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堺市長記者会見 令和4年7月6日

更新日:2022年7月12日

市長

 本日、新型コロナウイルス感染症の現在の市内の状況と、改めてワクチン接種、4回目接種のご案内を、そしてもう1点は世界文化遺産の価値・魅力の発信についてお伝えいたします。

新型コロナウイルス感染症

 まず市内の感染状況です。先週の会見から感染拡大傾向にある、増加傾向にあるということをお伝えしてきました。先週まではオレンジ色のところが前週比プラス、増加しているということなんですが、それが1倍から1.5倍ということで、やや増加傾向ということでした。
 それが、先週の木曜日から2倍前後ということで、1週間前と比べて倍増しているという日が昨日まで続いております。
 青色の棒グラフが、本市の新規陽性者数の数です。2月に1日あたり1,700人という、これまでで最も多い新規陽性者の日がございました。その後、3月中旬にかけて減少を続けておりまして、そこから5月下旬まで、1日あたり300人前後という時期が続いていました。5月下旬からは、さらに1段階下がりまして、100人前後だったんですが、ここに来て200人から、昨日は367人ということで、増加をしております。
 堺シグナル・モニタリングとしてお示ししている指標です。10万人あたりの新規陽性者数は、大阪府もこの間、大きく上昇しておりまして、おおむね大阪府全体と堺市内の状況というのは同じ、堺市のほうがやや多くなっております。
 そして、年齢構成の割合については、こちらはこれまでと大きな変化はございません。
 どの年代においても満遍なく、特に大きな差はないということです。
 陽性率につきましては、10%前半まで下がっていたんですが、ここ1週間でぐぐっと上がっておりまして、現在26%となっております。
 重症者に関しましては、現在堺市民の方の重症者はおられません。
 入院・宿泊療養者数、オレンジ色の折れ線グラフが入院者数です。この間、一定の数の方、入院されておりましたが、ここに来て少し増えております。宿泊療養者の方も増加傾向にあります。
 また、自宅療養者の数としましては、一時期ぐぐっと1万人を超えたような時期もございましたが、現在、一定底を打ったところから再び増加傾向にあるというのが現状です。
 今の状況をどう見ているかということです。感染の増加のスピードが2倍ということで、大変早いと認識をしております。一方で、今のところは医療のひっ迫という状況は見られておりません。ここからさらに伸びるのかどうかというところを厳重に警戒して見ております。
 一定のラインとしましては、この4月から5月にかけての、増えたり減ったりを繰り返しながら、この大体300~400人というところの線が続いていたんですけど、ここが今ぐぐっと伸びて、さらにここから今までの3月もしくは1月の下旬のように、ぐぐっと500人、600人とこうやって伸びてくるのかというところが一つの大きな、堺市においてのポイントかなというふうに考えております。
 実際に私たちは、この減少傾向、第6波が減少傾向に生じてから、対策本部会議等でこれまでの反省を踏まえながら、経験を踏まえて協議を重ねてまいりました。体制も整えたり、補正予算も組んで対応を強化しておりますので、改めて医療機関の皆様、そして市内の施設の皆様、協力体制を確認しまして、これからまだおそらく増加傾向は続くんじゃないかと考えておりますが、着実に備えたいと考えております。
 そして、感染拡大の状況の中ではありますが、改めて熱中症にご注意をいただきたいということをお伝えいたします。
