令和5年全国広報コンクール　堺市が総務大臣賞を受賞しました！

令和5年全国広報コンクールで、堺市がウェブサイト部門（都道府県・政令指定都市部）で総務大臣賞（特選）を受賞しました。また「広報さかい」（2022年6月号）も広報紙部門（都道府県・政令指定都市部）に入選しました。これまで堺市は令和3年に「広報さかい」（2021年10月号）が近畿市町村広報紙コンクールで優秀賞2席を受賞しており、それ以来の受賞となります。
これからも市民生活に関する情報や市の施策、市の魅力をタイムリーに発信するウェブサイト、広報紙をめざします。

堺市ホームページは令和4年1月にリニューアルしました。
「より見やすく、より探しやすく」をコンセプトに、スマホでもパソコンでも操作しやすく、シンプルなデザインで情報をお届けしています。

トップページは、視認性の高いフォントと余白が設けられ、すっきりとしたデザインである。ファーストビューにグローバルメニューと目的別検索が表示され、このサイトのナビゲーションがユーザーに瞬時に伝わる。シンプルに使いやすい。また、スマホサイトにおいても余白が大きく、小さな画面であっても誤タップすることが少ない。

背面に敷かれた薄く落ち着いた色面が視覚的に情報の邪魔をせず、良いバランスでエリア分けができている。赤系の色面が敷かれた「もしものときには」の配置や項目、内容のシンプルさも含めよく検討された結果ではないだろうか。

スマートフォンで閲覧する際、どのように操作すべきかが視覚的にきちんと提示されているため使いやすい。画像と文字の使い分け、見出しと本文の文字サイズの差異、表示・非表示項目の選別などのバランスが良好であり、その結果として、見せたいコンテンツへの適切な誘導がなされている点も見逃せない。

派手さはないが丁寧に作りこまれた好感度の高いサイトに仕上がっている。

私たちの生活が便利になる一方で、大量に排出される温室効果ガスが大気中に熱を閉じ込め地球温暖化が進んでいます。
広報さかいでは「カーボンニュートラル」を分かりやすくお伝えし、市民の皆さんが地球温暖化を防ぐために「今できること」を紹介しました。

高齢者をターゲットにスマホの操作方法を伝える特集、災害及び火災リスクを未然に防ぐための特集、カーボンニュートラルの概念を伝えた特集等、イラスト・写真・図版を使い視覚的な情報訴求を図っている。また、要点を伝える編集で、市民に情報を分かりやすく伝える編集工夫が紙面から見て取れる。

職員が登場するコンテンツ、市からの様々なお知らせ情報、市が統括する各区の情報も配置。情報が充実している広報紙である。自然災害にしても火災にしても、リスクの確認は減災にもつながり、定期的に周知する価値がある。

特集では職員がモデルとなって、災害・火災リスクの確認が分かりやすくまとめられていた。カーボンニュートラルの特集は、未だに難しく感じる人たちもいる中で、ちょっとしたクイズの工夫や、衣食住からの二酸化炭素削減、制服のリユースなど、事例をあげて分かりやすく伝えようとしている。

災害・火災リスクの、呑気な楽天家と、危機管理のプロとのキャラクター対比は妙案。名づけや服装で、さらにギャップを際立たせても良かった。ふりがなの配慮は、外に類例もなく、徹底して有意義。

公益社団法人日本広報協会の主催により、1964（昭和39）年から実施されているコンクールです。
地方自治体などの広報活動の向上に寄与することを目的に、各種広報作品を審査し優秀団体を表彰しています。