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令和2年度第2回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会会議録

更新日:2022年7月20日

開催日時 令和2年10月7日(水曜日)午後1時00分開会午後3時00分閉会
会場 堺市民芸術文化ホール 3 階 文化交流室 A・B
出席委員

委 員 長   戸奈 章(総務局行政部行政経営課総括参事役(指定管理担当)
委  員  徳山 友 (大阪体育大学准教授)
委  員  永田 守 (弁護士)
委  員  西村 智子 (公認会計士)
委  員  和田 由佳子 (立命館 大学 講師)

欠席委員  
事務局

丸澤 廣芳(観光企画課長)
高瀬 篤久(スポーツ施設課長補佐) 外

案件名

(1)堺市立初芝体育館等の指定管理者候補者選定に係る書類審査について
(2) 堺市立初芝体育館等の指定管理者候補者選定に係る面接審査について
(3) 堺市立初芝体育館等の指定管理者候補者の選定結果について

会議資料

会議次第(PDF:163KB)
選定審査方法(PDF:148KB)
審査表(PDF:200KB)

開会

事務局

令和2年度第2回堺市文化観光局指定管理者候補者選定委員会を開催する。

定足数報告

事務局

出席者5人、欠席者なし。委員会開催に必要な定足数を満たしている。

応募団体との関係の有無の確認

事務局

応募団体と関係のある委員はいないことを確認した。

応募団体からの接触の有無の確認

事務局

応募団体から委員長、委員及び市職員に対して、本件応募について、自己の有利となる目的のために、接触等の働きかけがないことを確認した。

本日の審議案件

本日の会議では、案件1「堺市立初芝体育館等の指定管理者候補者選定に係る書類審査について」、案件2「堺市立初芝体育館等の指定管理者候補者選定に係る面接審査について」、案件3「堺市立初芝体育館等の指定管理者候補者の選定結果について」を審議することを確認した。

案件1

委員長

それでは、案件1「堺市立初芝体育館等の指定管理者候補者選定に係る書類審査について」に関し、応募団体から提出のあった応募書類の確認結果及び企画提案書等の概要について、所管課から説明をお願いする。

所管課

応募団体は応募に必要な条件を満たしていることを報告。
企画提案書の概要について説明。

委員長

所管課から説明のあった件について、質問、意見等はあるか。

委員

テニスコートの照明設置とテニスコート横スペースの臨時駐車場利用は、条例・規則改正の必要があるのでは。

所管課

照明設置した場合、利用区分変更の規則改正の必要がある。改正は可能。
臨時駐車場利用については、既存の駐車場があり、その拡張になるので改正不要。

委員

テニスコートの照明設置の工期はどのくらいか。収入や事業計画の進捗に影響があるのではないか。

委員

施工方法により短縮可能であり、事業計画の進捗に影響するほどではないかと考える。

委員長

事務局から採点に当たっての注意事項の説明をお願いする。

事務局

採点に当たっての注意事項を説明。

案件2

委員長

それでは、案件2「堺市立初芝体育館等の指定管理者候補者選定に係る面接審査について」に関し、事務局に進行管理をお願いする。

事務局

面接審査の進め方について説明。

事務局

それでは、A団体に入室してもらう。

事務局

面接審査の進め方について説明。
それでは応募書類に基づきプレゼンテーションをお願いする。

応募団体

プレゼンテーション(10分)

委員長

それでは、各委員から質問をお願いする。

徳山委員

トレーニング室の月額固定料金化については、利用者ニーズがあるのか。それはどのように調査したのか。安くなるわけではないように思うが。

応募団体

アンケートで意見があったので、今回提案したもの。1カ月あたり17、18回の利用でメリットが出るよう設定しているが、ご意見の意図は来館の都度料金を支払うのが煩わしいということのようである。この意見はコロナ禍における接触の回避のためにも提案に取り入れた。

