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令和6年度第2回堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会会議録

更新日:2024年10月10日

開催日時 令和6年7月18日(木曜) 15時30分開会 16時40分閉会
会場 堺市教育文化センター
出席委員

委 員 長  岩本 洋子(岩本法律事務所 弁護士)
委  員  林 紀美代(林紀美代公認会計士事務所 公認会計士)
委  員  今西 幸蔵(高野山大学文学部 教育学科 学科主任兼特任教授)
委  員  小山 久子(大阪芸術大学 初等芸術教育学科 特任教授)

(委員長、職務代理者、以下五十音順)

欠席委員 なし
事務局 総務部総務課 課長  西尾 朋章 外
所管課 教育センター企画相談課 課長  山﨑 千春 外
傍聴人数 0人
案件名

1 堺市教育文化センターの指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について

2 堺市教育文化センターの指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について
会議資料

会議次第(PDF:66KB)
委員名簿(PDF:83KB)
座席表(PDF:103KB)
選定審査方法について(PDF:217KB)
選定基準(PDF:251KB)
募集要項等一式(ファイル:10,140KB)


開会

事務局

 令和6年度第2回堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会を開会する。

委員長及び委員紹介

 岩本委員長、今西委員、小山委員、林委員の順で紹介した。

定足数の確認

 出席者4人、欠席者0人で、会議の開催に必要な定足数を満たしていることを確認した。

配布資料の確認

 配布資料一覧により、「会議次第」、「委員名簿」、「座席表」、「堺市教育文化センター指定管理者募集要項等一式」、「選定審査方法について」を確認した。

本日の予定の確認

 本日の会議では、案件1「堺市教育文化センターの指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について」、案件2「堺市教育文化センターの指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について」を審議することを確認した。
 なお、会議については、すべて会議録を作成し、非公開部分を除き、後日、堺市ホームページで公開する。

(議事の進行役が委員長に移る)

委員長

職務代理者の確認

 委員長の職務代理者は、堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会規則第2条第3項の規定に基づき、長があらかじめ指名することとなっているため、令和6年度第1回堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会にて林委員を指名していることを確認した。

会議の公開等

 堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会規則第6条第1項の規定に基づき、会議は公開となっているが、堺市情報公開条例第7条各号に掲げる情報を審議するときは、非公開とすることができる。
 指定管理者を選定するための次回以降の会議については、同条例第7条第5号に規定する審議、検討又は協議に関する情報を審議するときに該当するため非公開とする。

案件審議

 これから案件の審議に入る。
 まず、案件1「堺市教育文化センターの指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について」について、施設所管課から施設概要の説明を受けた後、審議いただく。
 それでは、施設概要について、説明をお願いする。

施設所管課

施設概要の説明

 施設概要について説明した。

委員長

 説明について、質問はあるか。

委員長

 指定管理対象区域としては、図書館、マルチスペースは除くということか。

施設所管課

 マルチスペースは今回から指定管理対象区域から除く。図書館は直営施設なので指定管理対象区域外だが、堺市教育文化センターの敷地内なので維持管理を指定管理者が一体的に行い、かかった費用については、指定管理料とは別に直営施設等負担金として指定管理者に支払いを行う。

小山委員

 図書館の掃除は一体的な維持管理の対象か。

施設所管課

 清掃、警備、保守点検などが一体的な維持管理の業務になる。

委員長

 駐車場は無料か。

施設所管課

 最初の30分が無料、以降30分につき100円。

委員長

 駐車場利用料金は、指定管理者の収入としてよいか。

施設所管課

 よい。

委員長

 募集要項等についての審議に移る。説明をお願いする。

施設所管課

募集要項等の説明

 募集要項等について説明した。

委員長

 説明について、質問や意見はあるか。

委員長

 「市として求める目標・水準等」のプラネタリウムの学習投影における「堺市立小学校参加率」は、なぜ小学校に限定しているのか。

施設所管課

 小学校の学習指導要領解説には、プラネタリウムを活用した授業の展開について触れられている。このため、教育センターと指定管理者で連携し、小学校で天体を学ぶ際、学校で授業を行った後、プラネタリウムを活用した授業を行って理解を深めるという教職員研修プログラムを作成し、実施している。まずは1校でも多くの小学校でプラネタリウムを活用した授業を行ってもらい、その後、個人ではプラネタリウムのリピーターとなって家族で来ていただく、学校としては中学校でも授業にプラネタリウムを活用していくということを進めていきたい。

小山委員

 小学校は何年生を対象としているか。

施設所管課

 3・4・6年生で、この学年は学習指導要領で天体について学ぶ時期となっている。こども園、保育園の利用も多く、平日の午前中は小学校、こども園、保育園、幼稚園の学習投影の予約でほぼ埋まっている。中学校では3年生で天体の動きを学習するので、今後、中学校でのプラネタリウムの活用をPRしていかないといけないと思っている。

小山委員

 それであれば、中学校における活用率も目標に掲げておかないといけないのではないか。

施設所管課

 まずは小学校の参加を促したい。目標70%としているが、全小学校に来てもらいたい。そして中学校での活用に繋げていきたい。また、中学生や高校生にも来てもらえるようPRに取り組みたい。

今西委員

 「市として求める目標・水準等」の施設稼働率70%というのはかなり厳しい。コロナが終焉しつつあるとはいえ全国的にまだ戻っていない中で、令和5年度実績が56%ということなら70%は厳しいのではないか。

