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堺市長記者会見 令和3年11月9日

更新日:2021年11月16日

市長

(司会) 

 なお、本日から当面の間は、全ての案件の説明が終わった後に、質疑応答の時間を設けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、永藤市長、よろしくお願いいたします。

(市長)

 よろしくお願いいたします。
 11月は児童虐待防止推進月間ですので、今月の記者会見は、このオレンジジャンパーを着て行いたいと思います。大阪府で統一しているジャンパーでして、この月間は大阪府の知事はじめ、首長がこのオレンジジャンパーで統一するということで取組を進めています。
 本日の会見につきましては、まずは新型コロナウイルス感染症とワクチン接種について、そして、このオレンジ――児童虐待の防止に関して、そして、パープルリボンキャンペーン、次世代向けのSDGs推進の取組、路上喫煙マナー向上プロジェクトについてお伝えをします。

新型コロナウイルス感染症

 まず、現在の感染状況についてです。10万人あたり1週間で1人という日が先週から続いていまして、今も感染状況は落ち着いていると考えています。
 こちらが感染経路不明率です。先々週ぐらい80%、かなり実数が少なくなっていますので、その中で感染経路が分からない例が増えていたんですが、今は50%台と、これまでの大体の平均ぐらいまで落ち着いてきているという状況です。
 前週同曜日比の比較です。オレンジのところが前週の同じ曜日よりも上回った日です。この日が長く続くと感染拡大傾向に入ったんじゃないかというところですが、今のところまだ、その前の週はかなり少なかった日がありますので、それに比べるとこのオレンジの日が時々出ていますが、連続して上回ったという日は少なくなっていますので、今のところは感染拡大の傾向はみられていないという認識をしています。
 陽性率です。このオレンジの折れ線グラフが陽性率です。昨日は0.34%という状況でした。こちらは行政検査といいまして、実際に症状があったり濃厚接触者の方に対しての検査になります。何らかの検査をしたほうがよいという判断を持った中でも0.34%ということで、かなり低い陽性率となっています。
 そして、重症者につきましては、11月4日、それまで重症者がお一人いらっしゃったんですが、快方に向かわれまして、今堺市内の市民の方の重症者はゼロの日が続いています。
 入院・宿泊・自宅療養者につきましては、現在入院されている方が11人の方がいらっしゃいます。そして、自宅療養者の方が4人、宿泊療養者の方がお二人です。今も入院されている方が11人いらっしゃいますので、早期のご快復をお祈りしています。
 感染状況についてですが、引き続き感染が落ち着いていると市では認識をしていますが、一方でワクチン接種の開始が本市では5月1日でした。そして、5月から始まって間もなく6カ月を経過して7カ月に入ってくるという状況です。ワクチンの抗体が、時期が経つごとに、少なくなっていくと、ブレイクスルー感染という可能性もあります。本市では、感染状況を注視しながら、スムーズに3回目の接種を受けていただけるように準備を整えていますが、このタイミングで、感染拡大がまた増え始めると、これまでの経験から一気に急拡大するという懸念もあります。ですので、市民の皆様には、日常生活が徐々に戻ってきているという報道もありますが、特に基本的な感染対策を徹底してお過ごしいただきたいと思います。
 続いて、ワクチン接種の状況です。12歳以上の全対象者、1回目を終えられた方が今日9時現在でVRSの登録データでは82.2%。そして、2回目を終えられた方が78.9%となっています。一方で、このVRSの登録データですので、実際は1週間プラスアルファの予診票を回収して入力する日数がかかりますので、実際にはもう80%を超えていると認識をしています。個別接種につきましては、10月末で終えていますので、今個別の診療所の皆さんに連絡をさせていただいて、まだお手元にある予診票等ありましたら、送っていただけるようにこちらから呼びかけを行っています。もうほとんど82%以上の方が1回目の接種を終えられていますので、おそらく2回目もそれに近い方が接種を終えられるものと考えています。
 一方で、先ほどの3回目接種、こちらもまだ国の枠組みの中で不確定の要素が多くありますが、その状況を注視しながらスムーズに開始するとともに、アメリカでは5歳から11歳の方のワクチン接種も認可されたという報道もあります。日本でも今後どうなるかという動きはありますが、もし年齢対象が拡大された際には、市でも迅速に行動ができるように、今検討を進めています。
 また、ワクチン接種につきましては、個別接種は10月末で終えているんですが、現在も集団接種会場で接種を行っています。まだ接種がお済みでない、そして、希望される方がおられましたら、ぜひこの機会に申し込んでいただきたいと思います。今の予約枠は11月14日までです。そして、昨日から11月15日から28日の予約枠も新たに開放していますので、ぜひこの機会に、まだお済みでない方は接種を受けていただきたいと思います。
 こちらが、年齢別の状況です。30歳から39歳の方も71.9%の方が、70%を超える方が接種をされています。29歳以下の方も65.7%と7割近くまでいくんじゃないかと見込んでいます。

