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4.自然環境と歴史文化の構造

更新日:2012年12月19日

 水、緑などの自然環境や歴史文化資源を活かして、うるおいと堺らしさのある魅力的な都市空間を形成するため、環境共生エリアと歴史文化エリア、環境系を設定します。

(1)環境共生エリア

 臨海部や河川などの水辺空間、南部丘陵に残された緑、良好な農地群などの自然環境資源を生かして、うるおいのある都市空間を創出する重点的な地域として、「環境共生エリア」を設定します。

海との共生エリア

 臨海新都心を「海との共生エリア」として、生態系を含む環境保全・創造をはかる人工干潟や市民が憩う水際空間、大規模緑地などの緑空間の整備をすすめます。

農との共生エリア

 内陸部と丘陵部の良好な農地群を「農との共生エリア」として、農地を保全・活用し、農と市民とのふれあいの機会づくりをすすめます。

緑との共生エリア

 南部丘陵を「緑との共生エリア」として、無秩序な土地利用の抑制に努めるとともに、水や緑などの自然環境資源を生かして、市民が自然とふれあい憩う場づくりをすすめます。

(2)歴史文化エリア

 歴史的な文化・伝統などの資源を活かして、堺らしさの感じられる都市空間を創出する重点的な地域として、「歴史文化エリア」を設定します。

環濠歴史都市エリア

 堺環濠都市遺跡及び堺旧港を含む地域を「環濠歴史都市エリア」として、また、大小路筋と大道筋を「環濠歴史都市シンボル軸」として、歴史文化資源や伝統産業などを活かして、文化的な空間づくりをすすめます。

百舌鳥野エリア

 百舌鳥古墳群地域を「百舌鳥野エリア」として、古墳の保存と活用をはかるとともに、自然環境資源としての特性を活かして、うるおいのある空間づくりをすすめます。

泉北丘陵エリア

 泉北ニュータウンから南部丘陵に及ぶ地域を「泉北丘陵エリア」として、歴史文化や自然環境資源を活かして、文化体験や自然とふれあえる場づくりをすすめます。

(3)環境系

 環境共生エリアや自然環境資源を結ぶ軸を「環境系」として設定します。環境系を基幹に、幹線道路や旧街道などを活用して、市域全体に及ぶ自然環境資源のネットワークを形成し、水、緑が豊かなうるおいのある都市空間を創出します。

自然環境と歴史文化の構造図の画像

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