徳山委員

野球場について、週末の稼働率は高いため利用率の向上は平日がポイントになってくると思うが、具体的な対策はあるか。

応募団体

今年度開設した原池公園野球場を野球の決勝会場とし、その予選リーグとして初芝野球場や白鷺野球場を活用するような大会を開催したい。また、夏休みなどの長期休暇時に、トライアウトイベントなどを実施し、平日の稼働率を上げていきたいと考えている。現状でもアーチェリーやソフトボールなどでの利用を行っており、このような教室を増やすことで野球場の利用率を向上したいと考えている。

徳山委員

白鷺公園野球場等のメンテナンスの強化について、具体的な説明を。

応募団体

本社のグラウンド維持管理の専門社員を現場に派遣し、そのスキルを現場のスタッフにマスターさせることで、コンスタントな維持管理を行いたいと考えている。

永田委員

野球場等のメンテナンスについて、整備の時間及び頻度を増やして改善とされているが、具体的にはどのように実施されるのか。

応募団体

定期的に巡回する日を増やしつつ、状況に応じて対応する予定。利用者に支障をきたさないよう対応するのが肝要と考えている。

和田委員

月額固定料金制のニーズがどのくらいあるのかお示しいただきたい。また、金額を4,000円と設定した根拠があればお示しいただきたい。

応募団体

利用者のうち何%が月額制を望んでいるのかまでは検証できていない。コロナ禍のこともあり1つの対応策として行いたいと考えている。

和田委員

市内唯一の弓道場として競技振興していくとのことだが、具体案をお示しいただきたい。

応募団体

堺市弓道協会と連携しながら様々な活動を行っていきたいと考え、提案として盛り込んだ。

徳山委員

国でも武道ツーリズムなど武道に力を入れているので、これを契機に具体案を可視化していただきたい。

永田委員

月額固定料金制とコロナウイルス感染症対策はどのように関係があるのか。

応募団体

利用の都度支払う場合は、登録証の預かりや金銭の授受で手渡しが発生する。券売機も感染リスクを考える方が多い。

徳山委員

この施設を利用したことのない方たちへのアプローチはどう考えているか。

応募団体

長期的には取り組んでいきたいと考えているが、コロナ禍において未利用者にスポットを当てて利用者増加を図るのは困難。子どものスクールを新規で立ち上げることにより保護者にも足を運んでいただき、その子どもたちの成長に合わせて小・中学校、さらには大人向けの教室ができる、といった末永く使っていただけることを考えている。延べ人数でのカウントになるが、あらゆる方の利用増を図るのは困難。

徳山委員

公の施設ということを鑑み、どういう方々が未利用者であるかを把握し、そのうえでアプローチを工夫していただきたい。

事務局

それでは、退室をお願いする。

委員長

プレゼンテーション及び質疑応答について、意見交換を行う。ご意見等あるか。

徳山委員

月額固定料金については、和田委員が尋ねられたようにデータでニーズなどを示せるべきだと思うが、それがなく残念だった。

永田委員

コロナ禍の中でどのようにして利用者を増やすかというのは重要なテーマだと思うが、具体的な案が見えないのは残念だったように思う。

和田委員

職員配置については不足なく、また新しい提案もあるので問題ないと思うが、弓道の競技振興など、市に貢献できるという点をもっと聞きたかった。

永田委員

野球場のメンテナンスの件で巡回を強化するという回答だったが、内容が具体的でなく、受動的な対応という印象をうけた。

事務局

それでは、B団体に入室してもらう。

応募団体

プレゼンテーション(10分)

