令和元年度第1回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会会議録

令和元年度第1回文化観光局指定管理者候補者選定委員会を開催する。
本市では、指定管理者制度の運用を「指定管理者制度活用のためのガイドライン」に基づき行うため、その内容について説明。
(1)選定委員会の委員は原則、外部委員とする。
(2)全庁的に統一した会議運営を確保するため、委員長は総務局の職員とする。
(3)委員長は議決や審査・採点に参加せず、議事進行及びその調整に専念する。
(4)本会議は公開とし、傍聴可能とする。

委員長及び委員紹介

定足数報告
出席者5人、欠席者なし。委員会開催に必要な定足数を満たしている。

配付資料の確認

本日の審議案件
(1）指定管理者候補者の選定に係る募集要項及び申請要項について
(2）指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について

委員長代理指名
堺市指定管理者候補者選定委員会規則第3条第3項により、委員長があらかじめ指名する委員長の職務を代理する者として永田委員を指名。

会議の公開等
堺市指定管理者候補者選定委員会規則第7条第1項により、本会議は公開とする。次回以降の会議（書類審査・面接審査）については、堺市情報公開条例第7条第5号に該当するため非公開とする。

施設概要
次に、審議に入る前に所管課から、施設概要について説明をお願いする。

所管課（説明）
施設の概要について

説明について、質問はあるか。

次の指定管理期間中に建て替え予定はあるか。

予定はない。

他に質問はないか。

＜質問なし＞

案件審議
第1回文化観光局指定管理者候補者選定委員会の案件の審議に入る。
指定管理者選定に係る募集要項及び申請要項について説明をお願いする。

所管課（説明）
指定管理者選定に係る募集要項及び申請要項について（資料1－1～4）
1　施設設置目的
2　事業内容に関する事項
3　募集に関する事項
4　提出書類に関する事項
5　選定及び指定に関する事項
堺市原池公園野球場の指定管理者選定（非公募）について（資料1－5）

説明について、質問はあるか。

自主事業の第三者委託は可能か。

可能である。

自主事業の利用料とは何か。

指定管理者自らが支払う自主事業の実施に必要な施設利用料のことである。

ニュースポーツ用具の貸出業務は無料で行っているものか、また施設によって用具の種類や在庫が異なっているのはなぜか。

無料で行っている。措置される予算の範囲内で最低限を揃えており、必要に応じて施設間で貸し借りを行うことで利用者のニーズは満たしている。

満足度の指標について、過去の資料や目標を90％以上とする根拠はあるか。

過去の資料はあるが指定管理者によって満足度の採り方にばらつきがあるため、今回は接遇面として施設職員の対応に絞った指標での目標としている。
経験則から90％以上という目標は決して高すぎないと認識している。

選定における評価の難しさと、業務完了時の比較やモニタリングの観点から共通の項目や実施方法を設ける方がよいのではないか。

今回選定の施設以外にも5つの施設を所管しており、指標を接遇面に限った際の項目の違いを比較する意味合いもある。また、指定管理者によっては会社独自のアンケート様式が確立されているため、統一は難しいかもしれないが近付けるような調整であれば可能。

他に質問はないか。

＜質問なし＞

指定管理者選定に係る募集要項及び申請要項について承認することに異議はないか。

＜異議なし＞

異議なしと認め、本案は原案のとおり承認する。
それでは、続いて指定管理者選定基準及び選定審査方法について説明をお願いする。

所管課（説明）
選定審査方法について（資料2－1）
面接審査について（資料2－2）
選定基準（審査表）（資料3－1～4）

説明について、質問はあるか。

利用率についての審査基準は何か。

目標達成の方策を示す資料を求めている。

利用率だけでなく、利用者数の指標も有用ではないか。

これまで利用者数を指標にしていたが、外部モニタリングからは利用率も求められており今回は利用率を採用した経緯がある。

自主事業（1）については、提案が無い場合も包括的に採点を行うのか。

貴見のとおり。

他に質問はないか。

＜質問なし＞

様式4－17のうち、利用率の記述の無いものについては訂正を求める
それ以外の部分については、原案のとおり選定基準及び選定審査方法について承認することに異議はないか。

＜異議なし＞

異議なしと認め、本案は一部修正の上承認する。
本日の案件の審議及び報告事項は全て終了した。
本日の結果については、事務局から堺市へ書面で報告をお願いする。
以上で閉会する。