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堺市長記者会見 令和3年5月26日

更新日:2021年6月1日

モニター掲示資料

市長

 (司会)
 本日より、会見内容をより分かりやすくお届けするために、会見項目の終わりにそれぞれの項目につきまして、質疑応答の時間を設けさせていただきますのでご了承くださいませ。

新型コロナウイルス感染症

 早速ですが、本市の今の新型コロナウイルス感染症の状況についてお伝えをします。今日はこの3点、新型コロナウイルス感染症の状況、そしてワクチン接種について、そしてSDGsの推進、大塚製薬との包括連携という順番で進めたいと思います。
 こちら、毎週お伝えしている感染状況のグラフです。
 青い棒グラフが、新規の日々の陽性者数。そして、オレンジの線が感染経路不明者数の7日間の移動平均です。ご覧いただいて分かるとおり、3月の後半から第4波、ぐぐっと急速な速度で上がってきました。そして、同じ速度で今下がってきているという状況です。
 この日々の新規陽性者数、ステージ4の指標として1週間の人口10万人あたりの新規陽性者数という指標がありますが、それが25人以上だったらステージ4、15人以上だったらステージ3というものですが、今本市の状況というのが19強ということになりますので、この新規陽性者数だけを見るとステージ4の指標から下回っているという状況です。
 続いて、大阪府、大阪市と比較した状況です。これも大阪全体、そして、大阪市は大都市ですので、少し大阪府平均より高い状況ですが、ただ同じような推移をたどっていまして、この第4波の今の減少傾向においても、それぞれかなり大幅に下がってきているという状況です。
 検査数と陽性率の推移です。陽性率も今約3.5%、これは高齢者施設等の従業員に対する集中的な検査を行っていますが、その数字を抜いたものです。ですので、お医者さんが検査をしたほうがいい、必要だという中から、行政検査を行って、そこから陽性と判明された方がどれだけいるかということですが、それが今3.5%ということですので、これも今までの第2波、第3波と比べても、かなり低いところまで下がってきているという状況です。
 堺シグナルのモニタリング指標です。年齢構成――先週の時点では、かなり若い方がまた増えてきているよねというお伝えをしましたが、再びそれぞれの各年代で陽性が見られる。数としてはぐぐっと減少傾向にありますが、その中の年齢区分としては、若い方もお年を召した方も同じような割合で収束しているという状況です。
 こちら、これが100%に置き換えたときの比率です。それぞれ、30%とか40%という状況ですが、こちらが実数ですね。実際の新規の陽性者数、一番多い時期から比べると全ての年代においてかなり下がってきているということが見て取れます。もう少し緩やかな減少傾向かなと私自身も思っていたのですが、ぐぐっと減ってきています。昨日の堺市民の新規陽性者数も9人と、一時期124人という日がありましたので、そこから1カ月足らずの間にここまで下がったというのは本当に市民の皆さん、事業者の皆さんの多大なご協力のおかげと思っておりますし、感謝の言葉しかありません。
 では、じゃあここでもう堺市は大丈夫なのか、もう大阪全体は大丈夫なのかというと、全くそのようには考えていません。
 なぜかというのが、このグラフです。赤い線が重症者数を示すものです。先週のこの会見の場でも重症者数は今ピークだと、新規陽性者数は減少傾向にあるけれども、重症者数としてはピークだということをお伝えしました。53人、54人という日がありましたが、この2日間でぐぐっとこちらも下がりつつありますが、ただやはり高い水準に変わりはありません。
 新規の陽性者数と感染経路不明者数が共に下がっていますので、この傾向が続けば重症者数も、一日も早く回復をすることを願っておりまして、回復することで重症者数も減ってくると、重症病床にも余裕が出てくると思いますが、まだ、大阪府が抱えている重症病床、堺市内にも重症病床ございますが、全く余裕がある状況ではありません。ですから、この新規の陽性者数が、ここから上昇にまた転じてしまうと、もう重症病床は抱えきれません。救える命が救えないということになってしまいますので、今は重要な局面だと考えております。
 ここで決して気を緩めることなく、手を抜くことなく、この感染者数が少ない状態を維持しながら、ご高齢者の方にはワクチン接種を迅速に進めていく、一日でも早く接種をしていただくことで、この感染者の波が低いうちに重症者数も減らしながら病床を確保して、そしてご高齢者の方で新型コロナウイルス感染症によって亡くなる方を減らすと、一人でも少なくするということに全力を尽くしていきたいと考えています。
 重症事例としましては、50代の方が一時期半分近くおられたのですが、また再び60代、70代の方が多くなっています。先ほどのグラフのところで、今減少傾向にありますが、今回の第4波で主に増加した要因というのは、変異株の中でもイギリス型の変異株の影響が強かったと確認をしています。一方で、今週からでしょうか、大阪府内でもインド株、インド型という、非常に強力な変異型ウイルスというものも発見されています。ですから、今この状況の中で「減ってきたからよかったね」ということではなくて、これからまたさらに違うウイルス、インド株の影響が出てくることが懸念されます。
