令和6年度第4回堺市建築都市局指定管理者候補者選定委員会会議録
更新日:2024年11月27日
開催日時 | 令和6年10月2日(火曜) 16時00分開会 18時00分閉会 |
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会 場 | 堺市役所 本館20階 第1特別会議室 |
委員長 辻岡 信也(弁護士) (委員長、職務代理者、以下五十音順) |
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欠席委員 | なし |
事務局 | 堂前 茂樹(建築都市総務課長)外 |
所管課 | 松下 功(都心活性化担当課長)外 |
案件名 | (1)堺市市民交流広場の指定管理者候補者選定に係る書類審査について |
会議資料 |
会議次第(PDF:40KB) |
開会
事務局
令和6年度第4回堺市建築都市局指定管理者候補者選定委員会を開会する。
定足数の確認
出席者5人、欠席者0人で、会議の開催に必要な定足数を満たしていることを確認した。
応募団体との関係の有無確認
応募団体と関係のある委員はいないことを確認した。
応募団体からの接触等の有無確認
応募団体から委員長、委員及び市職員に対して、本件応募について、自己の有利となる目的のために、接触等の働きかけがないことを確認した。
配付資料の確認
配付資料一覧により確認した。
審査方法及び採点について
面接審査の方法について 外
本日の予定の確認
本日の会議では、案件1「堺市市民交流広場の指定管理者候補者選定に係る書類審査について」、案件2「堺市市民交流広場の指定管理者候補者選定に係る面接審査について」、案件3「堺市市民交流広場の指定管理者候補者の選定結果について」を審議することを確認した。
なお、会議については、すべて会議録を作成し、非公開部分を除き、後日、堺市ホームページで公開する。
(議事の進行役が委員長に移る)
案件1 堺市市民交流広場の指定管理者候補者選定に係る書類審査について
委員長
案件審議
案件の審議に入る。
案件1「堺市市民交流広場の指定管理者候補者選定に係る書類審査について」、応募団体から提出された「応募書類の確認結果」「応募団体の概要」「応募団体の企画提案内容の概要」について、所管課から説明をお願いする。
所管課
「応募書類の確認結果」「応募団体の概要」「応募団体の企画提案内容の概要」の説明
2者からの応募があり、応募団体は応募に必要な条件を満たしていること、応募団体の概要、企画提案内容の概要について説明した。
委員長
所管課から説明のあった件について、質問・意見はあるか。
林委員
第一住建は自主事業で、大画面で映画鑑賞をするようなことが書いてあったと思う。そういう大規模な画面を設置することは市民交流広場で可能か。
所管課
広場の階段のところの屋根にバトンがあり、通常、垂れ幕などを吊るしたりするようなものではあるが、過去にイベントでそこにスクリーンをつけて映写機で映して、夜に映画鑑賞を行ったという事例がある。安全管理に気をつけていただければ、そういった方法は可能である。
林委員
承知した。
委員長
林委員からスクリーンの設置が現場に可能なものなのかどうかということを確認いただいたが、これについては過去に実績があるとのこと。その他、質問などはないか。
各委員
(質問・意見なし)
委員長
書類審査及びこの後の面接審査も含め、採点に当たって注意すべき事項について、事務局より確認をお願いする。
事務局
採点に当たって注意すべき事項について説明した。
書類審査
それでは書類審査をお願いする。
<書類審査>
案件2 堺市市民交流広場の指定管理者候補者選定に係る面接審査について
委員長
次に案件2「堺市市民交流広場の指定管理者候補者選定に係る面接審査について」の審議に入る。事務局から面接審査の流れについて、所管課より基本質問項目について説明をお願いする。
事務局
面接審査の流れについて説明した。
所管課
基本質問項目について説明した。
・自主事業②堺東エリアの活性化に資する業務について、記載の事業が市民交流広場のみならず、堺東エリア全体の活性化に資すること、特に御社のノウハウやネットワークをどのように活かし事業実施するか、記載事業のうち1つを例に示していただきたい。
委員長
基本質問項目について何か質問、意見等あるか。
各委員
(質問なし)
委員長
特に質問、ご意見がないようなので、説明のあった基本質問項目をまず私より質問する。
委員長
面接審査
それでは、面接審査に移る。事務局に進行管理をお願いする。
事務局
株式会社第一住建に入室をしていただく。
株式会社第一住建
<入室>
事務局
団体名、出席者の役職名、名前をお願いする。
株式会社第一住建
<出席者紹介>
事務局
それでは、応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。
株式会社第一住建
