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令和6年度第1回堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会会議録

更新日:2024年10月10日

開催日時 令和6年7月17日(水曜) 15時30分開会 16時30分閉会
会場 堺市博物館 ホール
出席委員

委 員 長  岩本 洋子(岩本法律事務所 弁護士)

委  員  林 紀美代(林紀美代公認会計士事務所 公認会計士)
委  員  大澤 研一(大阪歴史博物館 館長)
委  員  福田 英人(藤井寺市教育委員会事務局文化財保護課 文化財調査員)

(委員長、職務代理者、以下五十音順)

欠席委員 なし
事務局 教育委員会事務局総務部総務課 課長  西尾 朋章 外
所管課 文化観光局歴史遺産活用部博物館学芸課 参事  高瀬 篤久 外
傍聴人数 0人
案件名

1 堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について

2 堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について
会議資料

会議次第(PDF:67KB)
委員名簿(PDF:84KB)
座席表(PDF:111KB)
募集要項の概要(PDF:227KB)
選定審査方法について(PDF:186KB)
選定基準(PDF:219KB)
募集要項等一式(ファイル:7,850KB)


開会

事務局

 令和6年度第1回堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会を開会する。
 委員長が選出されるまでの間は、事務局長が会議を進行する。

定足数の確認

 出席者4人、欠席者0人で、会議の開催に必要な定足数を満たしていることを確認した。

委員紹介

 岩本委員、大澤委員、林委員、福田委員の順で紹介した。

委員長の選出

 委員の互選により、岩本委員を委員長に選出した。

資料の確認

 資料一覧により、「会議次第」、「委員名簿」、「座席表」、「募集要項の概要」、「堺市立みはら歴史博物館指定管理者募集要項等」、「選定審査方法について」を確認した。

本日の予定の確認

 本日の会議では、案件1「堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について」、案件2「堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について」を審議することを確認した。
 なお、会議については、すべて会議録を作成し、非公開部分を除き、後日、堺市ホームページで公開する。

(議事の進行役が委員長に移る)

委員長

委員長の職務代理者の指名

 委員長の職務代理者は、堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会規則第2条第3項の規定に基づき、委員長があらかじめ指名することとなっているため、林委員を指名する。

会議の公開等

 堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会規則第6条第1項の規定に基づき、会議は公開となっているが、堺市情報公開条例第7条各号に掲げる情報を審議するときは、非公開とすることができる。
 指定管理者を選定するための次回以降の会議については、同条例第7条第5号に規定する審議、検討又は協議に関する情報を審議するときに該当するため非公開とする。

案件審議

 これから案件の審議に入る。 
 まず、案件1「堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について」について、施設所管課から施設概要の説明を受けた後、審議いただく。
 それでは、施設概要について、説明をお願いする。

施設所管課

施設概要の説明

 施設概要について説明した。

委員長

 説明について、質問はあるか。

委員長

 現指定期間では、指定管理区域内に喫茶店は無かったか。

施設所管課

 現在、カフェテリアスペースは市直営の管理であり、民間事業者が使用許可を受け喫茶店を運営していたが、令和4年度に事業者が撤退した。今回は、指定管理区域に含め、活用したいと考えている。