 外を歩いていましても、まだ多くの方、ほぼ全員の方がマスクを着用して行動をされておられます。一方で、昨年の同月と比べて、6月、7月、大変熱中症の救急搬送、堺市内でも増えております。感染対策に気をつけていただきたいということはもちろんなんですが、例えば屋外で風通しがいい場所、距離が一定保てる、もしくは会話を生じないような場所におきましてはマスクを適宜外していただいて、感染対策もちろん気をつけていただきたいですが、熱中症で重症になるようなことが起こりましては元も子もありませんので、ぜひ熱中症にもお気をつけいただきたいと考えております。
 今、政府では節電ポイントというアイデアも出ておりますが、ぜひ熱中症、屋内でも発生する割合が非常に高いということもございます。特に外出先から帰ってきて、そのままエアコンをつけずに過ごされるということであれば、その暑い温度、体温がそのまま屋内でも維持されて、そして熱中症になられるということも考えられますので、エアコンの使用というのは適切に行っていただきたい。節電だからといって、エアコンなしで過ごそうということは考えずにお使いいただきたい。ただ、これも冷やし過ぎると体調が悪くなりますので、体調を見ながらエアコンをお使いいただきたい。
 また、お一人の場合はよいかと思うんですけど、複数人いらっしゃったり、もしくは普段一緒に生活されない方が、一つの部屋の中でエアコンを使用される。そのときは多くの場合窓を閉めていらっしゃると思うんですけど、そういう場合はやはり飛沫に含まれるウイルス等が室内にこもりやすくなりますので、定期的に換気をすることも忘れずに行っていただきたいと思います。
 そしてもう一つは、こまめに水分を摂っていただきたいということです。これも熱中症の大きな要因としまして、水分不足ということがございます。水分ですので水ですけど、塩分も非常に重要だと認識しておりますので、例えば経口補水液でありましたり、スポーツドリンク、こちらは糖分が多く含まれる場合もございますので、皆様の体調を考えながら、塩分と水分、皆さんには適切に摂っていただきながら、脱水症状を防いでいただきたいと思います。
 こちらは十分な距離がある場合マスクを外そうと。今、演説等、参議院選挙もう真っ最中でございますが、皆さん、しゃべらない場面でも暑い中マスクをつけていらっしゃいますが、そういう場面でも会話しない場合、くしゃみとかせきもそうですけど、飛沫が発生しないときにはマスクを外すことも、ぜひご検討いただいて、熱中症対策に気をつけていただきたいと思います。
 続きまして、ワクチン接種の状況です。
 4回目接種が7月に入りまして増えてまいりました。先週お伝えしたときは、65歳以上の方の4回目の接種率は、2%台だったんですけど、今週7%ということで、伸びが多くなっております。4回目接種がこれから本格化をしてまいります。
 そして、4回目接種の実施につきましては、もう一度この周知、ご案内をさせていただきたいと思います。3回目接種から5カ月以上経過した60歳以上の方には、全ての方にこちらから接種券をお送りいたします。接種券をお送りしますので、その接種券を持って予約、接種をしていただきたいということです。
 一方で、もう1つの対象者でございます。18歳以上60歳未満の方につきましては、基礎疾患がある方、もしくはお医者様が重症化リスクが高いと認める方に限られておりますので、こちらは市から一方的に接種券をお送りするということはございません。18歳以上60歳未満の方で基礎疾患がある方、重症化リスクが高いとお医者様が認める方につきましては、市にお伝えいただいて、接種券の発行を申請していただきたいと考えております。
 また、1回目から3回目接種もただいま実施をしております。感染拡大の局面でございます。ぜひ、まだワクチン接種をされていらっしゃらない方、特に重症化リスクが高いと考えられる方、高齢者の方と同居している若い方もワクチン接種、ご検討いただきたいと考えております。