<プレゼンテーション(10分)>
委員長
質疑応答
まず私から質問するのでお答えいただきたい。御社の方では企画提案書(5)③の自主事業の実施計画のところで、いくつかの自主事業の例を挙げておられる。この堺東エリアの活性化に資する業務という形で挙げていただいているわけであるが、ここに記載されている事業が、市民交流広場のみならず、堺東エリア全体の活性化に資すること、このことをもうちょっと具体的に聞かせていただきたい。特に御社のノウハウやネットワークをどのように活かして実施するか、記載事業のうち、一つを例にしてご説明いただけるか。
株式会社第一住建
この中でいうと、フリーマーケットと堺市の工芸品を販売するイベントというものが近しいと思う。当社は、堺市で業務をすることが今までなかったので、堺市のコミュニティというか、地域活性するにあたって、このあたりの商店の方とかと繋がりを持つというのはこれからという形になってしまう。今までのノウハウや接点というところは現状ない。ただ、地域の関係各所の方と接点を持って、堺市の特色を生かし、イベントを開催していきたいと考えている。
委員長
基本質問事項については以上である。各委員から質問等があればお願いする。
山本委員
賑わいをもたらすということで、色々と企画を考えられていると思う。今の段階で構わないので、例えばこういうイベントやこういう企画をやっていくのが堺市にふさわしいと思う具体例を、3つぐらい教えていただきたい。
株式会社第一住建
この中でいうと、路上ライブがすごく面白いと思っている。昔は大阪城の「城天」であるとか、色々な所で路上ライブが開催されていたと思うが、そういうイベントができるスペースがだいぶ少なくなっているので、きちんと事前に許可を取り、そういう場を提供することで、堺市からアーティストというのが盛り上がっていくのではないかと考えている。この路上ライブとまだ想定にはなるが、地域の学校と協力して吹奏楽の演奏会であるとか、そういったことを実現したいというのが2つ目になる。3つ目は堺の工芸品はやっぱりこれからも広げていきたいところではあると思う。刃物などを当社として強く進めたいと考えている。
山本委員
企画を実施するための体制など、そのあたりは整えてやっていくということか。
株式会社第一住建
私は施設管理がメインになるが、広報部とマーケティング部と協調し進めていきたいと考えている。
山本委員
今の話だとアートやアーティストなどの企画を盛り上げていきたいというイメージか。
株式会社第一住建
当社のホームページに掲載している芸術家とコラボレーションした建築であるとか、そういったところも進めているので、堺市から発信するアーティストと協調して堺東エリアを盛り上げていけたらと考えている。
山本委員
承知した。
委員長
先ほどの基本質問事項の質問の内容は、まさに今のような話である。マーケティング部門や広報部門が御社の中にあり、そこの部署のノウハウが、この自主事業にどのようにこうプラスになるか、あるいはどのように活かされるかというようなことが伺えればと思っていたが、その方向性は今のところは具体的な話にはならないのか。
株式会社第一住建
一番今大事なのはwebマーケティングの活用と考えている。インターネットとSNSを活用して広場を借りることができる周知をすることが一番重要ではないかと広報部と話している。周知することで顧客接点も増えていくし、賑わい創出できるのではないかと考えているので、今一番大事なのはwebマーケティングの活用だと思っている。
山本委員
管理センターは、アクセスしやすいような、身近なところでやると思うがどのあたりの候補があるか、何か考えているか。
株式会社第一住建
当社が不動産会社というのもあるが、10坪程度で物件はもう探している。今なら広場の前の通りで借りることができそうなので、そのあたりがいいのではないかと社内で想定している。
林委員
今まで施設管理の経験はあるということだが、今回の場合は、広場の賑わいづくりということで、若干ちょっと違うところがあると思う。内容についてはどちらかというと施設管理的な説明が多く、広場に沿った説明が少ないようであったので、そのあたり何かあるか。また、応募された理由というのもお伺いしたい。それから、利用料金の考え方で、1㎡当たり10円で貸すとおっしゃっているが、それについては、例えば本当に1㎡だけ借りるとか、そういうことはないと思うが、貸し方というのは具体的に何か考えているか。
株式会社第一住建
料金についてのアイディアは色々と出てきてはいたが、広場をどういう使い方をされているのが多いのか頂いた資料では見えづらかったので、一旦据え置きの方が良いのではないかということで、今回そのようにさせていただいた。ただ、当社が管理させていただくことで、ご利用されるお客様の情報を結構得ることができると思う。そうなれば、よりお客様、広場を利用される方向けの減額措置であるとか、そういったことはできると考えている。また、私も施設管理の経験はあるが、広場を活用して、広報的な考え方であるとか、マーケティングというところについてはまだ勉強不足な面があるので、ただそこは当社が幅広く部署を募って、専門の人間がいるので、私が情報共有しながら進めていくことが可能と考えているので、そのように施設管理の方は進めていきたいと考えている。