 一方で、今高齢者の皆さんに接種をしていただいているワクチンに関しては、イギリス型に関してもインド型に関しても、高い効果があるという検証がされています。2回接種をすると、どちらも90%以上の発症を防ぐ効果があるということですので、やはり今この状況で、まだ多くの方がワクチンを接種されていませんから、新規の日々の陽性者を増やすことなく、ワクチン接種を進めていくことが先決だと考えています。
 そのワクチン接種に移ります。現在の堺市の状況です。まず、予約数に関しましては、今60%の方が予約をしていただいている、もう既に予約をされたと見込んでいます。集団接種の場合は市で計算をしていますので確かですが、個別接種の場合は診療所で予約を受け付けられて、そして、市のほうにこれだけの予約があるからワクチン供給は幾ら欲しいという申請があります。それで、その6月末までの分をここに計上しています。7月以降の分は含まれておりませんので、もう少し高くなるかもしれません。当初、堺市ではどれぐらいの方が接種を希望されるかという見込みを立てたときに、70%で計算をしておりました。70%ぐらいの方がワクチン接種を希望されるのではないかと。ただ、様々ワクチンのニュースを日々皆さんにも報道していただいておりまして、関心が非常に高くなっておりますので、今堺市では80%以上の方は希望されるのではないかということで、見込みを立てています。
 本市としましては、この後また会場の増設の件もお話をしますが、この希望数、全ての高齢者の皆さんは約23万5,000人いらっしゃいますが、それらの方が100%希望されたとしても、7月中に2回の接種を終えていただける体制を整えています。ですので、その希望される方が少なければもう少し早くなると思われますが、ただ一方で、この7月末を越したからといって、高齢者の方がワクチン接種をできないということでは困りますので、迅速に進めながらもいつでも接種をしていただける、接種は義務ではありません、任意ですので、その枠としては高齢者の方がいつでも受けられるように体制は整えておきたいと考えております。今の時点では60%の高齢者の方が予約をしていただいている。そのうち、接種を実際にされた方、こちらも個別接種の場合は、実際のワクチンをその週の分、その日付の分としてお渡しをした物を、実数をカウントしておりまして、65歳以上の高齢者の方の20.1%が昨日まで、今日は含めておりません、昨日までに接種をしていただいているという状況になります。
 そして、先日お伝えをしました大規模集団接種会場についてです。先週の時点では、まだ実際の会場との調整中でした。本日こちら、金岡公園体育館の大体育室を集団接種会場として使用することを決定いたしました。金岡公園は、私も昔、大学生の頃も使っていたんですけど、市民の皆様に非常に愛着がある大きなスポーツ公園でございまして、知名度も高い。その体育館を利用しまして、ここに大規模接種会場を設けることにいたしました。接種の開始予定日は6月22日。そして1日あたりの受入れ数は、約1,000人を予定しております。
 この間、金岡公園体育館につきましては、様々な大会であったり、利用される、特に週末は利用の見込みがあったのですが、それも今調整をさせていただきまして、実際に使用できるめどがつきました。ですから、これまで予定していた方は、別会場等を使っていただくことになりますが、市民の方向けに一刻でも早く、一日でも早くワクチン接種を進めたいという思いから、今回、金岡公園体育館大体育室を大規模接種会場として使用をいたします。
 そして、先週の時点では、それぞれ新しく集団接種会場、国の大規模接種会場の基準というのは、どうも1日で500人以上を接種する場合、大規模と聞いています。ですので、1,000人の場合は、私たちは大規模会場と認識をしていまして、これまでの集団接種会場は1会場200人と考えておりました。ですから通常の集団接種会場と分けてお話をさせていただきます。こちらにつきましても、集団接種会場2会場、堺市役所の高層館21階、そして法務省にご協力をいただきました矯正研修所をお借りいたしまして、それぞれ300人。6月7日、そして6月8日から開始をいたします。そして、既存の集団接種会場、各区1か所の集団接種会場を整備しておりますが、こちらについても6月7日から、この3会場ですね。スペースに余裕がなければ新しく受け入れることができませんので、そちらについては、それぞれ200人から100人の拡充を行います。そうすることで、今まで集団接種会場(地域会場)は7か所ございました。臨時会場で設けたところもありますが、今実際に運営しているところは各区1か所の7会場、それぞれ200人でしたから、1日あたり1,400回のワクチン接種というところを、今回1,900人増加をしますので、1日あたり3,300回のワクチン接種を行っていただくことができます。
 そして、高齢者の方の早期接種に向けて、先週お出しした表と少し変更しておりますが、昨日90歳以上の方、まだ予約がお済みでない90歳以上の方を対象に予約受け付けをいたしました。本日は85歳以上の方の予約をしております。本市は、個別接種会場での接種を中心に組み立てておりました。といいますのは、かかりつけ医であれば、それぞれの高齢者の方の病状であったり、様々な生活習慣であったり把握をされておりますので、より安全に、安心してワクチン接種を受けていただける、市内の医療機関、医師会の皆様を中心に330か所以上ご協力をいただいておりますので、その会場を中心に組み立てておりました。