世界文化遺産の価値・魅力の発信

 次の案件としまして、世界文化遺産の価値・魅力の発信です。今日このことをお伝えする大きな理由としまして、百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録されてから、今日でちょうど3周年を迎えます。
 本市におきましては、市政運営の大方針であります堺市基本計画の中で、堺の歴史文化重点戦略の一つとして、世界遺産の魅力の創出ということを掲げております。
 そして、その指標としましては、百舌鳥・古市古墳群が存在する大仙公園エリア、こちらに多くの方、訪れていただいて、古墳群の魅力と価値を知っていただきたいというところから、目標をかなりアグレッシブに、世界遺産が登録されたときの数よりも、今その後コロナが発生しまして、ぐぐっと訪れる方も減りましたが、倍増を私たちの中では掲げて取組を進めております。
 世界遺産の登録から3周年を迎えましたが、そのうちの2年半は新型コロナウイルス感染症の影響が及ぶ中でした。大変訪れる方もなかなかお越しいただきにくい状況でありましたり、緊急事態宣言、外出自粛の要請もございましたので、私たちも苦慮しながら世界遺産の魅力の発信を行ってまいりました。
 その中でも着実に進められる環境整備であったり、ソフト事業を行ってきましたので、この3年の取組も含めてご紹介をさせていただきたいと考えています。
 まずはハード的なところです。昨年3月に百舌鳥・古市古墳群の概要や価値を広く伝える施設としまして、百舌鳥古墳群ビジターセンターをオープンいたしました。同時にこちらです。堺市博物館におきましても、さらに掘り下げてお伝えしたいと、知的好奇心を皆さんに感じていただく、持っていただくというところから、リニューアルをしまして、昨年3月にオープンをしております。
 そして、この地域というのは、あまり喫茶店であったり、飲食施設というのは多くございませんでした。そこを増やしていく、環境を整えるというところで、昨年3月にはカフェレストラン、こふん前cafe IROHAをオープンしていただきまして、広々とした、こちら仁徳天皇陵古墳ですが、古墳が見える環境で、ゆっくりとおいしいコーヒー、喫茶を楽しんでいただけるということになります。
 そして、今年5月にはこちら、ICOROBAカフェテラスをオープンいたしました。
 こちらは、今年5月に全面オープンしておりまして、古墳に近いところでくつろいでいただける施設が整っております。Park-PFI制度を活用しながら、民間の皆様に活用していただきながら、大仙公園エリアの魅力を高めております。
 さらにソフトの取組としましては、こちら、今年3月には普段入ることができない世界遺産の古墳に登りまして、出土品の実物をご覧いただく、古墳の特別公開を開催いたしました。こちら古墳なんですけど、古墳のところに参加された皆様、実際にどういう感触なのかであったり、どういうところにあるのかということをお感じになっていただく催しでした。
 また、市民を対象としまして、学芸員が古墳の魅力をお伝えする連続講座を開催しておりまして、昨年度は新たな試みとして、百舌鳥古墳群以外の大阪府内のさまざまな古墳をテーマにしまして、YouTubeでも配信をしております。
 そして、本市の独自の取組というか、こちら特に力を入れて行ってきましたのが、古墳サミットです。これまでも会見でお伝えしてきましたが、一昨年の12月には世界遺産登録から1年を迎えたということで、大阪府、堺市、羽曳野市、藤井寺市とともに、おおさか古墳サミットを堺市にて開催いたしました。
 おおさか古墳サミット、多くの府内の自治体、古墳がある自治体の皆様にご参加をいただいて、盛況だったんですが、今年1月には、今度は堺市と関西広域連合が主催をいたしまして、大阪から範囲を広げまして、関西古墳サミットを行いました。こちらも同じく堺市のフェニーチェ堺で開催をしたのですが、京都府知事、そして奈良県知事にも堺にお越しいただいて、登壇をしていただいて、まさに関西古墳サミットという催しが実現できたんじゃないかなと考えております。
 そして、3周年を迎えました今年は、全国古墳サミットということで、参加自治体を全国に広げて行いたいと考えております。日時は、今年11月19日、13~16時、場所はフェニーチェ堺の大ホールを予定しております。
 そして、この中ではトークセッションとしまして、日本全国に特別史跡の古墳群というのが3つございます。そのうちの2つ、行田市、そして西都市の市長にもお越しいただく予定にしております。もう1つは、和歌山県の岩橋千塚古墳群ですが、こちらは今年に東京にて、和歌山県と堺市の共催でシンポジウムを行っておりますので、今回は行田市と西都市にご協力いただきたいと考えております。
 また、国内有数の巨大古墳が存在する岡山市でありましたり、百舌鳥・古市古墳群のうちの古市古墳群、羽曳野市の市長にもお越しいただきまして、トークセッションを行いたいと考えております。
 日本各地の古墳の魅力や、古墳を活かした取組事例についても報告を行っていただきたいと考えておりまして、藤井寺市長をはじめ、さまざまな自治体や民間団体の皆様にご協力いただきたいと考えております。
 世界遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群は、全国16万基、全国には16万基の古墳があると言われておりまして、そのうちの49基の古墳が百舌鳥・古市古墳群に該当します。
 この全国16万基の古墳群の代表として世界遺産に登録されたと、私たち認識しておりますので、世界遺産の地元市として、堺の古墳だけではなくて、全国の古墳を有する自治体と連携をしながら、日本の古墳文化の価値を広めて、次の世代にも確実にこの貴重な人類の宝を引き継ぎたいと考えております。
 この後また全国古墳サミットの参加募集をさせていただきたいと思いますが、ぜひ有意義なイベントにしたいと考えておりますので、お楽しみにお待ちいただけたらと思います。私からは以上です。

質疑応答

(司会)

 それでは、ただいまから質疑に移らせていただきます。
 挙手の上、社名を告げていただきまして、ご質問のほうをよろしくお願いいたします。

(日本経済新聞)

 コロナ関連で数字のところで確認をしたいんですが、まず人口10万人あたりで200人を超えたのはいつ以来でしょうか。

(市長)

 今、この数字だけを見ていつ以来というのはお伝えしにくいんですが、5月の中旬だと認識しています。

(日本経済新聞)

 後ほどまたメール等で事務方から教えていただければと思いますけども、これ、6波のときもそうなんですけども、この上がり方を見て、7波に入りかけているというご判断なのか、それとも確か6波のときはワクチンの効果があって、これで頭が抑えられればなというようなこともおっしゃったと思うんですけれども、この上がり方、今までの凸凹とは違う上がり方をしているような感じがするんですけども、どうお考えでしょうか。

(市長)