 オレンジ&パープルリボンキャンペーン

 続きまして、オレンジ&パープルリボンキャンペーンについてお伝えをさせていただきます。冒頭にお伝えをしたとおり、11月は児童虐待防止推進月間でございまして、併せて堺市では女性に対する暴力をなくす週間、運動期間として11月12日から25日まで設定していますので、この期間は児童虐待防止と、そして、女性に対する暴力をなくすという2つの目的を合わせて、オレンジ&パープルリボンキャンペーン、一体的に啓発を行っています。
 児童虐待につきましては、一昨年、大阪府の吉村知事を座長としまして、大阪児童虐待防止推進会議が設置されました。私も副座長として関わっていまして、オール大阪で重大な児童虐待ゼロに向けて取組を進めています。特にこの期間で啓発を行いたいのは、相談をしていただきたいということです。ジャンパーにも書いていますが、24時間、365日受け付けている窓口があります。DVに関しましては、この「はれれば」という#8008であったり、国が設置している「DV相談プラス」というところもあります。また、児童虐待、児童相談所の虐待対応ダイヤルについては、189(いちはやく)というダイヤルを設けていますので、ぜひ、特に虐待に関しては身近な子どもさんの様子がおかしければ、ちゅうちょなくこのダイヤル189(いちはやく)にご連絡をいただきたいと思います。
 そして、このオレンジ&パープルリボンキャンペーンにつきましては、堺に本拠地をおいています、堺ブレイザーズさんとも連携して啓発を行っています。11月6日、7日に大浜体育館でホームゲームを開催しました。そのときにチラシ配布、そして場内アナウンス、そしてこのパープルリボンとオレンジリボンのロゴのシールをコーチやスタッフの皆さんに貼っていただいて、私も始球式を行ったときにユニフォームを着ましたが、ユニフォームにこのロゴを貼って、皆さんにパープルリボン、オレンジリボンの活動を周知を行いました。今後も児童虐待、そして、女性に対する暴力をなくすことを目指して、市としても積極的に取組を行ってまいります。