 一方で、かかりつけ医がふだんからいない、もしくは空いている診療所が見つからないというお声もお聞きしておりましたので、このようにまだ予約がお済みでない方で、年齢順に接種を受け付けることにしております。昨日の状況を聞いて確認をいたしますと、コールセンターも電話が重なればつながりにくい状況がありますが、比較的つながりやすく、特に午後はかなりかかりやすくなっているということでした。ワクチンの予約数にも、まだ十分に空きがあるということですので、ぜひこの機会に、年齢順でありますが対象の皆様に予約をしていただきたいと思います。本日につきましても、少し対象の幅が広がっておりますので、昨日よりは若干、電話数が多いということですが、まだ十分に予約いただける枠がございますので、ぜひこの期間に、もう60%以上の方は予約をされていると思いますが、まだお済みでなくてご希望の方はぜひ、集団接種会場を希望される方はご予約をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 そして、ワクチン接種で最後のお願いです。
 ワクチン接種予約は1か所で、これをぜひお願いしたいと思います。堺市民の方を対象にしましても、大阪に置かれている自衛隊の大規模接種会場での予約の受付が始まりました。今朝の報道だったと思いますが、東京の世田谷区で既に接種をされた方のうち、世田谷区民のうちの5人に1人が二重予約をされていると、集団接種を受けられたにもかかわらず、自衛隊の大規模接種会場で受けられたにもかかわらず、まだ世田谷区が把握をしている予約の中にも残っているという方がおられる。そうすると、何が起きるかといいますと、もう予約があるものだと私たちは体制を整えていますから、当日多くの方の予約キャンセルが入ることになるんですね。キャンセルしていただいたらいいのですが、キャンセルされないままだと、当日その時間にならないと本当に来られるのかどうかというのが分からないと、ものすごい数のキャンセルが発生してしまいます。もちろん、ワクチンの希釈は一気に朝に全部希釈するわけじゃなくて、状況を見ながら段階的に行いますので、実際にそのキャンセルがあった分だけロスになるというわけではありませんが、ただ会場は大混乱してしまうことになります。国のシステムでVRSというシステムがございます。ワクチン接種記録システム。こちらに大規模接種会場で接種された方の情報というのは登録されていますので、世田谷区もそちらをご覧になられて、そういうデータを把握しているということです。しかし、予約の状況が分かりません。実際に接種をされた後の情報は分かりますが、予約の情報というのは自治体には流れてきていません。ですから、もしキャンセルをされなければ、自治体にとっては、ずっと予約が埋まった状況ですので、新たな予約を受け付けることもできませんし、実際にその会場でまだまだ接種ができるにもかかわらず、急に来られない方が多くおられて、その分のワクチンロスが発生すると懸念をしています。
 堺市では今段階的に優先順位を定めています。ワクチンロスを出さないために。まずはほかの日で予約をされている方にお電話をさせていただいて、今からお越しになることができないかというご連絡をさせていただいています。その中でもいらっしゃらなければ、まだ受けられていない医療従事者の方、そして会場従事者、それでもいらっしゃらなければ市の職員ということですが、今のところはまだ1段階目の、別の日で予約されている方でワクチンロスが回っています、対応が回っていますが、これがもし大幅に増えるということであれば、もしかしたら市の職員というところまできて、しかも、それでもさらに何日かたった後にワクチンロスが生じる可能性がありますので、今、市でもさらにその段階を次の段階まで増やすことを検討しています。
 しかし、そうならないためにもこのワクチン接種、ぜひ重複予約を避けていただきたいと思います。ワクチン予約を市でされている方は、自衛隊の接種会場は控えていただきたいと思いますし、もし市で予約されている方が、例えば個別接種会場で7月に入っている方の中にはいらっしゃるかと思います、自衛隊の会場は6月可能です。堺市も今受け付けているものは6月から可能ですが、そこを抑えたまま、早い会場がいいので自衛隊の会場を取りたいという方もいらっしゃると思いますが、その場合でも、重複して予約をした場合は、必ずどちらかの予約をキャンセルしていただきたい。接種をしてからキャンセルしようと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そうするとその間ほかの方が予約を取れない状況が続きます。ですから、必ずどちらか、もし二重予約をされた方は、片一方を迅速に速やかにキャンセルしていただきたい。これを強くお願いいたします。
 ぜひ円滑にワクチン接種を進めるためにもご協力をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

