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堺市
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堺市長記者会見 令和2年7月15日

更新日:2020年7月21日

モニター掲示資料

市長

はじめに

 お疲れさまです。よろしくお願いします。
 まず新型コロナウイルス感染症についてです。先週7月11日に、堺市民の新たな陽性者における感染経路不明者が7人となりまして、「堺シグナル」はステージ3、要警戒となりました。そして、その翌日には「大阪モデル」でも黄色信号が点灯しました。現在では感染経路不明者数、堺では6人となっておりますが、ステージ3になってから2週間程度警戒が必要ということで、同じ取組をしております。市民の皆さんには、体調が悪いときは外出を控えていただく、そして感染防止対策、感染防止が徹底されていない店舗、場所への来訪というのは控えていただきたいと考えております。
 本市では第1波と考えているんですが、3月6日に本市の市民としての1例目の方が感染者となりまして、そこから5月13日まで、そして5月13日に発生してからは、その後、1カ月以上感染者ゼロという状況が続いていました。その最初の3月6日から5月13日までの表、この並びというのは何度もご説明をさせていただきましたが、そこと今の6月16日以降、そして、昨日に至るまでの状況というのを比較してみました。こちらで分かることは、3月の後半からだんだん感染者の判明という密度が濃くなってまいりまして、4月に入ってからは連日発生する。そして、4月9日、11日で、本市におけるピークを迎えたということになっています。それが6月16日以降を見ますと、6月16日から6月30日まではしばらく間隔が空いていたんですが、だんだん密度が濃くなってまいりまして、7月5日に「堺シグナル」ステージ2、そして、11日に1週間もたたないうちにステージ3となりまして、この密度が濃くなる。そうすると、これを第1波の状況と当てはめますと、これから大幅に堺市民の感染者、判明者数が増える可能性が高いと考えております。これは本当に警戒が必要な事態だと想定をしています。
 今、この第1波と言われる状況から、堺の「ウィズコロナ戦略」というものを定めましたが、感染防止と、そして地域経済の回復、社会経済活動の両立を図っていく、本当に重要な局面と考えておりますので、市民の皆さんには、引き続き警戒を訴えていきたいと考えております。ステージ3に移行してからは、防災行政無線、防災スピーカー、1日に2回市民の皆さんに注意喚起を行うとともに、毎日広報車を回しまして、車でもスピーカーから発信をしているという状況です。併せて、「感染が拡大しています」と駅前を中心に立て看板も設置をしております。市民の皆さん、多くの皆さんが今マスクをつけていただいて、感染防止に気を使いながら日常生活を送っていただいていると思うんですが、より多くの方に感染防止を徹底していただいて、少しでもこの感染拡大をおさえる、感染爆発を防ぐ、第2波が訪れるのを遅くするということをぜひご協力いただきたい。そして、堺市としても注意喚起を積極的に行っていきたいと考えております。
 年齢分布になります。こちらは先週もお伝えしましたが、30代以下が過半数を占めているということです。ただ、この状況というのは次第にもう少し上の年齢に移ってくるのかなと思っております。20代、30代の方は、どうしても外出自粛など、緊急事態宣言中抑えられた時間が長かったので、夜の街であったり、飲食店を楽しんでいらっしゃる方が多いと思います。そこから、だんだん活動範囲が増えていって、職場等で感染が拡大すると、今このグラフが、もう20代が半分近くを占めているんですが、これがだんだん30代以降、40代、50代、60代というところにも広がっていくんじゃないかなと考えております。警戒をしながら取り組んでまいります。
 続きまして、特別定額給付金一人10万円の今の給付状況について現状をお伝えします。7月10日の時点で85.3%となっておりまして、6月中に申請をいただいた方で、再確認、書類の不備であったり、例えば銀行口座の間違いであったり、再確認が必要な場合以外は、7月10日の時点でほぼ作業を完了しております。そこからは確認をさせていただきながら、書類の再提供が必要なものについては電話連絡をさせていただいたり、あとは書類を返送したりという作業を行っておりまして、今も毎日行っており、7月15日、今日の時点では約36万1,000件となっております。そして、7月17日には36万9,000件、93.3%。今申請をいただいている市民の方々約38万件、そして7月17日で36万9,000件ということですから、申請をいただいている方々の97%は既に給付を終えます。これは作業が終わっていて、あとは振込待ちの状況ですから、7月17日に終えるということになっております。まだ、申請されていない市民の皆さん、8月31日までですので、申請を早めにしていただきたいと思いますし、ご高齢の方、障害のある方等でなかなか思うように手続が進まない方は、堺市もしっかりとサポートをさせていただいて、多くの方、申請漏れがないようにしていきたいと思っております。