次世代向けSDGs推進の取組

 続きまして、子ども、そして、学生の皆さん、次世代向けのSDGs推進の取組についてお伝えをいたします。堺市は国の「SDGs未来都市」に選定をされています。ただ、これまでの取組というのは、市が行っている事業になぞったものが多くて、私が就任して改めて取組を強化するために17のゴールとその17のゴールに紐づいた169のターゲットを全て確認しまして、そして、ゼロベースで見直して、今年度から新たに計画をスタートしています。
 SDGsの取組につきましては、幅広い企業や団体の皆様と連携して行うことが欠かせませんので、さかいSDGs推進プラットフォームを今年5月に設立をしました。今報道の皆さんにも取り上げていただく機会が多くなっていまして、SDGsの関心が高まっています。開設後半年弱で354の企業・団体の皆様に参加をいただいています。これは11月1日現在です。堺市は事務局として関わっていまして、SDGsの推進に向けて会員の皆様の取組のマッチングであったりコーディネートを行っています。
 今回堺市がコーディネートを行いました2つの取組を紹介させていただきたいと思います。
 まず1つは、Pepper(ペッパー)によるSDGsの推進です。さかいSDGs推進プラットフォームの会員でありますソフトバンク株式会社様と認定こども園、幼稚園等が連携をして、就学前の子どもたちがSDGsを楽しく学ぶことができる講座を開催いたします。就学前の児童施設にPepperを派遣して、SDGsの講座を開催する取組は全国初ということです。今回の取組を通じて、子どもたちにも身近にSDGsを感じてもらって、こども園、そして、幼稚園についてもSDGsに取り組んでもらうきっかけになっていただきたいと考えています。
 そして、もう一つの取組は、脱炭素型SDGsの演奏会です。こちらは、民間企業様、クリエイション株式会社様が設置をしている太陽光パネルで発電した電力を活用しまして、新型コロナウイルス感染症の影響で活躍の機会が減っています高校生の皆さんの演奏会を開催したいと考えています。今回この観客につきましては、新型コロナウイルス感染症の防止という面も含めまして、出演者の家族に限るなど密を防ぐ取組を行いながら実施をいたしますが、11月14日、日曜日、13時から16時まで、泉北高校と堺西高校の軽音楽部の生徒が約30曲を演奏していただきます。今回、この取組に関しては、さまざまネットワークを組み合わせて、コーディネートを行っています。まず、こちらもSDGsのプラットフォーム会員であります、府立の泉北高校さんからご相談いただきました。新型コロナの影響で発表の場が少なくなっていると、落ち着いたころを見計らって発表の場を設けてもらえないかという相談がありました。同じく、会員の株式会社クリエイション様からは、堺旧港のマリーナで、太陽光パネルで発電した、蓄電した電力を活用できないかというご相談をいただきました。堺市がコーディネートをして実現をしています。そして、府立の堺西高校につきましては、泉北高校からの声かけによって実現をしていまして、その楽器の機材運搬につきましては、同じくSDGsプラットフォーム会員であります、株式会社合通トラスコさんに協力をいただきまして、これらを堺市が協力、コーディネートを行っています。
 今回演奏会の開催を通じまして、高校生のSDGsの理解を深めて、今まで以上にSDGsに取り組んでいただきたい。アクションを起こしてもらいたいということと併せて、海辺のマリーナでの演奏、貴重な体験となりますので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。
 SDGsに関しましては、私もテレビや新聞等で目にしていますが、まだまだ浸透し切れていないと考えています。堺市で行う事業であったり、イベント、また、民間企業・団体の皆さんと協力をしながら、さまざまな面でSDGsの取組が目立つように行っていくことで市民の皆さんや事業者の皆さんに感じていただけると思いますので、今後も積極的に取組を進めていきたいと考えています。

路上喫煙マナー向上プロジェクト

 そして、最後、路上喫煙マナー向上プロジェクトについてです。本市の中百舌鳥駅の周辺ですが、こちらは路上喫煙等マナー向上重点啓発区域に指定をしています。しかし、残念ながら喫煙所の外にはみ出して喫煙やポイ捨てをする喫煙者の方がおられまして、マナー向上が課題となっています。その解決策として、このたび近畿大学様と連携をしながら、アートとデザインの力で喫煙マナーの向上をめざすプロジェクトを開始いたします。具体的には、喫煙所内で喫煙をしてもらえるように、こちら見ていただいたら分かりやすいと思うんですが、近畿大学の学生の皆さんがデザインをしていただい壁紙を貼ったり、床に花の絵柄がついたシートを貼ることで、花を踏みにくいという心理的な抑止力を設けることで、この枠内で喫煙をしていただくという取組を行います。今、ナッジという肘で突いて心理的な行動を促すという取組が広がりつつありますが、その取組の一つだと考えています。そして、この路上喫煙等マナー向上重点啓発区域であることを知ってもらうために、学生の皆さんが手がけた路面シートを駅の周辺10か所にも設置をいたします。こちらのシートですね。
 併せて、今週の日曜日、11月14日に開催をします、なかもずフェスティバル2021では学生が路上喫煙とマナー向上への思いを発表していただいたり、清掃活動に参加をして地域の方や駅利用者の環境美化の大切さを広く発信をしていただきます。喫煙者にマナー向上重点啓発区域を知っていただいて、喫煙マナー向上につなげたいと考えています。
 1点、先ほどクリエイション様にご協力いただくというところで、正式には株式会社クリエイションということです。株式会社クリエイション様にご協力をいただいて実施をいたします。
 私からは以上です。

質疑応答

(日本経済新聞)

 今日の発表ではないんですけども、先日堺市内に本社を持つ事業所を全部カバーする、データベースをつくると言う発表があったと思うんですけども、これ2万4,000という数字が出ているんですけども、これ全てについて詳しい情報が分かるのか、それとも、11月スタート時点では、その中の何社かに限られるのか、どちらでしょうか。

(市長)