田中委員
企画書の一番最初に、人中心のウォーカブルな空間形成と書かれているがどのように考えているか。広場でたくさんの人が集えば、どちらに誘導するとか、何かお考えがあるのか。豊かな歩行者空間も含めて、どのように人を誘導して、人中心のウォーカブルな街にしていくのかをお聞かせいただきたい。
株式会社第一住建
こちらについても施設管理観点な記載が多いかと思うが、まずは現状、手すりが設置されており、バリアフリー化、スロープもあるし、左側から回っていけば、階段を迂回して歩くことができるので、障害をお持ちの方や車椅子を利用されている方が自由に通行できる環境はもうすでに整っていると考えている。ただ、イベントを実施する時にキッチンカーがいっぱい並んだ場合、障害をお持ちの方や車椅子を利用されている方も楽しめるような通行動線の確保であるとか、歩道の長さ、そういったところをきっちり管理することで、ウォーカブルな空間が形成できるのではないかと考える。
松尾委員
施設の維持管理についてお伺いしたい。要点の(5)の②で、施設の維持管理利用促進に関する業務の実施計画のところである。ここにいくつか項目を挙げていただいているが、特に御社のこれまでのご経験を踏まえると、広場をさらにこう良くしていく、良好な環境を維持するといったところは、何かこれまでのご経験をベースにお考えはあるか。少し具体的に何かご説明できることがあれば教えていただきたい。
株式会社第一住建
緑化がだいぶ進められているので、緑化を維持するのと植樹と花壇を中心に、広場を盛り上げていければと考えている。それと自主事業を、件数の目標で年間2件と挙げられていたが、2件とはこだわらずに、当社としてできることはどんどんやっていきたいと考えている。自主事業をしっかりすることで、広場の利用率を向上し、広場を中心に堺東エリアを盛り上げていきたいと思う。
委員長
他に質問はないか。
それでは、株式会社第一住建の質疑応答を終了する。
事務局
それでは、退室をお願いする。選定結果については、10月下旬頃に文書でお知らせする。
株式会社第一住建
<退室>
事務局
堺まちづくり株式会社に入室をしていただく。
堺まちづくり株式会社
<入室>
事務局
団体名、出席者の役職名、名前をお願いする。
堺まちづくり株式会社
<出席者紹介>
事務局
それでは、応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。
堺まちづくり株式会社
<プレゼンテーション(10分)>
委員長
質疑応答
ちょうど今最後にお話しいただいた自主事業についてである。中でも自主事業を広場の活性化にどのようにつなげるか、お話しされたが、御社のノウハウやネットワーク、コネクション、こういったものがどのように有効活用されて、街の広場の活性化につながっていくのか、あるいはこのまち全体の活性化につながっていくのかということに興味を持っている。そこで今、ご説明いただいた内容と重複する部分もあるかと思うが、もう少し具体的にどれかのイベントを選択してご説明いただいてよろしいか。例えばガシフェスやエンタメ2025とあるが、このエンタメ2025というのは、これまでにすでに行われていることというのもあるので、そこでどのような味付けがされるかといったことをお伺いしたい。
堺まちづくり株式会社
継続されることが決まっている事業と継続の方向性がまだはっきり固まってない事業があり、それについては我々が提案をしながら一緒にやっていきましょうということで進めている。内容というのは、実際にやはりお金の面と、それから人の面でどうしても継続するのはなかなか難しい、でもやっていきたいという気持ちはあるというのを、我々が理解をして、一緒に進めていこうということで提案をさせていただいたものである。そこでまずひとつは継続性を我々としても求めていきたいということと、同時に我々は、例えばマルシェ系は弱いという話がある場合に、色々な広場の今までの事業の方とか、あるいは日常的な堺市内の色々なまちのプレーヤーとの関係を含めて、そのあたりの補完ができる。あとは先ほどプレゼンテーションでお伝えした収支改善のための、例えば協賛金などの収入面でのプラスアルファを補っていくことによって、持続可能な形で進めていけるように取り組んでいきたいと考えている。
委員長
御社としては、このイベントの運営のノウハウ、金銭的な事業性、そういった部分は元々ノウハウをお持ちだということか。
堺まちづくり株式会社