質疑応答

(産経新聞)

 大規模集団接種会場、先日も設置方針を述べられて、その思いは市長も説明なさっていましたけれども、改めて場所が決まったことによって、高齢者向けの接種を進めていこうという思いについて、いま一度説明をお願いできますか。

(市長)

 大規模接種会場を検討した時点で、まだ予約が取れていない方が多くいらっしゃって、日々報道等でも一刻も早く接種を受けたいという方が多くおられると思いましたので、まず予約体制、この大規模接種会場を整備できたことは本当によかったと考えております。
 一方で、先ほどお話をしたように、90歳の方、85歳の方、もう多くの方が予約できている状況だと思っていますので、もしかしたら、この大規模接種会場を整備しても、高齢者の方はそれまでに、6月22日が接種開始予定日ですが、多くの方が受けられているかもしれません。ただ、高齢者の方の接種が順調に進んでも、その後64歳以下の方の接種、こちらは堺市民の人口の3分の2以上おられますので、こちらの接種を円滑に進めるためにも、この大規模の接種会場の新設というのは、大変効果的だと考えています。

(産経新聞)

 細かい点になるんですけれども、もちろん市長もおっしゃったとおり、64歳以下の接種も進めていかなきゃいけない段階で、この大規模集団接種会場であるとか、今回の増強・増設した集団接種会場を、一般向けに拡大したときも継続していく意向でしょうか。

(市長)

 現在のところは、それぞれ少なくとも10月末まではこの会場を押さえておきたいと考えております。
 今の状況で言いますと、65歳以上の方の高齢者の接種は100%希望されたとしても7月末には終えたいと考えております。もちろんその後で、どうしても例えばかかりつけ医がいいんだとおっしゃる方はそちらで受けていただくことになりますので、もしそのかかりつけ医に余裕がなければ、8月以降になる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、そういう場合でも、堺市としては早く受けていただくために「集団接種会場はどうですか」というご案内をさせていただきますが、ただこちらもご本人の希望ですので、そのご要望に沿うことになります。
 ですから、今回集団接種会場を設けさせていただきましたが、さらに迅速に接種を進めながら、その状況によって、もし足りなければ、さらなる増設も検討することになりますし、もしくは今各会場を押さえておりますが、集団接種会場に使うということは、本来別の用途で使われる場所が閉じられることにもなります。ですから、ある一定めどがついた状況で、その会場の閉鎖ということも検討したいと考えております。ただ、今の状況では、やはり秋遅くまではかかると考えておりますので、その時期までは会場は押さえているという状況です。

(NHK)

 大規模接種会場ですけれども、医師や看護師の1日の接種体制の規模が決まっていれば教えてください。

(市長)

 今見込んでおりますところでは、案としてですが22日に向けて調整をしておりますが、お医者さん約7人の方に関わっていただきたいと思っております。レーンは今10レーンを予定しておりますので、その中でお医者さんが問診をされたり、もしくはお医者さんも実際に打っていただく方がいらっしゃったり、もしくは接種される方は看護師さんにしていただく場合もございます。その中で、バランスを見ながら組み立てていくということになります。こちらについても、医師会の皆様に今協力のお願いをしておりますし、一方で、先週医師の公募も始めておりまして、今応募を続々頂いていると聞いておりますので、ある程度この今の状況でも、大規模接種に関する医療従事者の確保はめどが立っているという状況です。

(NHK)

 看護師さんの数は、ありますでしょうか。

(市長)

 今、具体的な人数は分かりますか。看護師について。

(担当)

 今後の会場の設営上のレイアウト等、これから検討してまいりますので、それにあわせて看護師の数についても、また分かり次第、お伝えできればと思います。

(NHK)

 あと、市長、1点ですけれども、予約についても高齢者の6割が予約をされていると、個人的にはすごくこの5月1日から本格的に開始して非常に速いペースで大きな混乱もなく進んでいるのかなと思うんですが、市長ご自身もこの数字を今5月25日現在で早いとお受け止めなのか。もし、早く進んでいるとしたら、何か、いい要因と言いますか、どんなところが堺でうまくいっているのでしょうか。

(市長)