 まず、呼びかけを行っていくということだと思いますが、今担当者は分かりますかね。その段階的なステップについて、2万4,000社に対して、段階的に行っていくのか、当初から2万4,000社にご協力いただけるのかというところです。

(担当)

 2万4,000社に呼びかけをする予定ですけれども、あくまで登録いただくのは会社から能動的に登録いただくと。それで、基本情報だけは2万4,000社全部が入るという流れになっています。

(日本経済新聞)

 11日に次の産業プランの懇話会が開かれると思うんですけど、これとの関連というのはどう理解すればよろしいのでしょうか。

(市長)

 今回のプラン、新しいプランにつきましては、私も担当局と打合せを重ねています。その中でこれまでこの会見でもお尋ねいただきましたが、やはり重層的なネットワーク、つながりが欠かせないと考えていますので、今まで堺でご活躍いただいている産業、そして、イノベーションを起こしていくようなスタートアップの企業、伝統産業、それらのつながりを設けるという意味でも今回のこのプラットフォームというのは非常に重要だと考えています。新しい取組ですので、まず多くの皆様に参加をしていただきながら、行政の有益な情報発信も含めて、効果を確かめていきたいと思っています。

(日本経済新聞)

 産業プランについては、これまで、市長はいわゆる泉北地帯にある重工業とイノベーション、それから、伝統産業と、この3つを挙げていらっしゃいましたけれども、この方針は変わらないんでしょうか。

(市長)

 重点戦略というのも中には掲げる予定にしていまして、その中ではこの3つだけではもちろんございませんで、重点の中で今約5つですかね、詳しくはこの後懇話会で話される内容になりますが、重点を定めた中で、より分かりやすく訴えかけていきたいと考えています。今私がお伝えしたのはあくまでもこれまで行ってきた堺の主立ったというか、取り組んできた内容でありまして、これから次の年度5年間をめざすに当たっては、より適した内容で設定したいと考えています。また、懇話会委員の皆さんの意見もお聞きしながら進めたいと考えていますので、その内容につきましては、今後変更される可能性というのが大いにあります。

(日本経済新聞)

 もう少し今回の「さかしる(SAKACIL)」というんですか、その2万4,000社のデータベースと、次の産業プランとの関連というか、どう関係づけていこうとされているのか。産業プランというのは、堺の経済を成長させるんだということが最終的な目標だと私は理解しているんですけども、この「さかしる(SAKACIL)」を使ってどうやって堺の経済を成長に導こうと、今の段階で市長は考えていらっしゃるのでしょうか。

(市長)

 やはり、まず今の特に大企業の皆さんは、もう既にホームページであったりさまざまな取組をされているところが多いんですが、99%以上は中小企業の皆さんですので、規模が大きくない事業所の皆さんにとっても、例えば、そのデータベースを活用していただいたり、ホームページを設けるということは、ビジネスチャンスにつながると思うんですね。また、横のつながりでも、これまではもう自分のこれまでつながってきた取引先を中心に行ってきたと思うんですが、特に今のこのイノベーションであったり、SDGsの取組もそうですが、全く違う分野の連携というのも大いにこれから活かしていくことができると考えています。なので、今回のプラットフォームのつながりというのは、堺市内の事業者の皆さんの交流という面でも大きな効果を発揮すると考えています。実際にはこれだけおそらく全国でもあまり例がない取組だと思っていますので、今回の取組と併せて新しく策定するプランで、この取組を活かしながら企業同士の企業間の相乗効果を促せるような内容にしていきたいと考えています。

(日本経済新聞)

 SDGs、先ほども発表の中でもSDGs関係のものがあったんですけども、御市のいろいろSDGsを拝見していると、少なくともその2万4,000という企業がある中で、ありとあらゆる企業活動がSDGsに結びつけることができると私は理解しているんですけども、なかなか御市が持っている中小企業の力をSDGsという観点から引き出そうという観点は、ちょっとなかなか見出しがたいんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。

(市長)