 これが第7波につながるかどうかというのは、ここでは断言できませんが、非常に厳重警戒すべき時期であると認識をしています。
 今、確かにこの、なだらかな凸凹が続いていた時期と比べると、この1週間は2倍近い上昇率になっておりますので、これまでと少し上がり方が違うのかなとは認識をしています。
 ただ、ワクチンの3回目接種も多くお済みになられた状況の中で、今のこの新規陽性者の増加をどう考えるのかということにもなるかと思っております。
 ですので、私たちはやはり保健所行政を持っておりますので、着実に陽性になった方に対応しなくてはいけませんが、国でも決断が必要な場面ではないかなと考えております。
 陽性者が増えて、一方で第6波でも重症者の方というのは比較的少ない状況だった。もちろんいらっしゃったので、大変な状況ではあったんですけど、国としてこれからウィズコロナ、社会経済の両立をどう行っていくかという重大な局面だと考えております。
 おそらく参議院選挙が終わってからになるかと思いますが、国の方針、ルールが定めておりますので、私たちは今のルールに対応できるように保健所体制も整えて、民間の医療機関でありましたり、施設の皆様と連携をしておりますが、その方向性がどうなろうとも、しっかりと市民の皆様を守れるように、着実に体制を整えたいと考えています。

(日本経済新聞)

 先ほど、協力体制を確認したいという言葉があったと思うんですけども、どことの、誰との協力なんでしょうか。

(市長)

 基本的には、療養者であったり、陽性者に関する全ての機関ということになりますが、特に医師会の皆様、医療機関の皆様、そして第6波で大変なご苦労をされました高齢者施設、障害者施設をはじめ、施設の皆様には、既にこちらからもやりとりをしていまして、アンケートも今回取らせていただきました。そこで、なかなか感染が広がったときに、施設内だけでは対応が難しいと回答された方につきましては、今訪問を進めておりますので、早急に実際に現場を、現地を訪れて、感染対策等を協議をしたいと考えています。

(日本経済新聞)

 これまで、6波までの経験を生かして、今は対応を取られているという理解でよろしいでしょうか。

(市長)

 はい、そうです。第6波でさまざま苦慮したところ、そしてご苦労をおかけしたところもございます。ですので、同じ苦労を繰り返さないように、しっかり対応したいと考えています。

(司会)

 ほかにいかがでしょうか。

(NHK)

 世界遺産の件なんですけれども、やっぱり目玉は気球だったのかなというふうには思うんですけれども、たびたび会見でも出てますが、結局このスケジュール感というのはどうなったんでしょうか。

(市長)

 これまで、このコロナ禍で気球に関しては紆余曲折がございました。今は物資も届いて、気球も届いて、準備はできている状況です。
 一方で、ヘリウムガスの不足というところが深刻な状況でして、この件につきましては実はまだ今のところめどは立っておりません。ですので、実際にヘリウムガスの供給のめどが立って、そして技術者の皆さんに実際の運用を確認していただいて、そこからの開始ということになります。
 ただ、今までは例えば気球の製造元であります、イギリスでのパンデミックによる工場閉鎖でありましたり、国内に外国の方が入ってこられない、規制等が長くございましたので、そこは今一定クリアをできていると。あとは、ヘリウムガスの供給というところかなと考えています。

(NHK)

 今の市長のお話を整理すると、ガス以外のものはもう堺にそろっているということなんですか。

(市長)

 はい、そう認識をしています。

(NHK)

 ただ、今年度できるかどうかは分からないというのは、厳しいという見立てなのか、そもそも見通せないというのか、どうなんでしょうか。

(市長)

 実際に物資であったり、ヘリウムガス等の準備が全てそろってから、訓練期間でありましたり、運営の準備がありますので、おそらく数か月は要するんじゃないかと考えています。
 今の時点で、既に例えば、8月には届くよということが分かっていれば、そこから3~4カ月かかったとしても年内ということは言えるんですが、まだ供給時期が今、見通せておりません。ですので、そこが分かるまでは年内であったり、年度内ということは今のところはお伝えできないという状況です。

(NHK)

 あとはガスだけということなので、こういった事業の見直しを行うということは考えていないということなんですか。

(市長)

 このヘリウムガスの気球につきましては、民間事業者様に行っていただきます。この間、さまざま大変な場面というのはありましたが、逐次、民間事業者の方とお話を、協議をしながら、継続の意思というのを確認しております。
 ですので、なかなか予定したところから実施ができないというのは、心理的な負担も大きいかと思いますが、今実施の意向を持っていらっしゃるということですので、堺市としても協力しながら進めていきたいと考えています。

(NHK)

 あと、最後になんですけど、個人的に思ったんですけど、この全国古墳サミットが開催されるじゃないですか。何でこの会場がフェニーチェ堺なのかなと思ったのが、要は大仙公園とか、古墳の近くに公園であるとか、いっぱいあるわけで、結構全国古墳サミットと銘打った割には、多分入れる人も限られるでしょうし、やっぱりこういうのってなると、歴史好きの方は行くんでしょうけど、あまり一般市民の方が、じゃあそこに申し込んで行くってないかなという、非常に全国古墳サミットと銘打ちながら、堺も古墳のハニワ部長のゆるキャラもありますけど、非常にもったいないかなと思うんですけども、そういったところは、こういうイベントとはどういうふうに考えられてるんですか。

(市長)