 60%、これまでは個別接種を含んでいますので、確実に確定した数字ではありませんが、私たちの今、見込みとしてお伝えをしています。当初70%の方が希望されると見込んでいまして、60%予約されたということで、今のところは順調に進んでいるのかなと思っています。一方で、先週お伝えした「反省がある」という表現をしましたが、それは個別接種体制を中心に整えているよと、もう少し発信をすべきだったと考えています。当初、1月の後半ぐらいに大阪府がアンケートを取った状況では、ワクチン接種を希望するかというアンケートに対して、希望するが3割、できれば、どちらかと言えば希望するという方が3割だったんです。その状況から、積極的に申し込む方というのは、もう少し少ないのではないかと、様子見をする方が多いのではないかと思っていました。ですから、迅速に届いたワクチンというのは、まずは希望する方から接種していただいて、メインは5月10日から予約を開始する個別接種会場だと考えていました。
 一方で、4月上旬あたりから、日本の各市の接種の予約状況が出てまいりまして、大変混雑している状況がありましたので、堺市民の方も、集団接種会場でいち早く受けなければと、かかりつけ医がいる方まで、恐らくそう思われた方が多いのではないかと思うんです。ですから、予約を今6割取っていただいていることについては、私はいい傾向だと考えているのですが、ただ、発信の仕方として、個別接種会場が中心であるということをもう少し強くお伝えすべきだったと考えております。
 今のこの状況については、やはり、個別接種会場の皆さんの力が大きいと思います。330以上の地域の診療所の皆さんにご協力をいただいて、電話で予約(受付)をしていただいたり、もしくは電話、受け付けて出られないところは、当日会場でということもありました。それぞれ知恵を絞っていただいて、日々進めていただいていますので、本当に感謝をしておりますし、今現在で、接種されている方も20%と確認をしておりますので、引き続き、一日も早く迅速な接種を行えるように、協力を進めながら市としても力も尽くしていきたいと考えています。

(NHK)

 市長、すみません。最後に、65歳未満についてなんですけれども、当初のスケジュールでは、6月の下旬頃ですかね。接種券も発送ということで。ただ一方で、基礎疾患のある方、ない方の優先順位もどうつけるかというところが課題だったと思うのですが、そのあたり、今、進捗状況はいかがでしょうか。

(市長)

 今のこの高齢者の方へのワクチン接種を迅速に進めることが、まずは最優先です。一方で、7月の末までには、めどがついていますので、次の方たちをどうするかというのが課題だと思っています。今日、副大臣の会見でしたでしょうか。インタビューで、もし、高齢者の接種にめどがついたところは、64歳以下も接種を行ってほしいという発表があったように見ているんですね。これ、難しいなと思うのが、今、堺市に通知があるのは、高齢者の方のワクチンの分だけなんです。それ以降の見込みって示されていないんですよ。堺市内でも64歳以下の方、大変多くいらっしゃいます。そこに、基礎疾患がある方を合わせると、それこそ10万人、20万人規模ということにもなりかねませんので、そのワクチンのスケジュールが見通せないと、高齢者の方へのワクチンしかないと、もし100%、高齢者の方がこれから希望された場合に、それ以降を受け付けてしまうと、ワクチンが足りなくなってしまいます。ですから次の段階を今検討しておりますが、私からも国に問い合わせるように指示をしています。ですから、やはり高齢者向けのワクチンは6月末までに届けるという通知はありましたが、次の段階についても、ではこの後は、7月以降はどういうスケジュールで出していくのかということを示していただいて、それがなければどこまで枠を広げて行うかということができませんので、ぜひ国には早急に求めていきたいと考えています。

(日本経済新聞)

 1点だけですけども、接種の今予約の状況で60%は出ましたけど、これは防衛省の大規模接種を予約してらっしゃる方は入っているんでしょうか。

(市長)

 いえ、入っておりません。防衛省の予約の情報はこちらには届いておりません。

(日本経済新聞)

 それなりに仕事で大阪市に行ったりしている方で、予約していらっしゃる方も多いと思いますので、実質的には6割は超えているという理解でよろしいでしょうか。

(市長)

 そのように考えています。この6割というのも今、個別の接種会場から申請のあった数ですので、完全な数ではありませんが、恐らくこの数よりは多いのではないかなと思っています。

(日本経済新聞)

 市民の方の接種状況を把握するには、やはり防衛省で終わった方の情報というのも必要だと思うんですけども、そこら辺の情報のやりとりについては国、もしくは府等と調整はしてらっしゃるんでしょうか。

(市長)

 予約をされた状況は分かりませんが、接種された情報はVRSに登録されると聞いております。堺市民の方が一昨日に予約をされれば、受け入れる期間は5月31日から1週間でしたでしょうか。ですからその情報もこちらから見て、堺市民の方がどれだけ取られているか、そこでもう受けた方がもし予約されていれば迅速に予約を取り消していただく手続をしなければいけませんので、注視して見ていきたいと思っています。

(日本経済新聞)

 予約は1か所でということですけども、堺市内であればどこか1か所しかできないのか。それとも堺市内でもダブって予約できてしまうのか、どちらなんでしょう。

(市長)

