの関心が深まりました。

オンライン講座の様子

ダナン&ホイアン街歩きライブツアー

開催日時

2023年2月28日(月曜)午後3時から午後4時

ライブツアー提供

スケッチトラベル

講座の様子

ベトナム中部のダナン市とホイアン市をオンラインでつなぎ、街歩きライブツアーを行いました。

この日の空は、曇り空。雨上がりの中、まずは、世界遺産の街として人気のホイアン市を街歩き開始。

街歩きを始めると、すぐに、目の前の景色の中に屋根つきの橋が出現。16世紀頃に日本人が建てた「来遠橋」です。通称「日本橋」とも言われているそうで、橋の両端にはサルの像とイヌの像があり、これは申年に建設が始まり、戌年に完成したという意味だそうです。一方、通りに目を向けると、中国人街を中心に古い町並みが残っているのがわかります。建物の色も、赤(めでたいの意)や黄(高貴の意)のカラフルな建築物が続きます。夜になると古い町並みにランタンの灯りがともり、昼間とは違った雰囲気を楽しめるそうです。

次の街歩きは、ホイアンを北上した所にあるビーチリゾートのダナン市です。

ベトナムの主要な港湾都市だけあって、ビルも高く交通量も多いです。広大なハン川には、遠くにロン橋が見え、バイクでスポットを巡ります。はじめはピンクの外観が撮影スポットとして有名なダナン大聖堂。次に、ベトナム産カカオ豆使用のフレーバーごとにパッケージの色が違っているダナン発のチョコレート店。見ているだけでワクワクしてきます。名残惜しいですが、バイクにまたがり次のお店へ。日本の方がオーナーを務める雑貨屋さんは、品揃えが豊富で、ベトナムの手仕事の品々がずらりと並ぶ様は、旅心を誘います。そして、グルメ情報でダナン名物の「ミ―・クアン」。食べ方を教えてもらいながらガイドさんが試食。平たい米麺にトッピングが豊富で、別皿の野菜を混ぜ込んで口いっぱいにほおばります。最後にドラゴン橋とも呼ばれるロン橋の袂へ降り立ちます。橋のアーチ部分が龍の形にデザインされていて、頭部から炎や水が出るショーが週末に行われるそうです。

一時間という限られた時間ではありましたが、日本から、実際に現地で見て触れているかのような講座となりました。

街歩きのルート

🔴ホイアン市
サルとイヌの像がユーモラス「来遠橋(通称:日本橋)」 → ユネスコ世界遺産「古い町並み」

🔴ダナン市
ダナン大聖堂 → ベトナム産カカオ豆使用のチョコレート店「Pheve」 → 雑貨がいっぱい「HOA LY」 → ミークアンの店 → ドラゴン橋とも呼ばれる「ロン橋」

ベトナム語講座(初級レベル)

開講日時

2023年1月16日から3月20日の毎週月曜日
午前10時から11時30分

講師

冨田健次さん(一般社団法人ベトナミスト・クラブ代表理事)

講座の様子

2023年の1月から10回連続講座を開講しました。
講師の冨田先生は、講座の中で「ベトナム語は声調が大切です。なぜなら、もっとも音楽的な言語のひとつだとされているからです。」とおっしゃいました。この言葉を心に留め、受講生のみなさんは言語の初歩を歩み始めました。
ベトナム語の母音は11個あります。さらに言うと、二重母音を加えると14個を数えます。これに音調の6種類を正しく発音して、ようやく正しく意味の通じる言語となります。教室では講師の先生に続いて、受講生のみなさんの声を揃えて発音練習する姿が何度も何度も繰り返されました。
そんなベトナム語ですが、冨田先生がおっしゃるには、語形変化がなく文法で頭を悩ますということはないとのこと。並べ方は主語+述語+目的語で、これは受講者のみなさんのベトナム語習得のやる気を起こさせました。
マスクを着けての発音練習で、正しく発音できているか、毎回注意点を確認しながらの授業でした。最初は不安と緊張で始まった講座でしたが、回を追うごとに、冨田先生とのやり取りに笑顔が見られるようになりました。この講座を契機にして、ベトナムの言語・文化やアセアンの国々に興味を持ち続ける意欲を育めた講座内容になったのではないかと思います。

このページの作成担当

文化観光局 文化国際部 国際課

電話番号:072-222-7343、堺市立多文化交流プラザ・さかい(POME Sakai ポムさかい)072-340-1090

ファクス:072-228-7900、堺市立多文化交流プラザ・さかい(POME Sakai ポムさかい)072-340-1091

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館6階
堺市立多文化交流プラザ・さかい(POME Sakai ポムさかい)〒590-0078 堺区南瓦町2-1 堺市総合福祉会館5階

このページの作成担当にメールを送る
本文ここまで