 今回の古墳サミットは、お祭りというよりもシンポジウムの形式と思っているんです。
 例えば、事例報告でありましたり、トークセッションを通じて理解を深めていただくと。そして、その動画も配信をしまして、広く知っていただく。
 ですので、さまざま各自治体の職員の皆様や首長の皆さん、集まっていただく上では、やはり今回、フェニーチェ堺は2,000席のホールでございますから、会場としては望ましいのかなと思っています。
 一方で、古墳群に関するイベントというのは、これだけではございませんで、例えば世界遺産劇場、これは国との連携になりますが、実際に大仙公園で行う民間団体の皆様のイベントも行っております。先々月ぐらいですか。古墳のウォークラリーも開催されまして、そのときも多くの方が来られておりましたが、ですので、大仙公園を活用する場面、例えば雨天にある程度対応できるようなイベントや行事であったり、もしくは、ここは雨天中止にならないように進めなくてはいけない事業ということもございますので、それぞれの会場を、堺市内を有効活用しながら、魅力発信を続けていきたいと考えています。

(産経新聞)

 全国古墳サミットのことについてお伺いさせてください。
 まだ先の予定でもあるので、トークセッション以外で何か決まってることがあれば教えてほしいのですが、いかがでしょうか。

(市長)

 一つは、お伝えしていた事例紹介です。各古墳群の取組をそれぞれ発表していただくことによって、自分たちのまちの取組というのは一体ほかと比べてどうなのかということと、他の事例を参考にしながら、より効果を発揮できることもありますので、ぜひそのような情報交換の場にもしたいと考えております。
 一方で、今回一つ取組として考えているのは、今年の1月の関西古墳サミットでも物販をするような、古墳に関するグッズを扱うようなブースというのを設けたんです。ですから、フェニーチェ堺という会場がありますから、その敷地を利用しまして、よりその参加者だけじゃなくて、多くの方々がそこに来ていただいて、古墳群を感じていただけるような場所になればと思っています。11月の実施ですので、今、鋭意準備を進めておりまして、また詳しく決まりましたら、参加者の募集のタイミング、観覧者の募集のタイミングでも、皆様にお伝えをさせていただきたいと思います。

(産経新聞)

 もう一点、全国古墳サミットに向け準備中なので、気の早い話かもしれませんが、関西サミットのほうの発表のときに、たしか市長、全国からさらに広げて、世界にも、ピラミッドであるとか、そういう墳墓のところと連携して、こういった催しをしたいとおっしゃっていましたが、その気持ちはお変わりないでしょうか。

(市長)

 はい、あります。実は、その世界の墳墓との連携というのは、私が就任して1カ月がたったときというのが、まさに世界遺産登録の時期だったんです。アゼルバイジャンで私も7月6日に実際の世界遺産登録の瞬間を迎えました。そのときから、やはり世界遺産なので、しっかりと世界の皆さんとも認識を共有したい、価値を発信したいという思いがありました。
 ただ、いきなり世界となると、ハードルが高いかなというふうに思っておりましたので、やはりまずはこの百舌鳥・古市古墳群、堺市、藤井寺市、羽曳野市にある古墳群を、大阪の皆さんに知っていただくことからやらなくてはいけないんじゃないかということがありました。
 私も、府議会議員のときに、世界遺産に関する質疑というのを何度も行ってきたんですけど、大阪の中でも、南大阪と北大阪の温度差というのはありまして、大阪市内であったり、北部の選出の議員の皆さんから、あまり古墳の話というのは出てこなかったんです。
 ですから、大阪府内でまずは認識を共有してほしいということで、おおさか古墳サミット。
 そして、関西広域連合に私が出席するようになりましてからは、古墳の話を多くいたしまして、その中でも西脇京都府知事が古墳をストーリーにしてつなげたいでありますとか、仁坂和歌山県知事も、古墳に対して強く関心を持っていただいておりましたので、関西古墳サミットにつなげることができました。
 そして今回は日本の古墳群ということでご紹介させていただいて、できれば今回まずは始まる前で少し気が早いかと思いますが、エジプトのギザのピラミッド、そして中国の秦の始皇帝陵、そして仁徳天皇陵古墳が世界三大墳墓と、私たちが、日本人が言ってるだけかもしれませんけど、そのような海外でも巨大な権力者の墳墓というところは多数ありますので、ぜひ視野を広げて、外から見ることでより市民の皆さんも古墳群の価値を感じていただく場にできたらと思っています。

(産経新聞)

 ありがとうございます。

(時事通信)

 コロナに関してなんですが、大阪府全体の話になってしまうんですけれども、今週府内で新たなコロナの変異株が確認されました。これについて受け止めお願いします。
 また、堺としても感染が増加傾向ということで、今後参院選や3連休など人出が増えることが予測されますが、どのような感染対策が必要と考えておられますか。お願いします。