 集団接種会場であれば、一度予約すればもう予約済みですというエラーが出てくるようになっています。一方で、個別接種会場の場合は、やはり「何とかさん、何時に」という予約の取り方をされる方もいらっしゃると思うんですね。明確に接種番号を照らし合わせることはされてないところが多いと思いますので、そこは堺市内でも二重に予約されることはあり得ると思っていますし、国の自衛隊の会場で三重、6月に大阪府がまた大規模接種会場を開けるということですので四重の可能性もございます。この点については、私から知事にお伝えをしておりまして、重複が行われないように円滑に進むように協力を依頼しています。

(日本経済新聞)

 でしたら市民の方に早い予約ができたら、前の予約は消してくださいということを伝えることが大事だということですか。

(市長)

 はい。もしマイナンバーカードが普及していて、国も府も市も一括で同じデータを見ることができたらこういうことは起こらなかったと思うのですが、今の仕組みでは予約データを頂くしか方法はないと思うんですね。それがなければ、市でシステムを構築できませんので、今の段階では「二重予約はしないでください。もしされた場合には接種されない会場は速やかに予約を解除してください」ということを強くお願いしたいと思います。

(読売テレビ)

 大規模接種会場についてお伺いするんですけども、市長、大規模接種会場はこれ週末も含めてとか、その運営の時間とか、あとは予約に関してはもう今日、明日とかから予約はできるのかをちょっとお伺いしたいんですけれども。

(市長)

 まず、時間ですが土日も含めて行います。今、集団接種会場は9時から行っていますので9時から17時半でしょうか。今の集団接種会場と同じ時間帯で行いたいと考えています。
 もう一つの質問は。

(読売テレビ)

 予約の方法というか、開始日は6月22日になっているんですが、予約はどういうふうに。

(市長)

 今調整中ですが、6月14日頃から予約を受け付けたいと考えております。

(読売テレビ)

 その6月14日から予約を受け付けるということは、90歳以上とかは始まっていると思うんですけれども、その方々でも打ててない方はそこで予約できるし、かつ6月14日以降に、またその対象の年齢層の方はそこで予約できるという認識で大丈夫ですか。

(市長)

 そうです。今週は特にまだ予約できていない、よりご高齢の方に予約していただきたいという思いで今回設定をしております。今は2週間に一度、集団接種会場の枠を開けていますが、そこについては65歳以上の方を対象にしておりますので、いつでも90歳の方でもご予約はいただけるという形です。

(読売テレビ)

 じゃあ毎日、運営はされるという認識。

(市長)

 そうです。

(共同通信)

 先週の会見のときには、大規模な1,000人規模の接種会場というのは変異株もある中で、高齢者の方、重症化しやすい方々に一日も早くというふうにおっしゃっていたんですけれども、結果的に開場が6月22日となったことで、さっきおっしゃっていたように、その時点では結構多くの方がもしかして接種を終えているかもしれないと。だから結果的には、意図としては高齢者の方メインでというよりは、今後の堺市全体の接種の促進のためという意味合いのほうが強いと捉えてよいでしょうか。

(市長)

 高齢者の方でも、私たちの見通しで4割の予約されてない方がいらっしゃいますので、その方たちに対応できるためには個別接種の会場で予約がいっぱいだったとしても、市で補完的な受け皿というのは必要だと思っています。ですから6月中、もしくは7月の早い段階で接種していただけるこの大規模接種会場というのは効果的だと思っていますし、今はもちろん、これからの秋までの一般の接種についても大きな効果を発揮すると考えています。

(共同通信)

 堺市では個別接種が中心だと繰り返しおっしゃっていますが、結果的に終わってみれば、もしかしたら集団接種会場のほうが多かったということにはなるかもしれないんですかね。これだけのかなりの回数、1日3,300人可能になるということだと思うんですけど。

(市長)

 そうですね。終わってみなければというのが、まさに結果でしか分からないと思うのですが、個別接種会場の状況もお聞きしていますと、やはりスロースタート。最初は様子を見ながら少しずつ始めたいという機関も多かったと思います。個別接種10万7,000とありますが、実は先週お示ししたところから予約数を多くしています。というのは、最初はこれだけの予約をする見込みだからワクチンの供給をこれだけ欲しいということがあったんですけど、それが進んでくるに従って、もう少し接種できるのではないかという医療機関が多くいらっしゃいました。ですからその分を増やしていますので、個別接種会場でも今のスピードよりも、19日からスタートしていますのでまだ1週間ほどですが、さらに早くなると思っています。ですから個別接種会場の枠も恐らくこれから増えていくことが見込めますし、集団接種会場の中でも市が設ける地域会場と医療機関、大きな病院が設ける医療機関の会場があります。大きな病院については、今コロナ対応をされている病院がたくさんございます。ですから、最初はワクチン接種をうちでも引き受けるよと言っていただいているんですけど、やはり患者の方が多いとワクチン接種もままなりませんので、控えているところがあります。それにつきましても、今新規陽性者が減ってきていますし、重症者もこれから少なくなっていくと医療機関での余裕も出てくると思いますので、恐らくそのような集団接種会場の医療機関でも予約できる数は増えてくるのではないかなと思っています。

