アセアン文化講座2025の様子

2025年7月26日（土曜）午後2時から午後4時まで

フェニーチェ堺　多目的室

Yangonかるたプロジェクト
代表 野中 優那さん、野中 茂壮さん、石川 航さん

講師にYangonかるたプロジェクトの皆さんにお越しいただき、前半は、ワークシート、クイズ、「Yangonかるた」を使った文化紹介、ビルマ語の書き方や話し方を楽しく学びました。

後半では、民族衣装「ロンジー」の試着体験や、国民食「ラペソー」の試食、そして現在のミャンマーの状況についてのお話、さらに「Yangonかるた」に込められた思いを丁寧に語っていただきました。

参加者の皆さんからは、「ミャンマーについて知らないことが多かった」「かるたが楽しかった！」「素晴らしい活動だと思いました」などの感想をいただき、小学生から社会人まで幅広い世代が一緒に楽しみながら学べる、温かいワークショップとなりました。

今回の学びが、学校や家庭での会話のきっかけとなり、ミャンマーとのつながりが広がっていくことを願っています。

2025年9月2日（火曜）午前11時30分から午後3時まで

堺市立西文化会館　ウェスティ　クッキングルーム

タッサニータイカルチャーセンター　代表　タッサニー村木さん

堺・アセアン交流促進委員会事業として数年ぶりにタイ料理講座を実施しました。この講座は毎回大変人気があり、今回はなんと90人の方にご応募いただきました！残念ながら、定員があるため、抽選でのご参加となりました。
会場にはエスニック料理ならではのクミンシード・パクチーシードなどの香辛料の香りが漂い、受講者の皆さんは普段あまり使うことのない食材や調味料に興味津々でした。熱心にメモを取りながら、3品の料理を仕上げていきました。
講師が持参した「クロック（タイ料理で使われる伝統的な調理器具）」を使って、香辛料や食材を何度も叩いて潰す工程も体験しました。タイの家庭料理の奥深さを感じる、貴重な時間となりました。
献立：カオソーイ（ココナッツカレーのスープ麺）、ムー・サテ（豚肉の串焼き）、ルァムミット（タイ風みつ豆）

2025年11月9日（日曜）午前10時から午前11時30分まで

Zoomミーティング

株式会社ピースインツアー　八井さん
Pavanasara代表　中川裕聖子さん
現地ガイド　マカラーさん、愛さん

この日、日本は生憎の雨でしたが、カンボジアは快晴で、きれいな青空が広がっていました。はじめに、長年カンボジアでスタディツアーを実施されている株式会社ピースインツアーの八井さんによるカンボジアの位置や観光名所などの概要説明がありました。
その後、人気観光スポットのひとつでもあり、地元の人々も多く利用する「オールドマーケット」を、現地のマカラーさんと愛さんの案内で散策しました。野菜、果物、肉、魚、乾物など様々なものが売られており、なんと、豚の顔も売られていました。また、マカラーさんの顔の大きさを超えるバナナの花もありました。お供え物やおやつとして人気のある緑豆、もち米をバナナの葉で包み、蒸したお菓子「ノムコーム」を、マカラーさんが食レポしてくれました。日曜日の朝ということもあり、マーケット内のごはん屋さんも多くの人でにぎわっており、市場の活気を感じました。
最後に、オールドマーケットから少し歩いた路地を入ってすぐにあるお土産ショップ「very berry」にお邪魔し、カンボジア現地で活躍するPavanasara代表の中川さんのお話を伺いました。カンボジアのトンレサップ湖のほとりでホテイアオイの茎を使ったかごバッグを作りはじめた理由、どのようにコミュニティーと関わり、どのような困難・挑戦があったのか、などたくさんお話いただきました。
参加者からは、「またカンボジアに行きたい！そして、中川さんに会って色々お話を伺いたいと思った。」「市場からの中継がテレビ番組とは違った臨場感が感じられてよかった。現地の様子がよくわかった。」「市場の野菜や果物が色鮮やかで、きれいに陳列されていたのが印象的。」などの感想をいただきました。

堺・アセアン交流促進委員会事務局（国際課内）
電話番号：072-222-7343、ファックス：072-228-7900、電子メール：asean7343@gmail.com