(市長)

 今の変異株につきましては、新たに確認されたのはBA.5。一方で、例えばアメリカの状況を見ますと、BA.4、BA.5という両方が今出てきているという情報が入っています。どちらもオミクロン株の変異型ということです。
 ただ、この詳しい傾向であったり、どういう影響を及ぼすかということはまだ明確には分かっておりませんが、ワクチンにつきましてはBA.5であっても重症化を防ぐという本来の大きな目的というのは満たされるんじゃないか。ということは、これはただ報道ベースですので、私も、堺市としても確認は続けていきますが、感染対策としてはこれまでさまざまな変異株が発生してきましたし、これからも発生しますので、状況を注視しながら臨機応変な策を講じたいと考えています。
 これから3連休でありましたり、夏休みの時期に入ります。これから、これは政府の決断にもよると思うんですけども、今までのように、例えば緊急事態宣言であるとか、まん延防止等重点措置というところを、じゃあ今までみたいに増えてきたからそれを講じようかというよりも、やはりワクチンが普及をした中で社会経済を回していかなくてはいけないと。また社会活動であったり、個人のコミュニケーションを疎遠にしてしまうということは避けなくてはいけないと考えておりますので、私たちとしましては、これは政府で例えば緊急事態宣言をやるんだということであれば仕方がありませんが、堺市としては、社会経済をしっかりと動かしていくために、基本的な感染対策を徹底していただきながら、社会を動かしていく。イベントであったり、行事の制限というのは極力かけずに、必要によってはそういうことも行わざるを得ないかもしれませんが、きちんと経済を回していく方向で考えております。

(時事通信)

 ありがとうございます。
 あと、話変わりまして、古墳サミットの話なんですけれども、ちょっと聞き逃しているだけなのかもしれないんですが、参加自治体はリリースに書かれている4市以外にはどこか決まっているところはあるんでしょうか。

(市長)

 今日お伝えしたところがトークセッションの自治体です。そして、事例報告につきましては、今それぞれの自治体の皆様、団体の皆様にこちらから連絡を取っている、参加の打診をしている状況ですので、まだ確定はしておりません。実際に時期が近くなりましたら、改めてその詳細について発表させていただきたいと考えています。

(時事通信)

 ありがとうございます。

(司会)

 ほかにご質問いかがでしょうか。

(朝日新聞)

 まず古墳サミットなんですが、造山古墳がある岡山市というのは大きな古墳で、それは分かったんですけど、この埼玉県の行田市ですか。これは鉄剣が出た稲荷山古墳かなと思いますが、西都市は西都原古墳群があったような記憶が、あまり古墳に詳しくないのであれなんですけど、鉄剣とかだったら江田船山古墳とか、熊本のものとかもあったりして、どういうチョイスでこの4市になったのか。羽曳野は毎回なので別ですけど、全国の3市についてはどういう基準というかチョイスなのか、ちょっと教えてください。

(市長)

 まず、岡山市につきましては、やはり巨大な古墳というところで、日本全国の巨大古墳の大きさを比較すると、1番、2番、3番が百舌鳥・古市古墳群なんです。5番目は百舌鳥・古市古墳群ではありませんが、河内大塚山古墳、こちらは松原市と羽曳野市にまたがっている古墳だったと思います。そして4番目が造山古墳です。
 今回の百舌鳥・古市古墳群というのは、やはり古墳の最盛期、最も大きな古墳群がこの大阪で造られたということで、それも一つの要因かなと思っておりまして、全国のナンバー4の造山古墳を抱える岡山市にぜひご協力いただきたいということです。
 そして、行田市と西都市につきましては、国の特別史跡という指定がありまして、特別史跡に含まれている古墳群は3つしかない。3例しかないと認識をしています。
 そのうちの1つは、先ほどお伝えした岩橋千塚古墳、和歌山県でして、堺市と和歌山県で今年共同でシンポジウムを開催しておりますので、まだ共同で行ったことがない行田市と西都市にご協力をいただきたいと考えております。
 私も現地を訪れたいなと思っているんですけど、なかなかこれまで伺う機会がなくて、ホームページで拝見しただけですが、非常に大きな規模の古墳群がありまして、古墳の数ということに関しましては、百舌鳥・古市古墳群よりもおそらく多い規模の古墳群の西都原古墳群、あったかと思いますので、ぜひ私たちもこれから古墳を守っていく、保全をしてつなげていくというのが世界遺産の重要な目的ですので、そのために他自治体の事例でありましたり、特別史跡の取組も参考にさせていただきたいと思います。

(朝日新聞)