我々はあまりイベントのノウハウはなく、逆に、運営までの企画であったり、当日色々回していくことであったり、それから周辺を巻き込んでいくようなことというのは、なかなかネットワークもなくて、しんどいということであれば、我々はそちらをちょっとサポートするという感じで、やっていこうと考えている。
堺まちづくり株式会社
少し補足させていただく。広場というのは、そもそもまちのにぎわいの創出と、交流拠点が観点になるので、この広場から周辺地域への活性化を波及効果で表していかないといけない。特にこのガシフェスで行う「そや堺ええ街つくり隊」というのは広場だけのイベントをやってもらえるのではなくて、堺東エリア全体の商業の活性化やイベントなどをされているので、我々は組織に入って企画立案をさせていただいている。先ほど申し上げたように、そこで一番弱いのが、やっぱり既存組織の組織力の弱さと安定的な財源の確保ということ。そこは我々もお力にならせていただいて、共同開催することによって本来の広場の目的を達成していくというような考え方である。
林委員
利用料金の還付の件について、今、現状はどのようにされているのか。2ヶ月前までは全額、利用の10日前までは半額となっているが、例えば宿泊代金のように何日前までは何パーセントというように段階を追って上げていく方法もあったと思う。そのあたりはどうされているのか。利用料金はどのように収受されているのか教えていただきたい。
堺まちづくり株式会社
現在、料金はすべて堺市に利用者が納付するということになっている。もし仮に指定管理者になった場合は、我々が扱う形となるがルールまでは現時点で検討はしていない。基本的には利用料金を全額いただいた段階で利用確定ということにしようと思っている。
段階を追って何パーセントという考え方について、もう少し細かく分けることも検討はしたが、わかりやすく、土日、祝日は2ヶ月前までにはちゃんと判断してください、判断しないと、お預かりして、うち半額はキャンセル料として頂きます、半分しか返せないということで、安易な直前キャンセルを抑止しようかと思っている。10日前というのは、現在の規則で決まった、ルールに則っているということになる。
林委員
今は堺市は全額、申込と同時に全額使用料をもらっているのか。
所管課
お見込みのとおり。堺市では、まず申請していただいて、内容をチェックし、納付書を申請者にお渡しし、入金が確認できたら許可を出す形で行っている。
田中委員
自主事業についてお伺いしたい。今までの既存の利用者は、非常にコミュニケーションが取りやすいと思うが、新しい利用者を呼び込むとか、利用者さんを確保するために何か工夫というか、こういうことをすればいいというようなことはあるか。
堺まちづくり株式会社
現在の提案では実はそこは含んでいないが、我々の日常的な、いわゆる現在の活動というか、業務をみると、やはり打ち合わせが非常に大事な業務になっている。打ち合わせの中でそれぞれの団体の抱える課題であったり、やりたいことや特質をまず把握できるので、その中で広げていった方が面白いなとか、あるいはこちらとこちらを一緒に合わせるといいものができるんだろうなというようなことを、感覚をまず養いながら、そこで自主事業として、新たに違う事業として引き立てていくことが可能と思うのがひとつ。もうひとつは、やはり我々の方から、広場の可能性みたいなものを外にPRすることで、アプローチいただくような、何かルートは作りたいと考えている。そうすることによって、新しい事業は可能と考えている。
堺まちづくり株式会社
既存の事業をみていると、例えばマルシェについて、非常に集客力の良いマルシェと、本当にもう細々とやっておられるようなものもあるが、そのような中で、やっぱり堺の物産や堺の特色のあるものをマルシェで販売されると、非常に集客力が高い。特に堺市は大阪府の中で、農産物の出荷量の多いまちなので、例えば堺のJAと組むことによって、堺の農産品の情報発信と、販売など色々と今後もできるのではないかと思っている。我々の長い経験の中で養ってきた中で、民間がやっておられることを選択しながら今後の展開につなげていきたいと考えている。
松尾委員
資料においては、事業実績のところと、(5)②の施設の維持管理利用促進に関する業務実施計画のところ、イベントも大事だと思っている。合わせて提案していただいている憩いの空間のお話を興味深く聞かせていただいた。例えば市役所前広場の保健センター前で設置されるということだが、実績のところの写真だったり、なんとなく私のイメージだと、道路側で行っていることの方が多いような気がする。保健センター前で行ったのはこれまでの実績の中で、滞留というか、この広場で皆さんが普段休まれるような空間を保健センター前に設定した方がいいなどのご経験に基づくところがあるのであれば、是非ご説明いただきたい。
堺まちづくり株式会社