 SDGsにつきましては、今まだ積極的に取り組んでいると回答された企業は多くないと思っています。
 これまでは、CSRであって、社会貢献の一環のように捉えられる動きが多かったと思うんです。その意味で、例えば、その中小企業の皆さんであれば、SDGsを取り組む効果が見えないであるとか、私たちは関係ないんじゃないかということが意識があったかと思いますが、これからの時代は、むしろSDGsに取り組まない企業は取り残されると私は危機感を持っています。ESG投資も積極的に行われていまして、どれだけ世界共通の課題に対して前向きに取り組んでいくかが企業の評価につながりますので、ぜひこの点は、企業戦略としても経営戦略としても、非常に重要だということを、堺市として今SDGsのさまざまな取組を行っていますので、そこに関わっていただきながら、呼びかけを行いながら、1社でも多くSDGsに取り組んでいただく企業を増やしたいと考えています。

(日本経済新聞)

 中小企業のSDGsに関しては、もう去年から近畿経済産業局がそういったガイドブックを出して、取り組みなさいよという声をかけているんですけども、ばらばらにやっている感が強いんですが、そういった当然そのビジネスにつなげるやり方に長けているところもあるわけですけれども、何となく堺は堺でやるんだというところが非常に見えるんですけれども、そういった機関と連携しながら中小企業の意識を高めていって、特におっしゃるようにビジネスにつながる、要するにコスト、CSRというのはある意味経営のコストという意識があったと思うんですけども、SDGsに関しては、次のビジネスにつながるんだというマインドセットに持っていこうというのが世界的な流れだとすると、なかなかそこまで引っ張っていけていないんじゃないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。

(市長)

 今のところはまだまだその道筋というのは示し切れていないと思います。魅力というか、SDGsに取り組むメリットというのが完全にはお伝えし切れていないと思っています。
 堺市自体も、これまで今やっている事業を17のゴールに当てはめただけという計画が主でしたので、なので今回基本計画の策定と併せて全面的に見直しました。堺市としての取組も今年度がようやく元年じゃないかなと考えています。今年度から特に力を入れて行っていますので、より浸透するように努めます。

(日本経済新聞)

 産業プランにSDGsという言葉は入ってくるのでしょうか。

(市長)

 もちろん、入っています。

(日本経済新聞)

 分かりました。ありがとうございます。

(司会)

 ほか、ご質問よろしいでしょうか。

(朝日新聞)

 先ほどの発表内容についてなんですけども、ゼロカーボンロックフェスってやつで、たしか、市長は感染症対策もあって出演者の家族に聴衆は限るようなお話をされていたと思うんですけど、たしか2週間前もこの会見の場で旧港の親水護岸エリアで賑わい創出のためにいろんなイベントがありますというので、人を集めようというような発表されていたような記憶があって、私もそれを記事にしたんですけども、感染症対策で聴衆を限るというのと2週間前の話とが若干、すとんと来ないというところがあるのと、せっかくSDGsで推されていくのに、この家族しかせっかくのこのフェスを聴けないというのは、SDGsを広めていこうという思いともちょっと矛盾するような気もして、そこら辺の整合性がどうなのかなと思ってお聞きしたい。

(市長)

 まず、堺の賑わい創出について記事に取り上げていただいてありがとうございます。おっしゃるとおりで、本来ならば本当に多くの人にどんどん来ていただきたいと、集めて賑わうようにしたいという思いがありますが、まだ11月というのは、ようやく徐々に日常生活が戻り始めたという状況です。私たちも警戒をしながら賑わい創出を図っています。旧港につきましては、オープンエアで外の空間でかなり広い場所ですので、密にならないようにはそのスタッフが注意をしながら、また飲食の提供についても最新の注意を払いながら行っていきますので、そこで大混雑をするような、密になるようなところというのは絶対避けたいと考えています。
 この演奏会につきましては、特に軽音でこれまでさまざま、ロックフェスの取組もありましたが、やはりそこに何百人も集まるようなところで演奏会というのは、この状況ではまだ望ましくはないのかなと考えております。ですので、高校様から何か発表の舞台がないかという打診をいただいて、このクリエイション様の場所も活用させていただきながら行いますが、その場所に限りがありますので、そのスペースにおいては出演者のご家族様を原則基本といたしますが、例えば護岸エリアであるとか、近くのエリアから聴くことができますので、その真ん前のスペース、今椅子の舞台がありますかね、この辺りはご家族様に基本的に限らせていただきますが、周囲では密にならないように聴いていただければと思います。なので、ご家族様以外は絶対聴かせないということではありませんので、ぜひこの取組と14日、堺旧港でもイベントをやっていますので、イベントと併せて楽しんでいただけたらと思います。

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市長公室 広報戦略部 広報課

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