 分かりました。
 次に、話が変わるんですが、先週の木曜日の夜7時半から、いじめ防止等対策推進委員会という有識者会議が開かれました。先の黒塗り公表が批判された後の会議だったので、期待して行ったんですけども、教育委員会が有識者側に示した公開非公開に係る基本的な考え方という文書は、従来の教育委員会の考え方をなぞったものというか、むしろ後退させたかのような印象を受ける内容でした。
 この件については、教育長のほうに記者側数人で、ちょっと問題あるんじゃないかと申し上げたところ、善処していただく回答を得ましたので、一旦その判断を待ちたいと思います。
 黒塗りにつきまして、ちょっと思い出したんですが、6月定例会でもやり取りがございました。時節柄、個別のお名前は差し控えますが、大阪維新の会の所属の議員の方が、6月6日にこの件について、教育委員会に対して質問されていました。
 まずは、市長にそのときのやり取りをどのようにお聞きになっておられたのか、ご所見を伺えたらと思います。

(市長)

 そのときのやり取りを、文字起こし今ありませんので、もし簡単にでも把握していらっしゃったら。

(朝日新聞)

 分かりました。じゃあ質問の中で、次の質問の中で指摘させていただくと、当時その議員さんの質問では、被害生徒の保護者にこの議員さんが聞いた話も出ました。それによると、保護者の方は、本人の名前と家族に関する記載以外は全て公表してもらっても構わないとおっしゃってるという内容でした。
 3月の黒塗りの発表の当時、教育委員会側は被害生徒保護者に1か所1か所黒塗りの同意を得ていると説明していましたが、この6月の議会の質問では、十分な時間を与えられないままに、これが規則だということで有無を言わさず同意を求められたということも併せて、保護者からの話として紹介されていました。
 3月の発表当時に、保護者に接触できていた民放の方が、保護者の意向は違うんだと言っても、教育委員会は保護者の同意を得ているの一点張りで、記者側が求める確認も十分にしてくれませんでした。
 その時点では、私のほうも直接保護者の方にお話を聞く機会がなかったので、正直どちらが正しいのか、判断つきませんでしたが、6月議会でのやり取りでは図らずも教育委員会の説明が自分たちに都合よく解釈したものであったことが露呈したわけです。
 この6月6日の議場の傍聴席に保護者の方がおられるということでしたので、私も初めてお会いして、お話を伺うことができました。
 まさに、保護者のおっしゃってるのは、議場での質問のやり取りのとおりで、以下のように私に説明していただきました。
 黒塗り箇所の説明に来た教育委員会の担当者は、報告書は預けることはできませんといったそうです。そして、びっくりすると思うが、と前置きをしながら、担当者は黒塗りにする予定箇所を示した報告書と、公表するに当たる市側の基準について書かれた文書を示して、規定で定められている箇所を黒塗りにしています、はいどうぞ、ご覧くださいと言ったそうです。
 ほぼ黒塗り状態で公表されることが一目でわかった保護者は、これで何が伝わるんだろうと疑問がわいたものの、教育委員会の担当者は、規定ですの一点張りで、保護者の方も覆せないものだと思ったそうです。
 その上で、保護者の方こうおっしゃいました。じゃあ、堺市教委のやり方をそのまま見てもらえばいいじゃないかと思ったと。黒塗りの報告書を基に、今後何が防げるのか。私が黒塗りの報告書をおかしいと思ってるのが正しいのか、黒塗りが正しいのか、世間が判断してくれるのではないかと。
 ちょっと前置きが長くなって恐縮なんですが、ここからが質問です。
 4月5日の市長会見の中でやり取りをさせていただいたんですけども、当時市長は、本当にそれだけの箇所を黒塗りにする必要があったのかというところが疑念としてありますとおっしゃいつつ、一方で以下のようにおっしゃっておられました。
 教育委員会からこの内容で説明を受けたときというのは、今回対象の生徒が亡くなられたという事態の重さを鑑みて、マスキングをする箇所を多くしたいということはありました。これまでと全く異なりまして、そこで例えば、対象生徒が分かってしまう、そのことについては保護者の方も懸念されていることもありましたので、それであればその形で表に出してくださいということをお伝えしていますと。
 ここで市長がおっしゃられる保護者の方っていうのが、被害生徒の保護者の方とするならば、教育委員会が市長に上げていた当時の情報と全く食い違うことが、議会の質疑の中で明らかにされたわけです。
 市長、その点について今どのように思い、どう対処されるおつもりなのかをお聞かせください。

(市長)

 まず、当初私が教育委員会から報告を受けていた内容というのは、先ほどおっしゃったように、事の重大さに鑑みて、黒塗りの箇所が多くなったということでした。その後、テレビで報道されたときに、保護者の方が納得をされていないということもお聞きしました。
 今回、6月6日に担当局で要望書を受け取っております。先月受け取っていまして、ただいまその内容も確認をしながら対応、検討しているところですが、私から指示をしているのは、保護者の方がしっかりと納得ができるように、食い違いがあるんだったら、どこが食い違いがあって、いつまでたっても教育委員会と保護者の方が認識が違うと前に進みませんので、そこを丁寧にご説明をして、もしくは食い違いがあるところを把握するようにということは伝えております。