(仮称)百舌鳥ビジターセンター

 続きまして、百舌鳥古墳群ビジターセンターについてご説明をさせていただきます。私が市長に就任しまして、そのときに予定されていました百舌鳥・古市古墳群のガイダンス施設がありましたが、その建設計画を中止しました。その代わりに百舌鳥・古市古墳群に訪れた方が過ごしていただける場所を設置するというお話をしておりましたが、その計画がまとまりまして、来月から着工することになりましたので、ご説明をさせていただきます。この場所につきましては、今レストハウスがあります。JR百舌鳥駅と、そして仁徳天皇陵古墳の間にありまして、ちょうど動線になりますので、恐らく百舌鳥・古市古墳群を訪れる方は、ほぼ全ての方が通られる場所にあります。ここを改修しまして、来年、令和3年の3月にオープンする予定としています。
 上から見た図ですが、内容としては、このような形、内装を計画しております。デザインについては、堺市出身の空間デザイナー、全国で活躍されている間宮吉彦さんという方がおられます。その間宮さんからコンセプトのデザインをいただきまして、このような形で計画をしております。古墳時代から続く堺の歴史であるとか、百舌鳥・古市古墳群の価値を分かっていただく。また、ビジターセンターですので、来られた方が、ここから博物館であったり、堺の中心部に移っていただきやすくするような、施設にしたいと考えております。百舌鳥・古市古墳群で、古墳の築造に携わった方々が、そこで鉄の鋳造技術を培われて、以前の刃物であったり、鉄砲、もちろん今は堺打刃物は全国的なシェアを占めていますので、そこにも生かされているということで、ぜひここに来た方に古墳群はもちろんですが、堺の歴史・伝統・文化というものを感じていただける入り口にしたいと考えております。
 もう一枚ありますかね。
 内部には、奥にお土産のスペースを予定しておりまして、手前には(簡易な)カフェスペース、来られた方がくつろいでいただけるようなスペースを用意しています。そして、左上のほうにグレーの空間がありますが、ここはデジタルコンテンツを予定しています。プロジェクションマッピングなど、今デジタル、映像を使った技術がありますが、そこを事業者に提案をしていただいて、古墳の壮大さ、そして、百舌鳥・古市古墳群がこの場所に造られた意味というのを感じていただけるようなコンテンツを計画したいと思っておりまして、事業者を募集しております。こちらも、内部に入っていただいて、実際にぐるっと、古墳が見えるところを通っていただいて、デジタルコンテンツを楽しんでいただく、施設全体として、入り口の施設、ゲートウェイとして、ぜひ多くの方に百舌鳥・古市古墳群を感じていただけるような施設にしたいと考えております。
 当初、百舌鳥・古市古墳群のガイダンス施設は26億円をかけて建設予定でした。そして、私が就任して昨年7月6日に世界遺産に登録された。そのときには実はその決議文、ICOMOS(イコモス)ですね、世界遺産の決議文には、ガイダンス施設については十分に検討することということがありました。その時点では、実はいつ完成するかというは見えていなかったんですね。そこから遺産影響評価をして、さらに周辺の駐車場を整備するための(進入路の)土地の交渉も必要だったということですから、おそらく長い間、完成していないですし、恐らく数年後になっていたと思います。今回のこのビジターセンターは、建設、そして内装でデジタルコンテンツ、合わせても約2億2,000万円ぐらいを計画しておりまして、費用としても10分の1、そして、来年の3月にはオープン予定です。早く、この百舌鳥・古市古墳群に関する施設を準備することができると考えております。
 最後1つ、ご案内です。この間、特に学生の皆さんですが部活動が休止になったり、各種の全国大会、大阪大会が中止になったということで、今、くら寿司スタジアム堺を高校野球、高校軟式野球の会場に使っていただいております。また、フェニーチェ堺でも、学生の皆さんは無料で大ホールを使っていただける、そのような支援策も実施しております。併せて、これはJ-GREEN堺の指定管理者の事業ではありますが、中学生、高校生のサッカー大会が中止になっていることを踏まえて、ここも多くの皆さんに参加していただきたいということで、代替のサッカー大会を開催するということになっています。8月12日から8月14日までの期間で、特に中学生ですかね、同日で高校生の大会も開始されるんですが、アンダー15中学生の皆さん、募集が7月20日までということですから、ぜひこの機会にJ-GREEN堺にお越しいただいて、いろいろと大会が中止になりましたが、この堺で代替大会を楽しんでいただきたいと思います。
 私からは以上です。