市長

 公民共働・共創によるSDGs推進

 公民共働・共創によるSDGs推進について、お伝えをします。
 堺市は2018年に国が指定するSDGs未来都市に選定されておりまして、一番早い実施を行ってきたのですが、ただ一方で、じゃあSDGsの取組を日本中で一番早く進めてきたかというと、少し疑問がありました。今まで取り組んできた市の事業をSDGsの17のゴールに当てはめただけというものが多くありましたので、私が就任後にもう一度そのSDGsの計画を見直して、市のこれまで行ってきた事業をただ当てはめるだけじゃなくて、むしろ17のゴールと169のターゲットがひもづいています。その全てについて一つずつ確認をして、堺市として何をすべきか。誰一人取り残さないために何をすべきかということと、国際的にどういう貢献ができるかという視野を持って今回4月から新しいSDGs未来都市計画がスタートしています。
 今、職員とも意識を共有しながらSDGsの取組を進めていますが、これを行おうと思うと、行政だけがやるぞと言ってもできません。私も夜、帰ってからニュースを見るんですけど、報道機関でも大変、SDGsのことを取り扱っているのを多く見られるようになりました。新聞紙面を拝見しますと、SDGsというキーワードが出てくるようになりました。恐らく、報道の方は大変注目されていらっしゃいますし、大企業の方々は関心が非常に高くて、取組を進めていらっしゃると思うんですけど、ただ大多数は中小企業です。堺市内でも中小企業がたくさんいらっしゃいまして、どうやって多くの企業の方に関わっていただくかというのが私たちの課題と考えています。
 ですから今回、このSDGs推進プラットフォームというものを設立いたしまして、この市内の企業の皆さんにより関わっていただきやすくする。SDGsって最近よく聞くけど実際は何なのと、どういうことなんだということをお答えしたり、もしくは会員、企業内で交流をしていただいたり、もしくは市が一緒にやりませんかというプロジェクトを幾つか今回、手がけておりますので一緒に参加していただいたり。まずはSDGsに関わっていただく、そのような機会を作りたいと考えております。企業・団体・教育機関の皆さんを会員に募集をしたいと考えておりまして、会費は無料です。政令市の中でも幾つか行っている政令市もあると聞いていますが、関西の政令市では初めての取組ということです。堺市としましては、この17のゴールとも深く関係をします環境問題、2050年カーボンニュートラル、CO2実質排出ゼロをめざしておりますが、その取組と合わせながら、女性活躍推進、子どもの貧困解消という重要なテーマも同時に進めております。これらはSDGsの概念ともまさに合致するところですので、ぜひ市としても強力に進めていきたいと思いますし、それを実現するためにぜひ堺市内の企業・団体・教育機関の皆様にはご協力をいただきたいと考えております。

 大塚製薬との包括連携

 続きまして、新たな包括連携協定のお知らせです。
 このたび、大塚製薬様と包括連携協定を結ぶことにいたしました。大塚製薬様とは、これまでも地域の防災の取組であったり、昨年のコロナ禍では熱中症対策のためにポスターを作成したり、チラシを配布・作成をしていただきました。これまでも市政に協力をしていただいていましたが、今回、より広くご協力をいただいて、連携を深めていくということから包括連携協定を締結する運びになりました。
 協定の締結式は、6月2日を予定しております。このお声がけというのは昨年7月に設けました「さかい・コネクテッド・デスク」という公民連携の窓口を一本化するデスクをつくりました。そちらを通じて、大塚製薬様からお声がけをいただいて、そして今回包括連携協定を行うことになりました。
 これまで行ってきた内容に加えて、特に医療関連事業での実績、ノウハウを豊富に持っていらっしゃる企業ですので、そのノウハウもお借りしながら、例えば、子どもの健全育成、そして堺市が今、取組を進めている健康長寿の取組。さらに先ほど話をしたSDGsの普及促進にも強力にお力添えをいただきたいと考えております。

質疑応答

(産経新聞)

 連携内容は、熱中症対策、子どもの健全育成と項目は上がっているんですけれども、協定を結ばれてすぐの段階で具体的な取組として何かやられる予定があれば教えてください。

(市長)