(朝日新聞)

 分かりました。
 虚偽の報告をもたらして、市長のほうに説明をしたというふうに私からは見えるわけですけども、この担当者については、保護者とのやり取りを公文書としても記録していなかったということで、そのこと自体も本当に、情報公開制度の根幹を揺るがすことで、どうなのかなという思いもしますし、本当に重ね重ね当時の担当者の職務怠慢だろうと思うんですが、市議会の中で市教委のほうが、学校現場も含めて、関係者の処分というのを言及されておられましたが、この虚偽の報告もしくは公文書を記録していなかった当時の教育委員会の担当者の処分というのも、市長は虚偽の説明を受けた側であろうと思いますので、求めるお考えがあるのかどうかもお聞かせください。

(市長)

 虚偽だったかどうかというところについては確認が必要だと思っています。報告が、認識としてはやはり事の重大さというところはそうなのかなと思いますが、それだけの黒塗りをする必要があったかどうかというところについては、私が受けた報告の内容が足りなかったというところもあり得ます。
 一方で、やはり処分ということについては、私はきちんと行うべきだと考えています。
 特に、人一人がお亡くなりになるという大変深刻な事態ですから、どういうところが至らなくて、何ができたのかというところを確実に教育委員会の中で内省をして、至らなかったのであればそこに対して確実に対処をしなければ、今後もし同じようなことが起こってしまったときには、もう目も当てられないというか、取り返しがつかないことになりますので、しっかりと教育委員会では再発をさせないという点も含めて対処を検討してほしいと思います。

(朝日新聞)

 分かりました。
 最後にこの件について質問です。6月議会の質問の中では、加害者及び学校関係者の利益を守るために黒塗りになったのではないかと思うと、この議員さんは指摘されておられましたと。
 当時答弁した教育監は、関係した人たちに不利益が及ばないようにするのは大事なことだと、若干かみ合ってない答弁をされたわけですけども、教育長はいじめは重大な人権侵害であるとおっしゃっておられます。市長としては、黒塗りについて、先ほど要望書の言及もありましたが、今回のこの保護者の方の意向を確認してという指示もございますが、保護者の側からは、黒塗り箇所を改めて検討し直してほしいという要望内容であったかと記憶していますので、マスキングの今回の黒塗りの内容について、改めて見直すお考えがあるのかないのか、先ほどもちらっとおっしゃっておられましたが、重ねてお聞きいたします。

(市長)

 黒塗りの箇所につきましては、実際に保護者の方と丁寧にやり取りをしていただいた中で、どうあるべきかということを教育委員会で検討してほしいと思っています。
 その中で、ここはどうしても黒塗りすべき所であるとか、理由がそれぞれの箇所になければ、やはり納得は得られないと思っていますので、その報告を教育委員会より受けたいと思います。

(朝日新聞)

 ありがとうございます。

(司会)

 ほかにご質問ございますでしょうか。

(読売新聞)

 手短になんですけども、参院選で今選挙期間中で、市長この間どこか応援に入ったりだとか、あと今後そういうどこかの陣営に応援に入るご予定ってございますでしょうか

(市長)

 政務になりますけど。

(読売新聞)

 市長としてです。

(市長)

 少なくとも公務時間中、平日の日中は応援には入っておりません。
 一方で、公務終了後、例えば夕方以降であったり、土日に応援に入っていることはあります。

(読売新聞)

 今後もあるんですか。あともう5日ぐらいとか、それぐらいですが。

(市長)

 今のところは明確な予定は入っておりませんが、終盤ということもありますので、入る可能性はあります。

(読売新聞)

 分かりました。
 あと1点だけなんですけども、今回物価高だとかエネルギーだとか、いろんなことがいろいろと議論されてると思うんですけども、一応政令市の首長として、一番関心を持って見ている議論というのはどういったところでしょう。

(市長)

 やはり、物価高の対応を国として確実に行うべきだと考えています。今の物価高というのは、もう既に食料品であったり、エネルギー価格の高騰というのは多くの市民の皆さん感じていらっしゃると思いますが、この流れというのは、今も秋にかけてさまざまな商品の値上げが想定されていますので、物価高は続くんじゃないかと。
 そうすると、やはり国として明確な指針を示すことが必要だと思っていますし、堺市で裁量があることは行えます。既に実施を決定しています水道料金の基本料金の無料化もありますし、小学校の給食の食材費の高騰対する支援、また2学期の給食無償化も行いますが、ここは堺市だけが物価高騰しているわけじゃないんですよね。ですので、国全体で起こっていることに関しては、国が決断をして実行していただきたいと考えています。

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