質疑応答

(日本経済新聞)

 新型コロナウイルスの感染症の状況についてお伺いしたいんですけれども、この最近の状況を第1波に当てはめると、今後堺での感染者は大幅に増える可能性があるというお話だったと思うんですが、もう少し詳しく、どこがどう類似しているのかをお教えいただけますか。

(市長)

 類似点としては、当初ぽつぽつと陽性者が判明し、次第にその間隔が狭くなっていく。そして、1週間に1日、3日に1日だったところが、毎日のように出てくる。さらに、その数も少しずつ増えていくということですね。そして、この背景に、もちろん大阪全体の傾向もありまして、大阪全体でもおおむね同じような傾向は見て取れます。もちろん大阪市の感染者というのは大都市ですから、堺よりは多くなっていますが、傾向としては同じようにだんだん密度が濃くなっていって、そして、やはり密度が濃いということはそれだけ発生している方が増えているということですから、そこから2次感染、さらにうつっていくということで、この流れでいうと、このまま収まっていく、ゼロが続くというよりも、増えていく可能性が高いんじゃないかと考えております。ただ今回、前回と違うのは皆さん本当に感染防止に気をつけていただいて、第1波のときというのはマスクの流通もかなり厳しい状況でしたが、今はマスクが手に入ります。入手できます。そして、店舗の入り口等でも皆さん消毒をして入っていらっしゃいます。感染防止には気をつけていただいている。一方で多くの方が、今飲食店等を楽しんでいらっしゃいます。もちろんそれ自身は、経済活動を進めていく上で必要なことですが、どうしてもお酒が入ったり楽しくなると、感染に対する注意というのは少し薄れてしまう、そのようなことが考えられますので、ぜひ気をつけて楽しんでいただきながら、ピークをできるだけ抑えたいと考えています。

(日本経済新聞)

 どれだけ市民の方がそれで警戒心を強めたのか、指標自体は感染経路不明者の人数が7人以上ということで、それ自体は分かりやすいと思うんですけれども、では6人から7人になったらどう深刻なのかというのは、一般の市民の方にぴんときていないんじゃないかという気もするんですが、その辺のその市民の受け止め方は何か把握されているでしょうか。
 もう一点は、ステージ3、また2に戻ったんですけど、3になってさらにどんどん8人、9人、10人と増えていったら、次はどういう一手を打つんでしょうか。

(市長)