 実際に締結式が6月2日でして、私自身もその場でいろいろ今後の取組等お話をしたいと思います。今回、締結に当たってはこういうことができるのではないかというアイデアを出し合って、項目を設定したいと考えていますので、具体的な事業はこれから検討していくことになるかと思います。

(日本経済新聞)

 ポストコロナの話をさせていただきたいなと思うんですが、堺市の産業振興アクションプランというのが本来であれば、この3月末が終わりだったのがコロナで1年延びたと伺っているんですが、その意味ではこの1年かけて新しい産業政策をつくると。恐らく、その永藤市政としては初の本格的な産業政策になると思うんですが、今どういったものを骨子にしようとお考えなのか。まだ固まっていないので、こうしますという方向じゃないでしょうけれども、市長としてはどういったものにしたいとお考えでいらっしゃるでしょうか。

(市長)

 大きなプランとしてはおっしゃったとおり、今、企画中です。一方で、私が就任してから力を入れてきたこととしては、例えば、イノベーション投資促進条例であったり、今年度からはグリーン・イノベーションに関しても力を入れています。さらにコロナ禍を踏まえて、様々な社会の状況だったり、働き方の内容も変わっていますので、これからの将来を見据えた中で時代の流れであったり、社会的に求められることをきちんと反映したものにしたいと考えています。どうしてもこれまでの行政の産業施策というのは単一の視点というのが多かったように感じています。予算づけをして、この事業を行うんだとしても、実際にじゃあその事業が堺市の産業政策の中でどの位置づけにあって、次はどのステップに向かっていくのかという関連というのがこれまで薄かったように感じています。ですから産業のアクションプランにおきましても、庁内での連携というのは絶対に必要ですが、きっちりと市内の事業者の皆さんにも堺市の産業政策がどのような方向を向いて行っているのかということが見えるように、明確に示せるようなものにしたいと思っています。

(日本経済新聞)

 実際に、御市がこの3月末に発表された市民経済計算で18年の数字が直近でありますけれども、やはり製造業に頼っている部分が大きいというのはあるんですが、その中でも石油が大きいと。やはりコンビナートに依存している部分が大きいような気がするんですが、この先を見据えたときに脱コンビナートといいますか、脱工業地帯といった産業施策が必要になると思うんですが、それについてはいかがでしょうか。

(市長)

 堺市の工業の歴史というのは、やはり高度成長時代に堺・泉北工業地帯の発展というのは大きかったと思っています。ただ、これからの状況ではおっしゃったとおり脱炭素の動きが進んでいくと思っています。グリーン・イノベーションにも関係するのですが、今多くの企業がこれまでの製造の在り方から大きく見直そうとしています。自動車会社までガソリン車を造らないという発表もされています。ですから、堺市がこれまで行ってきた工業、製造業の皆さんにも堺市から、お話も随時させていただいておりますが、堺市としてどんな協力ができるのか。これからこれもSDGsの概念で持続可能ということが重要なテーマですから、企業の皆さんとお話をしながらこれからの取組を進めていきたいと思っています。

(日本経済新聞)

 その企業というのは泉北に進出している大企業といったことですか。

(市長)

 今の工業地帯の関係ではそうですね。

(日本経済新聞)

 一方、伝統産業ということをよくおっしゃっていますけども、伝統産業は文化政策なのか、それとも産業政策――産業として堺の経済を支えていく力をつけてほしいのか、どちらなのか、ちょっと私には分かりかねるところがあるんですけども、どちらに重点を置いていらっしゃるでしょう。

(市長)

 一番大きな視点で見ると、都市魅力だと考えています。今までは、伝統産業の支援というのは産業振興局のものづくり支援課が行っているんですね。ですので、どうしても産業支援というテーマでしたので、例えば、後継者不足が続いているときに補助金を出して、後継者を雇ってくださいという取組をするのですが、一方で伝統産業自体に魅力がなければ、1年、2年、その方たちが来られてもまた辞めていくという状況が続いています。ですから堺市としては、きちんと伝統産業の発展を支えながらもこれからどう見せていくか。堺の伝統産業というのは可能性が大変あるにもかかわらず、OEMの生産が多いものですから実際に堺で作られた包丁を使っているにもかかわらず、堺産として認められていない。堺産として表に出ないものが多くあるんですね。注染も同じです。ですから、きちんと堺で作られたものだと、堺の会社が作ったものだというPRしていきながら、堺のブランド化を進めることで産業的にも文化的にも認知をされる。また観光も生かしたいと思っていまして、産業ツーリズムという言葉がありますが、ぜひ伝統産業というのを単なる支援という行政の施策ではなくて、きちんと堺の魅力を発揮できるように生かしていきたいと思っています。

(日本経済新聞)

 今後ちょっとこの件について、いろいろお伺いしていきますのでよろしくお願いします。

(市長)

 ぜひ取材してください。

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