福田委員

 駐車場も指定管理区域内ということでよろしいか。また、イベントを行う際は、駐車場も活用するのか。

施設所管課

 そのとおり。

委員長

 駐車場は何台停めることができるのか。

施設所管課

 40台の車を停めることができる。

林委員

 駐車場は有料か。

施設所管課

 駐車料金は無料。

林委員

 この5年間で大規模な修繕はあったか。

施設所管課

 修繕は日々行っている。大規模な修繕は行っていない。

林委員

 今後、大規模な修繕は予定しているか。

施設所管課

 現時点では、予定していない。

委員長

 大規模な修繕になると休館になると思うが、大規模な修繕を予定していないということは、この先5年間は開館できるという前提でよろしいか。

施設所管課

 はい。

福田委員

 展示ケース内の展示品の管理は直営か。

施設所管課

 展示ケース内の資料の管理は、市学芸員が行っている。日々の展示ケースの清掃や温湿度管理などは、指定管理業務に含めている。

大澤委員

 展示室の改修は、今まで一回も行っていないのか。

施設所管課

 小規模な修繕のみ行っている。

委員長

 展示室においても、この先5年で大規模な修繕は考えていないのか。

施設所管課

 現時点では、考えていない。

委員長

 他に質問はないか。
 募集要項等についての審議に移る。説明をお願いする。

施設所管課

募集要項等の説明

 募集要項等について説明した。

委員長

 説明について、質問や意見はあるか。

委員長

 入館料に消費税は入っているか。

施設所管課

 入館料は一般で200円、団体で160円であり、その中に消費税が入っている。

林委員

 現指定管理者はインボイス制度の適格請求書発行事業者だが、今度指定管理者となる団体が適格請求書発行事業者でなければ登録してもらうということか。

施設所管課

 はい。利用者から適格請求書の求めがあった際に発行できる状況にするために、適格請求書発行事業者であることが必要である。

委員長

 グループで応募する際も、全てのグループ構成員が適格請求書発行事業者として登録を行うことが必要か。

施設所管課

 はい。全てのグループ構成員が登録を行うことが必要である。

大澤委員

 モニタリングについて、第三者の評価というのは、市が評価機関に頼むのか。

施設所管課

 まず市の所管課がモニタリングを行い、外部の有識者の方からも評価していただいている。

大澤委員

 公営施設全てに渡っての評価になるのか。

施設所管課

 はい。

福田委員

 指定管理者が独自に第三者の評価委員会を作らなければならないわけではないということか。

施設所管課

 はい。

大澤委員

 募集要項に記載している、美原や南河内の魅力発信について、南河内というのは結構広いエリアだが、展示などの資料は旧美原町時代のものを引き継いでいるイメージか。

施設所管課

 エリア的にも展示内容も南河内が特徴の施設なので、そういったところの地域も対象にして発信するというとらまえ方をしている。

大澤委員

 南河内だと結構な広いエリアを指すと思うが、積極的に活動を広めていくということか。

施設所管課

 他の自治体との連携についても、市がバックアップをしながら、一緒に取り組んで欲しいという考えを持っている。

林委員

 モニタリングの結果、指定管理者の自己評価について、現指定期間の中で評価が低いところはあるか。

施設所管課

 令和2年度、3年度はコロナの影響で目標の達成ができなかった項目もあったが、令和4年度、5年度はコロナ禍による自粛要請もなく、指定管理者も積極的に事業を実施いただいている。

委員長

 キャッシュレス決済は導入しているか。

施設所管課

 導入している。引き続きキャッシュレス決済ができるように募集要項で定めている。

福田委員

 海外の方も来られると思うが、例えば多言語の観点はどう考えているか。

施設所管課

 そういった視点は重要であるので、パネル等で多言語化を進めていきたいと考える。

林委員

 海外の方は来館しているか。

施設所管課

 指定管理者からは、海外の方は少ないと聞いている。

委員長

 堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者の公募に係る募集要項、業務仕様書等について、承認することに異議はないか。

各委員

 異議なし

委員長

 異議なしと認め、本件は原案のとおり承認する。
 次に、案件2「堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について」について、事務局から説明を受けた後、審議いただく。
 それでは、選定審査方法について、説明をお願いする。

選定基準及び選定審査方法の説明

施設所管課

 選定基準及び選定審査方法について説明した。

委員長

 説明について、質問や意見はあるか。

林委員

 指定管理者候補者選定基準の審査項目「施設の適正な管理運営実績」の欄でマイナスの項目があるが、1件につきマイナス3点なのか。2件だったらマイナス6点か。上限は無しか。

施設所管課

 配点のマイナス3点を上限として、不祥事案1件につき3点を減点する。

林委員

 面接審査の意見交換は、応募が何件かあると、その応募者ごとに行うのか。それとも応募者の面接が全て終わってから行うのか。

事務局長

 委員のみなさまはどちらが良いか、ご協議いただきたい。

委員長

 全ての応募者の面接を行ってからの方が検討しやすいのでは。

大澤委員

 応募者を比較する際に、まとめて検討する方がやりやすいと考える。

施設所管課

 では、全ての応募者の面接が終わってから意見交換をするという方法でお願いする。

大澤委員

 書類審査は、面接審査の前に行うのか。

施設所管課

 はい。応募団体の数によっては同一日に行い、多い場合は2日に分けて行うことを考えている。

林委員

 例えば5社応募があったとして、先に書類審査で3社に選定して、という方法ではないのか。

施設所管課

 総合評価方式で選定いただくため、全ての応募団体に、書類審査と面接審査を行うことを考えている。

委員長

 応募団体が、他施設の実績を書類に記載するのは良いか。

施設所管課

 企画提案書の中で実績として書いていただくことは差し支えない。

林委員

 指定管理者候補者選定基準の審査項目「施設の適正な管理運営実績」の欄でマイナス項目が追加されたのはどういう経緯があるのか。

施設所管課

 当該施設の現指定管理者が、管理業務において発生させた信用失墜行為等の事案に対し、減点するという考え方を取り入れるため、追加された。

大澤委員

 料金改定はこれまでしていないのか。

施設所管課

 料金改定はしていない。

林委員

 料金改定は考えていないのか。

施設所管課

 現時点では、考えていない。

福田委員

 各年度の事業や内容を見ていると、令和4年度、5年度は、体験学習が増えてきている。

施設所管課

 令和2年度、3年度はコロナ禍により臨時休館の期間があり、中止になった事業が多数あったが、令和4年度、5年度は事業が実施できるようになった。

福田委員

 地元密着型から、河内と和泉との連携にどんどん広がっていっている。そういう形をめざすスタイルにしているのか。

施設所管課

 さらに他施設との連携を求めることを仕様書に定めており、みはら歴史博物館のPRも含めた管理運営との相乗効果で、みはら歴史博物館の歴史・文化の発信や、M・Cホールなどの施設の活用の幅を広げていきたいと考えている。

福田委員

 美原区域は、地政学的にいうと、河内と和泉を結び、また、百舌鳥古墳群と古市古墳群を結ぶところであり、そういった位置付けで活動をされているのかと思う。それはやはり美原しかできないことだと感じている。

大澤委員

 美原というエリアは、百舌鳥古墳群と古市古墳群の間に挟まれて分かりにくいところがあり、注目度が高まりにくいという部分は正直ある。そこにどうやって目を向けるかということが大事だと考える。当該施設の売り出し方を指定管理者と市が連携しながら広めていかないといけないと思う。

委員長

 選定基準については、どう考えるか。

福田委員

 選定基準について、経費の削減率がさほど得点が高くないのが良い。これが高くなると応募者が少なくなる。

林委員

 今の指定管理料は赤字なのか。

施設所管課

 今は黒字。年度によっては赤字の時もあったが、現指定期間のほとんどの年において黒字となっている。

委員長

 堺市立みはら歴史博物館の指定管理者候補者の選定基準及び選定審査方法について、承認することに異議はないか。

各委員

 異議なし

委員長

 異議なしと認め、本案は原案のとおり承認する。
 本日の案件の審議は全て終了した。

閉会

委員長

 以上で、令和6年度第1回堺市教育委員会指定管理者候補者選定委員会を閉会する。

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