 まず1点目、7人以上になったら市民にとってどう違いがあるのかということですが、ここはあくまでも内部の指標として、6人、7人というのは設定しました。当初の「大阪モデル」で、感染経路不明者数が10人以上のときに、これは恐らく黄色だったと思いますが、「大阪モデル」の中でも、特にこれから第2波に備えるに当たって、堺市として何を注視すべきかということを検討しました。そうすると、濃厚接触者であればどこからうつったというのが分かりますから、ある程度対策ができるんですけれど、感染経路が見えない状況というのはやはりリスクがあるということで、感染経路不明者数を設定しました。7人以上という数値は「大阪モデル」では、今の改正された「大阪モデル」でも、感染経路不明者数10人とありますが、それを1週間の1日単位ですので、1週間の合計にしますと70人、大阪府と堺市の人口割合で言いますと、大体6.6人ということですので、7人以上ということを数値に当てはめました。それで、実際に市民の皆さんが、4人だから大丈夫だとか、7人だから危険だというよりも、これはこの時点になったら、堺市としては警戒を呼びかけなくてはいけないという数値として扱っています。実際に今防災無線を11時と16時に鳴らしていますし、広報車も回っていますので、防災無線の地域にいらっしゃる方には、何か違うなと感じていただく。普通、大雨警報、洪水警報等で防災無線が流れるんですが、緊急事態宣言中のように、防災無線が一日に二度流れるということで、このあたりはわかっていただいているんじゃないかなと思います。それで、今ポスター掲示も、市の公の施設には全て貼るようにしていますし、民間の需要者にも協力をお願いしています。その辺りはどこまで伝わるかというのはこちらもチャレンジなんですが、できる限りのことをしながら、市民の皆さんに警戒を呼びかけていきたいと思っています。この後、今日現在6人なんですが、これが例えば10人、20人と増えたときに、どういうふうに移行するかということです。あくまでもこの「堺シグナル」というのは、大阪全体の広域としては「大阪モデル」というものを重視する。そして、堺市内で市民の皆さんで注意喚起をどのように呼びかけていくかという指標ですので、今のところはステージ3までしか設定しておりませんので、要警戒、皆さんに注意をしてくださいということを呼びかけながら社会活動を送っていただく。この上というのは「大阪モデル」で、大阪全体でどうしていくかという課題だと思っています。堺市は近隣の多くの市と隣接をしていますし、大都市大阪市とも隣り合っています。堺だけ例えば自粛とか、休業要請をするとか、これは大阪府の権限なので堺だけではできないんですが、万が一もし行ったとしても、堺だけで防ぎ切ることはできません。ですから、これ以上の対策というのは、大阪府とも協議をしながら「大阪モデル」として実施をしていければと考えています。

(共同通信)

 ビジターセンターの件についてお伺いしたいんですけれども、市長としましては、このビジターセンターの一番の見どころ、やはりこれが完成したときに、市民の方、府外、いろんなところから来た方に、どういったところが一番の見どころというか魅力になるのかというのを教えていただけますでしょうか。

(市長)

 もともと観光案内所がありまして、仁徳天皇陵古墳に来られる方は観光案内所に寄られ、その後それでも仁徳天皇陵古墳を訪れても、拝所もあって魅力的なんですが、その壮大さであるとか、その古墳の歴史的な価値というのは分かりにくい状況でした。その意味でもまずはここに立ち寄っていただいて、外観も魅力的な建物になりますので、立ち寄っていただいて、遠方から来られる方、飛行機で来られる方、電車で来られる方、いろいろいらっしゃいますが、リラックスをしていただきながら古墳群の価値を感じていただくための施設になっているんじゃないかと思っています。
 また、百舌鳥・古市古墳群を周遊していただいて、仁徳天皇陵古墳を見ていただいて、帰りにもまた立ち寄っていただいて、お土産等ですね、その旅の名残、余韻をぜひここで感じながら帰っていただく、その意味ではまず入り口の施設として、このビジターセンターというのは大いに役立つ効果的な施設であると思っています。

(共同通信)

 ありがとうございます。
 堺市博物館でも、割とというか、かなり古墳を知る面ではかなり知れるのかなと思うんですけれども、この違いというか、やはり博物館との違いですかね、そういったところで一番違う点というのはどこになるんでしょうか。