委員長

それでは、各委員から質問をお願いする。

徳山委員

テニスコートの照明設置について、利用率はどの程度向上すると想定しているか。

応募団体

夜間照明を持っている他の施設を参考に考えると、現状75%の稼働率に対して80%を目指せると考えている。

徳山委員

同照明設置にかかるスケジュールは。

応募団体

3カ月以内の施工で考えており、夏前には設置できるようにしたい。

永田委員

同照明設置にかかる資金はどのように考えているか。自主事業の中で賄うという解釈で間違いないか。

応募団体

テニス教室の売り上げの中から支払っていく想定であり、自主事業で賄うことで間違いない。

永田委員

指定管理期間終了後の当該照明の所有についてはどうなるのか。

応募団体

リースか分割払いで設置を行い、最終的には市に所有権譲渡するつもり。

和田委員

指定管理開始直後はまだテニスコートに照明がないはずだが、利用料金の見込みが照明設置されて以降も変わらないように見受けられる。照明設置後の収入をどのように見込んでいるのか。

応募団体

工事中もテニスコートを使用できない状況にすることはないので、利用料金収入が大きく変わることはないと考えている。自主事業の中で賄うつもりなので、テニスコートにかかる収入で万が一不足が生じたとしても、他の教室などの自主事業の収入で賄う。

和田委員

従事者の中にアルバイトの割合も多いが、その中で日々の安全安心の確保に対する具体的な考えを伺いたい。

応募団体

心肺蘇生法やAEDの使用については、アルバイト等も含め全員実施できるよう研修を行っており、施設の責任者がそれを確認している。また、社員についても定期的に研修を受けている。資格を持っていなくてもスタッフ全員がそういったことを行える体制を取っていく。

和田委員

スポーツの実施率を上昇させるため、それをどのように地域の方々にプロモーションしていくか、具体的な案があればお伺いしたい。

応募団体

これまでの経験を活かし、ホームぺージ、市の広報誌、折込広告、近隣へのチラシ配布などでプロモーションしたい。また、施設内での対応が良ければ口コミでも広まっていくと考えている。

西村委員

経費節減について、常駐警備員を置かないというのは、スタッフが警備員を兼ねるためということか。夜間はスタッフがいないため無人となると思うが。

応募団体

現在も夜間は無人である。他施設において、以前は警備員を常駐させていたが、その後我々が管理するようになり、常駐警備を置かずに管理運営した実績がある。体育館スタッフが巡回すれば危険行為をした方には声かけをしたり警察を呼ぶなどの対応もできるし、施設の破損等についてもすぐ対応できるという意味でも、スタッフが巡回した方がより安全に寄与できると認識している。

委員長

以上で応募団体に対する質疑応答を終了する。

(応募団体退出)

委員長

プレゼンテーション、質疑応答等を踏まえて意見交換を行う。
意見等はないか。

永田委員

照明の設置について、リースアップ後は市に照明を移管するというスキームは、市のメリットになるか。

施設所管課

照明は10年から15年、LEDであればもっと長く使用できると考えられるため、照度の設定等が不明ではあるが、市にとってメリットはある。

和田委員

照明設置は指定管理において目玉となり得るのか。また、提案がなかったとしても指定管理期間の中で協議して実施してもらうということは考えにくいのか。

施設所管課

提案がなかったとしても、必要な機能が求められれば市が設置することは可能であるが、今の市の財政状況から考えると現実的には市が設置するのは難しい。

永田委員

一般的には、提案内容を基本協定として締結すると、協定にないことは強いることができない。このためこの場で言っていることは協定の内容を一種拘束するので、提案があるというのは1つの要素となると考えられる。

委員長

では、採点をお願いする。

案件3

委員長

それでは、案件3「堺市立初芝体育館等の指定管理者候補者の選定結果について、集計結果を発表する。
当委員会では、総合計得点が最上位のものを指定管理者候補者として選定することとなっている。各団体の最終得点を最も高いものから順に読み上げる。
総合計得点 1位 A団体:294点
      2位 B団体:286点
総合得点が満点の60%以上に達しているため、A団体を堺市立初芝体育館等の指定管理者候補者として選定する。
以上で、本日の案件の審議は全て終了した。
なお、本日の選定結果については、事務局から堺市へ書面で報告をお願いする。

閉会

委員長

以上で本委員会を終了する。

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文化観光局 観光部 観光企画課

電話番号:072-228-7493

ファクス:072-228-7342

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