市役所前広場の保健センター前というのが、写真を載せているとおり、植栽のところに石のベンチを作っているが残念ながらそこに座られる方が非常に少ない。一方で資料には載せていないが、合同庁舎前の石ベンチには割と座っておられる。なぜかと思ったら、このベンチのところの前に傾斜がかなりあった。約4度ある。それがちょっと視角的にも、若干安定感がないと想定されたので、あえてここにちょっと安定感を持たせるような、水平になるようなテーブルなどを置いて安心感を持たせて、そこをメインにして休息をしてもらおうというのが狙いである。あわせて、この憩いの空間のイベントに関しては、そことプラスして前の道路側のところをあわせた全体でやっていきたいと考える。実際はやはり今までは道路側をよく使っているが、保健センター前に憩いの場所というイメージアップをしたい、と考えている。
松尾委員
イベントだけではないと。特に平日などあまりイベントがない時の、その憩いの空間としての豊かさみたいなのもあったらいいかと思う。これまでのご経験をベースに、そのような提案だというところを理解した。
委員長
人員配置について、本部のところで、代表取締役以下、事務局長、総務課長、スタッフ2名の合計5名という形でご説明いただいているが、その下の表では、常勤対応4人で計4人というになっているのは、スタッフの数が変動があったのか。
堺まちづくり株式会社
代表取締役は役員のため、社員の中に入れていない。
委員長
承知した。では、現実には、現在も他の管理のお仕事などもあって、あるいはこの広場の受付デスクの仕事などもあって、この5名の皆様で対応されているということか。
堺まちづくり株式会社
おっしゃるとおり。
委員長
この業務は今のところは余裕を持ってされているのか。業務量が増えた場合はどうか。
堺まちづくり株式会社
5名の小さな会社ではあるが、みんなで力を合わせてやっている会社である。今後もし業務量が増えたとしても、対応できるのではないかと考えている。
委員長
他に質問はないか。それでは、堺まちづくり株式会社の質疑応答を終了する。
事務局
それでは、退室をお願いする。選定結果については、10月下旬頃に文書でお知らせする。
堺まちづくり株式会社
<退室>
委員長
意見交換
プレゼンテーション、質疑応答をふまえ、意見交換を行う。
山本委員
今回の指定管理者候補者選定においては、やっぱりまちの賑わい、この広場の賑わい、そこに人が交流し、ここから何か新しいものを生み出していく、活力あるようなものを生み出していくという観点となる。
林委員
堺市に確認したい。還付金の話は特に問題ないということでよろしいか。還付をしない、キャンセル料がかかるということ自体は。
所管課
指定管理者が直接料金を収受するという今回の利用料金制度を行うにあたっては、指定管理者等から提案していただいて、市と協議して基準を決めて、そこで協議が整えば、他の施設であるように、例えば何ヶ月、この日以降は半額とか、額に差を設けていることもあるので、提案していただいているような形の分で還付することは可能かと思う。
林委員
キャンセル料を受け取ることは一般に、社会通念上多分大丈夫だと思う。一般的に雑収入としたり、営業収入にあげるということは可能だと思う。あとは、市の方からどのように取り扱ってくださいっていうような言い方をされる方がいいかと思う。取り扱いについてちょっと検討されてはと思った。
山本委員
林先生がおっしゃるのは、売上に計上してはどうかということか。
林委員
おっしゃるとおり。
所管課
市民交流広場の管理は、条例と規則に基づいて行っており、規則で収入の仕方とか、還付の方法を定めている。ただ規則は、市が直接行う場合は、当然規則に従って行うが、指定管理者はそれに縛られることはないので、市と協議して考える。
林委員
そのあたりは協議していただければと思う。
委員長
他に意見等はないか。
では、皆さんご理解いただけたということでよろしいか。
委員長
採点
それでは、書類審査、面接審査の内容を踏まえ、採点をお願いする。
<採点>
<事務局が選定審査表を回収>
<事務局から集計結果を委員長へ配付>
案件3 堺市市民交流広場の指定管理者候補者の選定結果について
委員長
選定結果
案件3「堺市市民交流広場の指定管理者候補者の選定結果について」に入る。
総合計得点が最上位かつ満点の60%を満たしたものを指定管理者候補者として選定することとなっている。それでは当合計得点を高いものから順に読み上げる。
第1位 堺まちづくり株式会社 総合計得点346点
第2位 株式会社第一住建 総合計得点283点
第1位の堺まちづくり株式会社の総合計得点は、満点の60%以上に達しているため、堺市市民交流広場の指定管理者候補者として選定する。また、総合計得点が2位の団体を次点候補者とする予定であったが、第2位の株式会社第一住建の総合計得点は、満点の60%未満のため、次点候補者は適格者がないものとする。
閉会
委員長
以上で、令和6年度第4回堺市建築都市局指定管理者候補者選定委員会を閉会する。
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