施設所管課

 稼働率に関しては、堺市の他の文化会館も全て70%という目標を掲げている。市として一律の目標であるが、目標を置いたからには稼働率を上げていくよう取り組んでいく。クッキングルームなど、低い稼働率のところを伸ばしていくことで稼働率を上げていきたい。

小山委員

 稼働率を上げていくことは市として義務であり、それは正当な事ではあるが、プラネタリウムはどんどん古くなっていき、機械に合うプログラムも限界が来る。その中で本当に稼働率がそこまで上げられるのか。プラネタリウムはプレッシャーになる部分である。市としてそこはどのように考えているのか。

施設所管課

 プラネタリウムでは、文化館と連携してミュシャのプログラムを作成し放映したりしているが、広報が十分でない。教育委員会が文化観光局に広報のノウハウを聞いて指定管理者に情報提供してPRを強化する。また、現在、中区では、深井駅前周辺の整備事業が動き出している。堺市教育文化センターは中区の深井駅周辺、百舌鳥古墳群のエリア、毛穴の和晒といった伝統産業のエリアの中心の位置にある。今後、中区役所とも連携して、中区の情報を教育委員会が指定管理者に情報提供し、新たなイベントの開催等により集客に繋げたい。指定管理者にだけ要求するのではなく我々教育委員会も情報収集やアイデア出しをしていかないといけないと思っている。

小山委員

 利用者満足度について、コロナ禍での数値が高い。来館人数が少ない時の満足度と、平常時の満足度とを並べて比較してよいのか。

施設所管課

 アンケート調査は1年度間の中の2カ月間に集中して実施している。令和2年度と令和3年度は来館者自体が少ないのでアンケート回答自体が少ないと考えられる。ただ、どの時点でも総じて満足度は高い。

林委員

 「市として求める目標・水準等」の目標を下回った場合、評価は下がるのか。

施設所管課

 目標を下回ったから即、評価が下がるとか、指定管理料が減額になるといったことはないが、指定管理者と対策について協議を行う。

林委員

 「自主事業⓶」記載の事業の現状の実施回数はどれくらいか。

施設所管課

 ホールで行う公演事業は、年に1・2回行っている。貸出施設活用事業の科学教育講座は約25回行っている。長期講座、短期講座、1日体験講座は、講座ごとに異なるが、だいたい目標よりも多い回数を行っている。

林委員

 参加型公演を増やすのは厳しいのか。

施設所管課

 例えば、体験講座でやったことを発表する場として実施できるので、指定管理者と教育委員会とで知恵を絞っていく。

林委員

 みはら歴史博物館は、もっと回数が多かったが、ホールの使い方の違いによるものか。

施設所管課

 実施回数は実績を鑑みて設定している。

林委員

 ホールは座席が800席のうち70%が埋まるイメージか。実績はどうか。

施設所管課

 ホールそのものの稼働率は50%だが、席の埋まり具合は利用ごとに異なっている。バレエの発表会などでは、ホールにかなり人が入っている。

林委員

 指定管理者が年1回、自主事業を行う際に、800席のうち70%は人が入ってほしいというような目標はあるのか。

施設所管課

 明確には求めてはいない。賑わいという意味では50%以上は人が入ってほしいという思いはあり、それを見込んだイベントの企画を行っている。令和5年度は2回の公演を実施し、770人の利用があったので、1回あたり約50%の人が入っている状況。

委員長

 堺市教育文化センターの指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について、承認することに異議はないか。

各委員

 異議なし

委員長

 異議なしと認め、本件は原案のとおり承認する。

委員長

 次に、案件2「堺市教育文化センターの指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について」について、事務局から説明を受けた後、審議いただく。
 それでは、選定審査方法について、説明をお願いする。

選定審査方法の説明

施設所管課

 選定審査方法について説明した。

委員長

 説明について、質問や意見はあるか。

林委員

 前回の5年前の配点の基準と今回の配点の基準が異なっているが、どういった市の意向があるのか。

施設所管課

 まず、「施設の適正な管理運営実績」の減点部分は、不祥事案の適正な報告を求めるものである。事案の重大性や影響度を踏まえて、指定管理料の減額措置、選定審査における減点措置を講じていくということが市全体として令和4年9月に決まり、新設したもの。

林委員

 「(2)事業計画を確実かつ安定的に実施するに足りる経理的基礎その他の経営に関する能力を有すること」「(3)利用者の意思及び人権を尊重し、常にその立場に立ったサービスが提供できること」の点数を上げて、他の要件の点数を下げていることについて、どういった市の意向があるのか。

施設所管課

 (2)について、継続的に市民の方にサービスを提供していくため、財政的な理由で指定管理者が途中撤退するというリスクは避けたい。このことから経営に関する能力、財政基盤は重要視している。(3)について、人権、多様性という観点は市として重視していることもあり指定管理者にも求めていきたい。これらの理由から点数を上げ、全体のバランスを見て他の要件の点数を調整した。

林委員

 面接審査の意見交換は、全団体のプレゼンテーションが全て終わってからまとめて行うのか。

施設所管課

 団体ごとにプレゼンテーション15分、質疑応答30分を終えてから、全体を通して意見交換を行う。

委員長

 堺市教育文化センターの指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について、承認することに異議はないか。

各委員

 異議なし

委員長

 異議なしと認め、本案は原案のとおり承認する。
 本日の案件の審議は全て終了した。

閉会

委員長

 以上で、令和6年度第2回堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会を閉会する。

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教育委員会事務局 総務部 総務課

電話番号:072-228-7435

ファクス:072-228-7890

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