(市長)

 このガイダンス機能、ビジターセンターとしての入り口の機能ですね、ゲートウェイの機能だけで全てが完結するとは思っていません。まずは、世界遺産を見に来たんだという方がいらっしゃいます。百舌鳥・古市古墳群のことを詳しく知らない方たちにまずはその概要を知っていただく、その魅力を知っていただく、映像で感じていただく。そのためにまずは入門施設としてこのビジターセンターにお越しいただきたいと思っています。
 併せて今日、ビジターセンターの発表をさせていただきましたが、博物館の改修の計画も今進めています。まずはここに来ていただいて、古墳群の概要を知っていただく、入り口を知っていただく、そして、実際に仁徳天皇陵古墳を見ていただいて、より詳しく知りたいと感じた方々には、博物館にぜひ立ち寄っていただきたいと思うんですね。今までも博物館には、古墳群からの出土品であるとか、古墳群の地図を貼ったり、また石棺の実物大の物もありますので魅力的な施設ではあったんですが、さらにここからの一体感ということで、ビジターセンターに来た人、そして、その知識を知った上で博物館に来られるということも踏まえながら、より深く知っていただきたい、古墳群を研究してみたい、古墳群の真髄を知りたい、そのような方に感じていただけるような、博物館で、リニューアルオープンに向けた検討を進めています。これも、できれば7月中には博物館の件も皆さんにお伝えしたいと考えています。

(共同通信)

 ありがとうございました。

(関西テレビ)

 先ほど市長から、デジタルコンテンツも楽しんでいただけますということがありましたけれども、どういった内容になっているのか、もう少し詳しく頂いてもよろしいですか。

(市長)

 今百舌鳥・古市古墳群に来ていただくと、仁徳天皇陵古墳の前に立つと拝所があって、その奥には木が茂っているという状況ですので、皆さんがよくイメージしていただく前方後円墳で486メートルもある巨大な鍵穴というのは、残念ながら今、現地では体感することができません。ですから、このデジタルコンテンツを使えば、実際に自分のその現地で見えない物も再現ができます。上空からの映像であったり、もしくは古代の古墳群はどうだったのか、今は木が茂っていますが、当時は木がなかったと言われていますので、その平地に点在する古墳群、23の世界遺産の構成遺産がこの百舌鳥・古市古墳群にはありますので、どういうふうに配置をされていてどういう意味を持っていたのかということを、現地で実際に見るだけでは分からないことをデジタルコンテンツを活用しながら感じていただきたい。実際にここに立って、見るのはもちろんですが体感していただく、そのために効果的なデジタルコンテンツを活用したいと思っています。

(読売新聞)

 すみません、私もビジターセンターについて教えていただきたいんですけれども、先ほどデジタルコンテンツのお話で、上空からの映像や、古代の古墳がどうだったのかとか、いろいろお話があったんですけれども、既に上空からの映像ですとか、古代の古墳がどうだったかについては、今の既存の博物館でも実際に見ることができたり、知ることができたりしているのかなと思うんですけれども、その上で何が違うのかなというところがもう一つ分からなくて、教えていただけたらと思うんですけれど。

(市長)

 おっしゃるとおり今、博物館のシアターでも古墳群を知っていただく映像は流しています。そのシアターはこれからも活用していきたいと思っていますが、その映像は、今の博物館に来た方に百舌鳥・古市古墳群の概要を知っていただくという内容になりますが、映像としてはもう少し今の最新映像であったり、技術を入れながら、さらに磨いたものにできるんじゃないかなと考えています。ここは今事業者からご提案いただいているところですので、実際にどういう物ができ上がるのかは、私もまだその事業者の提案を見ていませんから分からないんですが、実際に今のCGであったり、映像を流すだけではなくて、この空間で体感をしていただく、そのために博物館で今行っているシアターとはまた違った、差別化をした映像にしていきたいと思っていますので、実際にどういう物になるのかというのは、私も確認をしながら、きちんとその魅力を感じていただける物になるようにしたいと思っています。

(読売新聞)

 すみません、先ほど、一体感というところで、いま一つ、まだちょっとイメージが湧きにくいところがありまして、カフェとかリラックススペースがあるのは分かったんですけれども、博物館との一体感というところで、今のところコンテンツとしてはデジタルコンテンツしか分からなかったんですけれども、例えば、もうちょっと視覚に訴えるものですとか、物というのがあった上で、博物館との一体感、やっぱりそっちに行ってみようかな、もうちょっと詳しく見てみようかなというインセンティブが働くかなとは思うんですけれども、その辺りはあったりするんでしょうか。

(市長)

 ちょっと、この映像が見にくいんですが。この辺り、展示スペースがありまして、このような形で実際にスペースがあります。覗き込んでこの部分を見ていただいたり、壁のところにも、この地図であったり、所蔵品であったり日本全体の中であったり、マップに古墳群を落とし込んだり、このような展示物もありますので、実際にシアターだけではなくて、まずはその古墳群の概要であったり、日本中にも16万基の古墳がありますから、ここに来た方々は百舌鳥古墳群のことを知っていただきたいのはもちろんなんですが、日本に16万基ある古墳の中でなぜここが世界遺産になっているのか、その日本中の古墳との比較というものもぜひ感じていただきたいなと思っています。そうすることで、よりこの百舌鳥・古市古墳群のエリアに、日本の大きい古墳ベスト10のうちの多くがそこに存在するわけですから、その意味も分かっていただけるんじゃないかなと思います。

(読売新聞)

 今回のリニューアルというのは、遺産影響評価ですとか、それには全く影響はしないということなんですかね。

(市長)

 もともとガイダンス施設を建設するときには、やはり一から建設をするということで、例えば工事が、仁徳天皇陵古墳をはじめ、周りの古墳群に影響を与えないかということが、イコモスの方々からは懸念されていたということです。今回については、建物自体は既にある物を改装しますので、ここは有識者にも話を聞いていますが、そこはクリアできているというふうに確認をしています。

(朝日新聞)

 今政府が、いわゆるGoToトラベルキャンペーンですか、あれを22日から予定どおりすると言っているんですけれども、一部地方自治体の首長さんからは、異論を唱えるというか、今早過ぎるんじゃないかという話もあります。これは、永藤市長はどのように捉えておられますか。

(市長)

 GoToキャンペーンのその試み自体は、特に観光業界であったり宿泊施設は疲弊していると聞いておりますので、意義あるものだと考えています。ただ、この時期の実施というのは、やはり早いんではないかと思っています。私たちもどうやって市内の観光業者であったり、宿泊施設の皆さん、地域の経済を回復していくかと考えたときに、やはりインバウンドであったり、国内全体からはまだ早いんじゃないかという思いがありました。ですから、まずは堺市民の皆さんに堺市内で巡っていただく、もしくは、大阪府内から堺の古墳群に来ていただくということをやっていこうと考えていたんですね。今回全国で感染が広がりつつあります。ここは経済的な効果はあるといいながら、やはりその感染爆発を抑えるという面では、不安がないと言えばうそになりますので、このあたりは宿泊業者の皆さんともしっかりと協議をしながら、どのようにして感染防止をうたっていけるのか、堺に来られる方々に、堺市民の皆さんの感染を防ぐというのもそうですし、来ていただいた方々が感染しても困りますので、その辺りを徹底するようにしたいと思っています。政府のほうでガイドラインをしっかり決めていただいて、実施をするというのであれば、ぜひそこが、きちんと担保できるように行っていただきたいと思います。

(朝日新聞)

 確か、吉村知事が昨日だったか言っていたと思うんですけれど、最初はエリア内、例えば関東だったら関東、関西だったら関西みたいな形でやったらどうだということも言っていましたけど、その辺どうなんでしょう。

(市長)

 そう思います。私も多分1カ月、2カ月前の記者会見でもお伝えしたと思うんですが、まずはやはり行うとしても地域内がいいんじゃないかということを伝えていました。政府でいろいろと検討された上で、もともとこれ8月だったんですよね、それをトラベルだけは前倒しをして行うということです。また、有識者の検討もされると聞いていますので、ぜひそこは、この日本中で移動するということについての感染拡大の与える影響というのを、しっかりと検証していただきたいと思います。そして、やはり多くの自治体の首長の皆さん、私も報道を見ていますが心配になる気持ちって本当に分かります。私も来ていただきたいという反面、本当に、感染が堺でも今増えつつありますが、感染が今多く発生している地域から来ていただくことが本当にいいのかどうかというのも悩むところはありますので、政府の事業として安心できるように、周知していただきたいし、ガイドラインも定めてほしいと思います。

(朝日新聞)

 それと、22日というタイミングは市長としては早過ぎるという考えでいいんですかね。

(市長)

 私はそう思っています。

(朝日新聞)

 ガイドラインの整備に期待するというところですか。

(市長)

 22日ってもう来週ですよね。それをもう実施するのは、私は早いと思っていますが、もし事前にそれが決まるのであれば、もう少し後という選択肢もあったと思うんですが、この時点で22日と決まるのであれば、少なくともガイドラインは徹底してほしいという意味です。

(朝日新聞)

 あと今おっしゃいました、観光業者なり、宿泊業者なりの支援ですね、これGoToをなかなか、実際に人がそう動くかどうか分かりませんので、堺市内も宿泊業者さんたくさんありますし、大変な状況だと思うんです。例えば、地域内で、市民がまず市内を巡る場合は、宿泊はほぼ発生しなくなるわけですよね。
 その辺り、市として何か考えておられること、府と連携してでも結構なんですが、何かアイデアあれば教えてください。

(市長)

 府で今宿泊のキャンペーンは行っています。そして、市内のホテル業界の皆さんとも意見交換を私も直接させていただいております。もともと堺市は、大阪市と違ってインバウンドであったり、観光客はかなり限定されていました。百舌鳥・古市古墳群が世界遺産になってから増えてはいますが、それでも大阪市と比べればかなり少ない。しかもビジネス客が多いということで、ある程度大阪市との差別化であったり違いというのはあったと聞いています。ただこれが今、私が多分意見交換したのが5月だったと思いますので、もう7月になり、長期化していますので、これからどういう支援ができるのか、サポートができるのか、そこが例えば市内を巡っていただくときに市民の皆さんに対して、必ずしも遠方から、例えば北海道とか、東京から来ていただく方が堺に泊まるだけじゃなくて、大阪の方も堺に泊っていただいてもいいと思うんですよね。ですから、感染拡大を防ぎながら事業者の皆さんをサポートできる策というのを考えていきたいと思っています。

(NHK)

 ビジターセンターの話に戻るんですけども、これは先ほどおっしゃったような古墳について知ってもらいたいというお気持ち以外に、観光客に来てもらうために使うというような、お気持ちというのもあるんでしょうか。

(市長)

 ビジターセンターですから、訪問された方々向けの施設です。市民の皆さんは、実は小学校、中学校の教科書でも副読本がありまして、私も小学校のときに習いましたが、百舌鳥・古市古墳群のことは結構習うんですよね。ただ身近にあり過ぎて、当たり前のように感じています。私も遠足で来ましたが、あまり子ども時代に古墳群のことを聞いても、大きいお墓があるというぐらいしか分からなかったんですね。ですから、もちろん百舌鳥・古市古墳群のことをよく知らない、前方後円墳を知りたいという方に来ていただいて見ていただきたいですし、ビジターセンターとして観光客だけではなくて、ぜひ市民の皆さん、府民の皆さんにもこの場所で、古墳群の意味というものを知っていただけたらと思っています。

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